ダブルバトル対戦記(2017年)

 あきゅう(@hikaribw2)です。2017年はガチで戦闘狂しており、私にとっての全盛期でした。画像はイメージ図です。ポケモン対戦したい気持ちが強すぎて、オフレポや構築記事を書く時間があったらとにかく対戦したいという気持ちが抑えきれない状態でした。自分の過去ツイを遡及して当時を回想し、記録としてこの記事に遺しています。

①2017/1/21 第21回やまポケオフ(wcs2017準拠アローラダブル)

ベスト4

第21回やまポケオフ 結果 - yamapoke755’s blog https://yamapoke755.hatenablog.com/entry/20170123/1485164328

当時の構築記事

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2017/01/21/211532

 アローラダブルのデビュー戦なので、ここからギア上げていく意気込みです。

 

②2017/2/11 グロリア中国予選(WCS2017)

ベスト8 ジメンZプテラ軸構築 https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2017/02/12/194053

 勝ちに行くポケモン対戦への熱意が強すぎて当時の私はメンブレしがちで、今読み返しても、もっと冷静にポケモン対戦すべきだったと反省しています。

 

2017/2/18 第31回がにゅーオフ(グロリア九州予選:WCS2017)

1勝5敗(予選落ち)

第31回がにゅーオフ結果 - がにゅログ https://ganyu-off.hatenablog.com/entry/20170223/1487852882

 前年グロリア本戦権利獲得し、その後も予選抜けていたこともあり、私はガチでがにゅーオフをなめていました・・・。敗因は私自身が大会直後に構築記事を公開して自ら手の内を明かした状態で、ほぼ同じ構築のまま次のオフ会に参加していたからです。

 当時Twitterで仲の良かったあしゅゆんさん(現在はポケモンから離れていると思われます。がにゅーオフで3位入賞した当時シニア勢のあしゅさん)から、「記事を見てたから全部分かった」って言われて、みんな本気で勝つ気で大会に臨んでいて、私は自分で自分の首を絞めていたことに初めて気づきました。要するに、中国予選の紫苑さんや九州予選のあしゅゆんさんにも私はナメられていたんだなって初めて教えてもらえて、そこから這い上がる闘争心を与えてくれたあしゅゆんさんには感謝しています。

 私はそこで簡単にドロップする人間ではないので、私がナメられているという現状を逆手にとり、逆に情報戦をしかけ、さらに魔境のグロリア関西予選に乗り込んでやるっていう気合いが湧いてきました。

 加えて、次がにゅーオフに参加するときは、絶対予選抜けしてやる、っていう意地みたいなものが湧いてきました。当時の私は感情を表に出しやすい人間だったので、熱くなりすぎるところは本当に反省しています。気持ちは心の中にとどめ、現在は対戦相手への気遣いを忘れない対応を心がけています。私はがにゅーオフ大好き人間なので、決してがにゅーオフに悪言を言っているわけではありません。むしろ、がにゅーオフがあることで私が強くなれたと感じています。

 

④2017/2/25 グロリア関西予選(せやなオープン:WCS2017)

ベスト16 イワZプテラ軸構築https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2017/02/26/010749

7ラウンド5勝以上全員抜け。

スイスドロー予選:〇〇〇✕〇〇✕(5‐2)

決勝T2回戦:ベテさんに負け(ベスト16)

 プテラのZを地面から岩に変えただけで、敢えてギミックがバレている自分だけオープンシート構築のつもりで挑み、相手から読まれることを前提としたプレイングを心がけて読み勝ちすればいいという気概で挑み、Zワザを打つタイミングをわざとずらして勝ちをもぎ取りました。

 私に負けた対戦相手1人から「それわかってたのに~」っていう言葉があり、読まれること前提の立ち回りに切り替える賢さって大切なんだなって学びました

 4Rのさしすさん戦は読まれてなかったけどプレイングがうますぎて切り返されて逆転負け。7RのDJさん、決勝T2回戦のベテさんには構築を見た瞬間に負けを悟るレベルだったので納得の敗戦です。グロリア権利かかった関西のガチ対戦オフでのベスト16は十分な戦果です。ポケセン観光!

 やれることはやったので、次はがにゅーオフの予選抜けですね。

 PJCS予選?なんのことかわからないですね()

 

⓹2017/3/4,5 ポケセン店舗対抗戦(ロコン絶対選出WCS2017)

(公式個人戦績14勝2敗)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2017/03/12/215103

 構築バレてもプレイングを絡めて勝てる自信があり、命中安定技が多いことはポケセン大会での安定した勝率維持にもつながるため、イワZプテラをそのまま持っていきました。ガチガチの対戦ではなくポケセンでゆるい感じで対戦を楽しむことって大切なんですよね。無理をして勝ちにいきすぎると身体を壊すため、切り替えは完璧でした。

 

⑥2017/3/18 福岡もつオフ(WCS2017,ローテ,もつ鍋)

ローテの部優勝構築+オフレポ https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2017/03/20/225749

 ダブルは構築バレてるから勝てないだろうなーって思いながら無事予選敗退。

 ダブル専のHNひかりと思わせて、実はオフ会デビューする以前から、HNあきゅうとして5世代、6世代の過去作でしっかりローテもしていました。誰にも見せていないローテの構築を使い、狙い通り優勝することができました。

 もつ鍋を楽しむ感じでゆるい感じでオフ会を楽しみました。無理をし過ぎるとよくないので。

 

⑦PJCS予選2017 メインロム 70勝30敗(爆死)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2017/05/07/175430

 戦績(267位)。せぱるさんが近い順位にいるし、このルールきつかったよねって慰め。5回の日程のうち3日程で高レートを取れば勝ちってルール。記念参加勢を狩りやすいA日程やB日程で1700取れなかった人は悲報みたいな雰囲気ありました。当時予選抜け枠は450人もなくて32人、50人、64人のどれだったかも忘却した。忘れ去りたいつらい戦績だったので。。。

 

PJCS予選2017 メレラキ(サブで使っていた闇の構築) 58勝28敗https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2017/04/27/005825

 メインロムの正攻法で無理だった場合、誰も予想しない奇策で結果出しに行こうと考えたサブ構築。これ使っていて20戦で7時間消費して実際身体を壊したし、むしろ体調面でメインロムの戦績に悪影響も与えたため、闇が深い。私自身は害悪構築を使うことに慣れていたけど、それでも結構メンタルにくるものはありました。

 この構築記事を公開した当時、ダブル界に衝撃が走った気がします。当時のダブル勢からかなりヘイトを買ってしまった自覚はあり、何人か人間関係が壊れて人脈を失ってしまったので闇が深いため、メインロムより忘れ去りたい記憶でもあります。

 メインロムの構築との相乗効果があったかと言われれば、全く無かったですね。

 初めて本気で取り組んだPJCS予選で惨敗し、オフラインだけでなくオンラインももっと頑張る意欲に燃えていました。このときの私は戦闘狂ですね。

 ダブルの最高レートとか画像に残さず、ただひたすらネットでポケモン対戦ばかりしていたので当時の記録がほとんど残っていませんでした。レート1900行った気もするけどすぐ落ちた気もする。実力不足ですね。

 当時のスペレのルールが何だったか思い出せないけど、2桁順位だからたぶんそこそこ強いでしょうとよくわからん雑紹介。

 メガランブル。シングルの特殊大会みたいなものですね。2桁順位だからたぶんそこそこ強いでしょうとよくわからん雑紹介。

 

 

 

 

 

 

 

ダブルオフ対戦記(2016年)

※この記事の字数は約6,400字です。

 あきゅう(@hikaribw2)です。この記事は私が自己満足でダブルオフの想い出を書き綴っている回想録みたいなものです。普段の構築記事でも自分語りやっちゃいますが、私自身がダブルバトルのオフ会デビューした頃からの記憶みたいなものをまとめたいなっていう気持ちで書いてます。

 ポケモン対戦の世界は、何年も経過すれば、当時大活躍していたにもかかわらず離れる人もいますし、逆に新規で参入して急成長して大活躍する人もいます。対戦オフ会でよく会う人といつまでも会えるとは限らず、急に会えなくなることもあります。こういう記事で当時の想い出を残すことって大切だという気持ちですね。私自身も剣盾の頃はポケモン離れていましたし・・・。

 とりあえず私はダブル勢なので、ヒカリちゃんのぬいぐるみも2つ購入しています。ダブルっぽい画像なのでこの画像をサムネにしようと思いました。

 私はオフラインでのポケモン対戦に参加するきっかけがポケセン大会で、ポケセン大会をきっかけに対戦オフ会に参加するようになったため、ポケセン大会も含めて記録としています。

(当時はダブル以外のオフ会にも参加していましたが、2016年に参加したダブルのオフライン大会が14大会もあり、シングルの大会にも10大会くらい参加していた気がするため全部書くと文量が物凄く長くなるります。そのため、基本ダブルのみ記事に絞り、この記事で記録します。当時の私は対戦狂だったかもしれないですね。

 

①2016/5/7 ポケセン対抗「チャンピオン決定戦」(ホウオウ44ダブル)

(公式個人戦績4勝1敗)詳細はオフレポ参照

 https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/08/23/215122

 メイトンさんが凄かったです。メイトンさん戦では初対面ではあったものの、ガチで対戦慣れしてる強い人がやりそうなプレイングを読んで一瞬の隙を突き4‐0完勝できたものの、メイトンさんの構築力やプレイングなど技術の出し方が当時の私より明らかに豊富だったため、今後再戦が発生したらなかなか勝てないだろうと感じていました。

 対戦後にメイトンさんにレートや公式大会の戦績を聞いたら、PJCSマスター予選抜けギリギリできなかった話とか出てきて、やっぱり猛者だったかと納得しました。ウルトラサンムーンあたりから姿を見ないので、もしメイトンさん復帰していたら対戦したいです。

 

②2016/6/18 ポケセン大会「6月PCH大会」(ライチュウ44ダブル)

予選突破(3勝1敗)⇒決勝T優勝(4連勝)-詳細はオフレポ参照

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/09/05/002736

 準決勝で対戦したりん(みどりん/TNみどりダルマ)さんが物凄く強かったです。対面では穏やかそうな中学生(当時)でしたが、対戦してみたらメイトンさん戦を想い出すくらいの強さで衝撃を受けた想い出。メイトンさんはマイナーな戦術も使いこなせる技巧派寄りの強さですが、りんさんはスタンの強みを理解し、なかなか隙を見せない硬派なプレイングができる感じの強さ。

 りんさん本人からはガチ路線ではなくゆるい対戦を好む雰囲気を感じ取りました。本人の意思ではありますが、相当努力をしないとあの実力は得られないですし、SV現在視点でのシニア勢と当時のりんさんを比べても、当時のりんさんの実力はシニアで現在より狭き門だったシニアWCS権利獲得は確実。シニアDay2⇒トップカット入りできても驚かないくらいの実力を持っていたと今でも思います。

 りんさんもウルトラサンムーンあたりからポケモンから離れており、対戦復帰したらゆるい対戦でも対戦したいですね。

 

③2016/8/6 第11回ちゃもオフ(カロスダブル)

予選3位抜け(3勝3敗)⇒決勝T2回戦敗退:ベスト8

-詳細はオフレポ参照https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/09/07/215330

 ダブルバトルポケモン対戦オフ会デビュー戦。予選から明らかに対戦慣れしている人が多く、ポケセン大会で優勝した私は井の中の蛙だったとすぐに悟りました。なんとか予選抜けできましたが、決勝トナメ1回戦のケンイチさんには勝ち展開で負けるかもしれないくらいかなり粘られました。私がポケモン復帰したSVの後日談で、ケンイチさんも当時の対戦を憶えてくれていて嬉しかったです。今でも現役でポケモン続けているの嬉しいです。

 2回戦のたきさん戦では完敗。当時の私は、たきさんの硬派なプレイングの完成度の高さに動揺していました。たきさんは6世代からポケモン対戦を始めたプレイヤーですが、おそらく当時から海外大会などを普通に見ており、私がセジュンパを持ち込んでるのも見せ合い画面の段階で読まれていたと思います。今思えば納得の完敗です。今でも現役でポケモン続けているの嬉しいです。

 

④2016/9/3,4 ポケセン大会「レックウザ大会」(配信レック入44ダブル)

(公式個人戦績5勝0敗)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/09/12/220237

9/3はヒカリパ(パチリス、キッス、マンムーレックウザ

9/4はガチ構成(メガガル、霊獣ランド、ドラン、レックウザ)

 ちゃもオフのベスト8敗戦が物凄く悔しかったので、ポケセン大会では2日間2構築をそれぞれ扱えるように試合展開のイメージも一生懸命頑張り大会に参加しました。ダブルオフ勢との対戦も含め、勝率8割を維持しできて嬉しかった大会でした。

 

⑤2016/9/18 第1回岐阜オフ(全国ダブル)

予選3位抜け(4勝2敗)⇒決勝T2回戦敗退:ベスト4

【第1回岐阜オフ】結果 - 岐阜大ポケのおうち https://gifupoke.hatenablog.com/entry/2016/10/05/215243

第1回岐阜オフ優勝者 オフレポ - ゆーすけのポケモン日記 https://yusuke20000730.hatenablog.com/entry/2016/09/21/192919

私の戦績内訳。当時記事を書いてた気がするけど、見つけられなくて諦め。

 まめたさん、カラメルさん、しゃなぽけさん、ドルチルさん、Nさんなど、Twitterではbw時代から相互フォローで知り合っていたものの、全員このオフが初対面でした。

 当時の私はTwitterではあまりガチ路線での呟きをしないようにしていたこともあり、岐阜オフで私がしっかり結果を出すことで、ガチのポケモン対戦にも取り組んでいるイメージを持ってもらいたい気持ちをずっと抱いていました。事前にしっかり全国ダブルの練度を上げ、岐阜オフでベスト4入りを成し遂げることができたことは満足の結果でした。

 

⑥2016/9/24 第12回ちゃもオフ(全国ダブル)

4勝3敗(予選落ち)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/09/26/020415

8人から2人抜けの1ブロック制。今思えばがにゅーオフ並みの割と魔境ブロック。

たきさん(5勝2敗で1位抜け)に運勝ちしリベンジ成功

メイトンさん(5勝2敗で2位抜け)に運負けしリベンジ許す

これがポケモンっていう悔しい敗戦。

決勝はたきさんとメイトンさん。たきさんが勝ち、広島ダブルオフ2連覇。

⑦2016/9/25 第6回えるおふ!(全国ダブル)

4勝5敗(予選落ち)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/09/26/111027

 10人から4人予選抜け×2ブロック。前日より予選突破のハードルは緩かったものの、この日ダブルオフ初の負け越しをしたため2日連続予選敗退。

 敗因分析ですが、連戦で身体が疲労し、プレイング精度のミスが散見されたことが最大の敗因です。連戦でもしっかり勝ちきるスタミナを身につける必要性を感じ、シングル、ダブルのルールを問わず、土曜日にオフ会遠征して、翌日の日曜日にもオフ会遠征をする訓練をやりたいと思うきっかけになりました。

 また、以前勝てていた相手に負けまくっており、別の構築を使っていても使用者である私の癖みたいなものをオフ会慣れしている相手に見破られていた気がします。オフ会での対人読みの技術が必要だと感じ、私自身ここで負けて悔しい思いをしたことで、その後の私自身のポケモン対戦での好成績につながった気がします。たきさん広島ダブルオフ3連覇。

 この時期に悔しい思いを抑えきれず、広島ダブルオフ3連覇を成し遂げたたきさんにフレ戦申し込みまくってた記憶しかないから当時の私は対戦狂だったと思います。

 

⑧2016/10/9 第20回やまポケオフ(全国ダブル、GSダブル)

第20回やまポケオフ 結果 - yamapoke755’s blog https://yamapoke755.hatenablog.com/entry/20161012/1476276340

全国ダブル:3勝2敗予選敗退

GSダブル:2勝3敗予選敗退

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/10/23/205737

 記事で説明しているとおり、非公式全国大会(バトルロードグロリア2016)の九州予選が10/16(福岡がにゅーオフ:全国ダブル)、10/22には中国予選(広島:GSダブル)が開催されることを踏まえ、両大会の前哨戦の意味合いでオフラインでの実戦経験を積むことが参戦理由でした。やまポケ勝ちたかったかと言われたら、ガチで勝ちたかったです。それはそう。

 特にGSダブルは今まで私がしたことがないルールであったため、負けて当然と割り切り、予選敗退という結果に対しても前向きに捉えていました。勝つべき試合でしっかり勝つために。

 

⑨2016/10/16 第30回がにゅーオフ(全国ダブル:グロリア九州大会)

第30回がにゅーオフ結果 - がにゅログ https://ganyu-off.hatenablog.com/entry/20161019/1476879310

3勝3敗(予選敗退):ベスト32扱いで10pt獲得

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/11/03/132928

 私自身は他の参加者の強さを考えると3勝3敗という結果は十分戦えた結果でしたが、広島ダブルオフ3連覇たきさん(1勝5敗)を知り、がにゅーオフのレベルの高さにガチで戦慄しました。

 

⑩2016/10/22 広島グロリア(GSダブル) 

2勝2敗(予選敗退):ベスト8扱いで40pt獲得

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/11/06/202101

 短期間で全国ダブルとGSダブル両方の練度を上げることは無理です。そのため、練度上げは比較的自信のある全国ダブル優先で取り組んでいました。元々GSダブルに全然慣れていなかったことに加え、翌月にグロリア四国予選(全国ダブル)が控えていることもあり、GSダブルは練度が無くても勝てる初見びっくりギミックでワンチャンつかみに行くことにしました。

 2勝2敗(40pt)をなんとか獲得しました。バトルロードグロリア2016ではいかにポイントを稼ぐかという点も重要だったため、3勝で予選抜けしたかったもの、負け越さない2勝2敗をキープできたのは賢い戦略だったと思います。

 

⑪2016/10/30 ポケセン大会(GS64ダブル)

(公式個人戦績22勝2敗)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/11/06/220744

 翌週のグロリア四国予選に備え全国ダブルのネット対戦に集中するかかなり迷いましたが、久しぶりのポケセン大会で戦いまくりたい対戦狂の気質を抑えきれずを楽しみため、GSダブルの参戦を決めました。

 構築の途中変更は可能であったため、電池切れまで想定して2ROM+2構築を用意。グロリア四国予選で本戦権利を獲得してからグロリア本戦までのGSダブルの準備期間が1週間しかなかったため、このポケセン大会で練度を上げることもできたのは爆アドでした。

 

⑫2016/11/5 第2回びでおふ準優勝(グロリア四国予選:VGC2015全国ダブル)

3勝2敗(予選8位抜け)⇒準優勝で100pt獲得(グロリア2016本戦出場権獲得)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/11/07/001001

 GSダブルより全国ダブルの練度上げを優先し、勝つべき試合でしっかり勝つことを成し遂げた大会でした。非公式全国大会で複数ルールが採用されており練度上げがなかなか間に合わない場合、比較的得意な片方のルールを優先して練度を上げることは大切だと思っています。

 ポケモンパラレルアリーナ(ポケパラ)2023でもクローズドシート制とオープンシート制の2ルールが採用されていました。私はポケパラ2023でも、グロリア2016での経験を想い出して、オプシはポケパラ本戦に行けた場合を想定した練度上げ意識にとどめ、クローズドの大会での練度上げを優先して、勝つべき試合でしっかり勝つことを意識してポケパラ本戦権利を獲得しました。

 

⑬2016/11/12 グロリアラストチャレンジ(GSダブル)

3勝3敗(予選敗退)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/11/14/202521

 既にグロリア本戦権利を得ていましたが、GSダブルの練度が無さすぎたため練度を上げるために参戦。グロリア本戦権利は32枠くらいしかなく、この大会で最後の8枠くらいが埋まった気がします。私の他に本戦権利を既に得ているのにラスチャレに参戦している人はふぉんでゅ。さんだけだったと記憶しています。ふぉんでゅ。さんはGSルール大好き人間だから参戦理由も察していました。

 

⑭2016/11/13 バトルロードグロリア2016日本一決定戦(GSダブル、BO3)

2勝3敗(予選落ち)

https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/11/14/212052

 R1勝ち、R2勝ち、R3プレミ無ければ勝ち確⇒プレミで負け。プレミを防ぐための練度が足りなかったので実力不足。スイスドロー3連勝していればベスト8トップカット入りはほぼ確実に出来ていたため、大規模大会での実績を自ら逃してしまいました。

 私はグロリアという大会を経験するまで、PJCSのような公式大会に本気で取り組むことをせず、幅広くゆるくポケモン対戦をしている人間でした。この大会で悔しすぎる敗戦を糧にしてもっと自分の実力を磨き、勝つためのポケモン対戦をもっとやりたいなと思えるきっかけになれました。グロリアは私の戦闘民族デビューですね。

 

〇2016/11/14 一応人間なので、東京観光を満喫していました。

 

〇2016/11/15 オンラインシングル大会(ガルーラ絶対選出)

5勝1敗予選抜け(ブロック抜け枠1)⇒決勝T2連勝で優勝

対戦したい衝動を抑えることができなかったので、気分転換にオンラインのシングルバトルの大会(30人規模)に参加して優勝しました。総合戦績は7勝1敗。

 

2016年11月頃にサンムーンが発売されたため、これで私の6世代ポケモン対戦は終了です。

滅びガチクレセ【PJCS2024(3回目)14‐4(1662)⇒16‐6(1666)⇒予選落ち】

【記事紹介】

 この構築記事の字数は約7,000字です。

 あきゅう(@hikaribw2)です。この構築は私がレギュF環境のPJCS予選に向けて用意していた原種ガチグマ構築陣(4つ以上あります)のなかで、最も信頼していた私の本命構築です。

 ガチクレセは、ガチクレセが流行っている時期とそうでない時期とで構成や配分などを変えるべき構築です。ガチクレセが注目された直後のPJCS3回目予選は、ガチクレセが注目されている時期でした。このガチクレセは、ガチクレセミラー、ガチクレセメタに対して非常に強い構成にしています。この構築記事で私のガチクレセを理解していただけると嬉しいです。

 このガチクレセは残念ながら予選抜けできなかった構築です。ただ、クローズドBO1大会向けの構築として、強く当たれる相手にはイージーウィン。見せ合い不利な相手にも1ターンの油断を命取りにして試合を崩壊させ完勝することができる構築であり、とても強かったです。

 私自身、3回目の予選が終わり、本戦でもう一度戦う機会が得られなかった悲しみに毎日涙を流しながら、私が頑張って作った構築を紹介したいという思いでこの記事を執筆しました。是非読んでください。

【試運転(型バレ防止のため、匿名ロムで夜中7戦のみ)】

【戦績(予選落ち)】

【予選敗退後、4月3日におぎわらさんへレンタルパを提供したら、「なんかめっちゃ勝ててますwww」と感動してもらえた】

【構築内容(レンタル付き)】

【性格・努力値配分等】

ガオガエン わんぱく@ジャポ

202(252)‐136(4)‐145(172+)

x(下降)‐119(68)‐82(12)

 

ハバタクカミ おくびょう@珠

157(212)‐54(下降)‐104(228)

‐163(60)‐156(4)-171(4+)

 

コータス れいせい@もくたん

175(236)‐x‐160‐

150(252+)‐93(20)‐22(下降)

 

オーガポン(水)  いじっぱり@おめん

186(244)-165(76+)‐119(116)

x(下降)‐122(44)‐134(28)

 

原種ガチグマ いじっぱり@火炎玉

220(116)-211(252+)‐126(4)

x(下降)‐113(100)‐75(36)

 

クレセリア おだやか@ゴツメ

227(252)‐x(下降)‐159(228)‐

‐x‐158(28+)‐105

 

【構築作成の経緯】

 ガチクレセと言えばトリパの先入観があります。しかし、トリックルームを張らなくても普通に勝てます。2月のてるチャレでガチクレセ、鉄壁ボディプレスの両方が着目されました。実は1月の時点からずっと警戒して、それら両方に強めに当たれるガチクレセ構築を温存・準備し、いまが勝負時と判断し使用を決めました。

 

【構築の動かし方】

 カ・エールさんの動画がわかりやすいと思います。ただ、カ・エールさんの構築では鉄壁ボディプレスへの回答がTODになりがちです。PJCS予選で連戦する上では体力温存も必要であり、可能な限りイージーウィンしたい。私の構築では「アンコール+おにび+ほろびのうた」のような滅びパとしての動きもできるようにしています。

 

【カ・エールさんの動画】※ノーウェポンクレセの使い方がわかりやすい。

 【1位~】ランクバトル with ガチクレセ【ポケモンSV/ダブルバトル https://www.youtube.com/live/Xu9BAW8Uev0?si=eDhlzjMBMsJxFF5q @YouTubeより

 

【構築概要】

※2回目予選まで使用していた原種ガチキリンの構築記事。25,000字くらいあります。

レギュF原種ガチグマ考察記事【直近実績】2024/2/10 第47回がにゅーオフ ベスト8 https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2024/03/04/185335

 

【構築解説】(以下、「ですます調」を使用せず論を進める。)

 2回目予選で使用した構築記事でもで浅く紹介しているが、今回は本命の構築ということもあり、先ほど紹介した前回の構築記事で紹介した内容を知っていることを前提に話を進める。

〇ガチグマHP220

・火傷ダメ13.75→13(小数点切り捨て)

・三日月の祈り 回復55(小数点切り捨て)

 55‐(13×4)=3 TODを視野に入れたゴテラ切り試合展開で便利。

〇ガチグマの素早さ4振りガチグマ(71)抜き抜き抜き抜き調整(75)

 ・ガチクレセミラーはクレセ出さない前提なのでこの調整が強い。

・トリルを貼らず、ドドゲザンはS勝てると思って初手ぶちかましで落とすとよい。海外勢はオプシで剣舞ばかり警戒して意外とぶちかましをケアできていないからイージーウィンしやすかった。アカツキもトリルなしでけっこう抜けた。

・木枯らしで素早さ1段階ダウン:75×2/3=50により最遅49より1速い。火傷発動順などでサイクル展開の盤面理解がしやすい。

〇ガチグマ耐久数値:B126(4) D113(100)

第2回予選で雪パの流行が注目され、対抗策としてコータスも注目された。ゆえに、第3回予選ではあまごいトルネロスが一気に増えることを想定した。この構築にもコータスが入っており、初手コータスをちらつかせ、どうせトルネロス出てくるでしょう、と読み。

・水オーガポン+クレセリアを並べ、初手水オーガポンを引き、ガチグマを出し。木枯らしダメージ最小化を狙うためDに振る必要ある。

 

クレセリア

クレセリアは、一般的にはガチクレセとしてガチグマに並べるポケモンとイメージされがち。ただ実際はガチグマ引きクレセリアでゴツメダメを与えたり、ガチグマやハバタクカミの攻撃、防御、滅びのサポートなどを全てこなせるポケモンとして評価した。後述のハバタクカミの項目で説明する。クレセリアだけが残らないようにサイクル戦でクレセリアを出し入れしたりサイドチェンジを駆使したりする技術が必要。サイドチェンジは1度空振りすると命取りであることを意識し、試合盤面全体を理解して使いどきを見極められるプレイヤーが使うとPJCSオンライン予選では物凄く強い技。

相手の選出画面を3秒くらい見れば、トリパ対策として、相手の構築のどのポケモンに挑発持ちや封印持ちのポケモンが入っているか、入っていないかという情報は選出する前の時点で感覚で把握でき、おおよそ的中する。メンハないゴツメクレセリアで強気にトリックルームを張りに行く動きを展開し、全部成功していた。海外大会でリキキリンの使用が多いこと傾向も踏まえ、海外勢のトルネロスは「あまごい、こがらし、まもる、おいかぜ」の採用枠と決め打ちし、挑発は切っていると判断することが多かったことも背景。

・メンハ持たせても挑発を2回入れられたらきつい。クローズドBO1の試合でサイクル戦展開を想定したクレセリアを使う場合、メンハが必ずしもよい持ち物とは限らない。

努力値振りは耐久強ければ何でもいいと思う。ガオガエンいるからおだやかHBでいいかなと適当。毒テラスが強いって意見を聞いたけどクレセリアでテラス切りたい場面を一度も感じたことはなかったので感想なし。

 

〇水オーガポン(アンコール)、ハバタクカミ(珠)

 最大のメリットとして、シングル勢は知ってる技だけど、ダブル勢は覚えることを知らない技であるため、まず読まれない。ダブル勢はシングルをもっとすべき。構築の作り方に悩んでるダブル勢は、シングルをすると視野が広がる。

・最速70族と同速(134)だがアンコ打つべき相手がいない。ガチクレセ対策として準速ギャラドス(133)、準速カイリュー(132)、最速アーマーガア(130)、準速ヒードラン(129)が「みがわり」など使用してきた際にはアンコールで縛り、それでも居座る相手には滅びでいったん流して相手の交代を強要させながらガチグマ展開をして、横のポケモンを集中攻撃すると一方的な試合展開を進めることができる。

 滅びで流すという使い方は、シングルを少しかじったことがある人なら誰でも知っているレベルの技術。ダブルの戦い方がわからなくてダブル参入に悩んでいるシングル勢は、こういうシングルで得た技術を生かして、ダブルしかしていないダブル勢を倒しまくってほしい。強いプレイヤーが増えれば増えるほど、私自身の戦闘意欲も燃える。そういうポケモン対戦への理解が深いプレイヤーをなぎ倒すことで喜びを感じたいって感じてしまう。

 ギャラドスの水攻撃技を「アンコール」すれば「このゆびとまれ+ちょすい」で縛る展開が完成し、原種ガチグマを後投げしてサイクル戦を優位に進めやすい。

・S131水オーガポンに初手ニードルガードがミラーした場合、どちらが先手かわかりやすい。上取れてることがわかればアンコで縛ることができ、ガチグマを投げる展開を作りやすい。

・「ねこだまし」を使用したガオガエンが草テラスを展開し「すてゼリフ」をガチグマ方面に使用するのを「アンコール」で妨害すると強い。

・先に説明した通り、「アンコール」は「ほろびのうた」との相性も良い。

・初手壁オーロンゲの「リフレクター」に合わせた「アンコール」で「ひかりのかべ」を使わせずにハバタクカミ展開で試合展開を操作することもできる。サイクル戦でやや優位盤面になりがち。「リフレクター」は「ツタこんぼう」の急所被弾で突破できることもあり、ダメージレースで爆アドを狙うこともできる。

 

〇ハバタクカミ(珠)

・電磁波を外し、シャドボを採用。クレセリアとセットで使い、後続にガエンを控えさせてサイクル戦を展開すると、ゴリラガエンのスタンみたいな並びに勝ちやすい。ハバタクカミがHB方面の耐久に強いため、グラスラを結構耐える。

 次のターンに「まもる」+「みかづきのまい」+「相手のグラスフィールドによるハバタクカミのHP回復」。次のターンに「ハバタクカミ攻撃技+クレセリアはサイドチェンジ」を上手く使うと、相手はゴツメ被弾しながらハバタクカミの攻撃技を受けるだけのターンになることがある。

 このような試合展開ができれば、一方的にダメージレースで優位展開を作り、クレセリアガオガエンを使って残数を削り相手が先に2体になったら滅びで試合を終わらせるとができる。公式大会でこれを決めたら簡単に降参をもらうことができた。連戦でのスタミナ切れを防ぐため、体力温存は大切。

 ハバカミの珠ダメすらもクレセリアの三日月でケアできると考えると、メガネハバカミより珠ハバカミのほうが公式大会で戦い、勝つためのパターンを多く設定できる。公式大会は高レートに勝つことばかり意識が向きがちだが、レートが低い相手にいかに負けず安定した勝利を積み重ねられるかを追究する努力を忘れてはいけない。

・ガチクレセ対策やガチクレセミラーにおいて無策にゴーストテラスを切る甘い人たちに鉄槌を打ち込むために必要なシャドボ。火力補助がほしいため珠。クレセの手助けと合わせたら高火力が出る。公式大会では1回だけガチクレセミラーが発生した。安易にゴーストテラスを切ったガチグマに対してシャドボを入れたらすぐに相手のガチグマが倒れた。「このガチグマは絶対HD方面に振ってないでしょ」ってすぐ思った。

・1回目や2回目で予選抜けた人のハバタクカミの構成に「攻撃技3つ+滅び」@メガネが公開されている。ドブベトン対策でたしかに強いが、ブーストしないハバタクカミが滅びを使ったらダブル勢はメガネを読んでくる。いったん守るを使用すると、メガネ読みをかわすこともできる。

公式大会予選では、レート下の相手が使うびっくりテラスをいかにかわして試合を詰めさせることができるかという技術も求められる。守るが入って珠で火力が保証されたハバタクカミは公式大会予選の仕様上強い。PJCS予選は、ランクマやPJCS本戦と違って再戦を考えなくてよい。

 

コータス

 予選の1700勢相手にもイージーウィンし体力温存できる試合を増やせるため、やはりメガネ1択。木炭のイメージが強いためメガネをケアできていない相手が多すぎる。

 前回の構築記事では最遅ではない個体を紹介したが、あれから雪晴れ環境になったことで思ってた以上にコータスが爆増してしまったと感じ、最遅にして相手がトリル切ってきた場合トリル下で大地打って相手のコータスを必ず倒すことに専念。コータスミラーは基本勝てる。

 ハバタクカミ素早さブーストを狙ったり、ガチグマが被弾する水技の火力を下げるなどの目的で、非トリル下でも動かせるポケモンとして今回は採用した。初手だしなど起こりうるため、相手への圧力も込めて熱風を採用することにした。

(ここは、2回目予選の構築記事で紹介した必ずトリル張りに行く原種ガチグマリキキリンとちがうところ)

 

ガオガエン

 私自身、ガオガエン自体はそんなに強くない評価だが、滅びとの相性があまりにも良すぎる。カ・エールさんやリクトさんが3月後半にSNSで公開したガチクレセガオガエンの構築情報を逆に利用し、再戦前提でいかにもランクマ向きっぽいガチクレセガオガエンによるサイクルパの並びのふりすることにより、真の狙いである滅びパの存在を隠すことができる点を強く評価し、ガオガエンの採用を最終決定した。

 クレセリアがゴツメを持っているので、ジャポのみガオガエンで実質2匹ゴツメ持てる。1500勢に安定して勝つことを強く意識した構築であるため、タスキウーラオス、タスキパオジアンのタスキ潰しができる点などを評価した。ガチグマ方向につらら打ってきたタスキパオジアンにガオガエン投げるとよい。ゴツメケアしたつららでタスキ潰された相手は間違いなく頭を抱える。

 また、相手のガオガエンもこの構築記事で紹介した個体と全く同じ耐久調整を使用していることを考慮すべきであり、そういうガオガエンはオボンのみを持っていることが多い。相手のガオガエンは草かゴーストにテラスを切りオボン発動を狙ってくるが、耐久調整をずらして一気に落とすプレイングができると強い。ジャポのみは相手のガオガエン猫騙しで誤発動しても普通に仕事するアイテム。初手ガチグマ出しを読んで叩き落とすをされても普通にジャポのみが発動するのが偉すぎる。

 再戦を視野に入れたランクマやPJCS本戦では、持ち物把握という情報アドを生かす「はたきおとす」が強い。「はたきおとす」は原種ガチグマの「かえんだま」をはたき落とすほか、ゴーストテラスへの打点として評価されている傾向にある。ガチグマプレイヤーであれば「かえんだま」をはたき落とされないプレイングは必要であり、練度あるガチクレセプレイヤーへの有効打にはなり得ないことまで考慮し、採用を見送った。

 PJCS予選では再戦を前提としないため「おにび」を採用。水オーガポンなどに入れることができれば、クレセリアのサポート込みで強気にガチグマを動かしやすくなる点を評価した。

 なお、この構築記事で紹介しているガオガエンも一応草テラスにしているが、この構築でガオガエンにテラスを切りたくなる試合は無いと私は判断した。使用者による考え方によるが、正直、この構築でのガオガエンのテラスは草、ゴーストどっちでもいいと思う。

 ガオガエンレンブのみを持たせるとタスキトルネロス、タスキハバカミ、頑丈ブリジュラスへの圧力をかけられるが、必ずしもうまくいかないため見送ることにした。

 

【おわりに】

 私のPJCS予選の挑戦を応援してくれたことがとても嬉しかったです。体調と相談して来年も頑張りたいです。

 PJCS2023予選敗退(最高1757)を経験し、当初は予選突破を目標にしていました。ただその意識は甘く、予選だけでなく本戦の攻略も考える必要があることに気づき、PJCS本戦を突破するには、オフシーズンの間ずっと予選と本戦、両方の対策を考え続けていました。

 テラスクエア(大規模オンライン大会)などで私とよく競い合っていた人たち、ポケパラ(非公式全国大会)本戦で戦った人たちが次々と予選突破していたことはとても嬉しかったです。テラスクエア予選を4回、ダブル対戦オフを5回予選抜けてポケパラ本戦出場した私も、一番意識していて悲願だったPJCS予選を突破したかったです・・・。

 私自身が、レギュDからずっと原種ガチグマを擦り続けることで強い構築を作る取り組みを頑張ったことへ評価してもらいたい私情が拭いきれず、この構築記事の執筆に至りました。

 私は予選突破の経験が無いですが、本戦で勝つことへの意識もずっと持ち続けていたため、本戦勢を応援したいという気持ちに至っています。ギリギリ予選抜けるかどうかの実力でボーダーの存在を意識せず、もっと楽に、PJCS予選を複数回予選抜けられるくらいの実力をつけられるよう修行すべきと痛感しました。そうでないと本戦で戦えないと思っています。

 私はPJCS3回目予選を4敗以内で突破することで本戦突破へ乗り込むことを強く意識していました。ただ、結果は2年連続予選落ちです。何敗しても粘り強くボーダー突破を目指したプレイヤーの体力やメンタルに負けてしまいました。

 PJCS予選(2回目)に続き、PJCS予選(3回目)でもヒートアップし過ぎて身体壊しました・・・




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レギュF原種ガチグマ考察記事【直近実績】2024/2/10 第47回がにゅーオフ ベスト8

【はじめに】

 この構築記事の文字数は約25,000字です。一般的にはガチクレセと称される原種ガチグマにおける先行研究の記事紹介も絡め、ときどき物凄く難しいことを言っているので、私自身、卒論を書いているような気持になりました。

【自己紹介】

 あきゅう(@hikaribw2)と申します。

 22勝4敗を意識して頑張って構築を組みましたが、PJCS2024予選(2回目)では4勝0敗の状態で咳喘息があまりにも苦しすぎたので体温計を測ったら体温が38℃を超えていました。対戦続行するかかなり悩みましたが、私は対戦狂ではない真人間なので身体を大切にして病院へ直行し大会はドロップしました。

 予選抜けしてリバティノートに載り、自分が愛する原種ガチキリン構築が世間から評価されたかったという無念の気持ちを抑えきれず毎日涙を流し続け精神も崩壊しかけていたため、供養目的で構築を公開することにしました。

 自己紹介終わりです。

・PJCS予選(2回目)供養構築

・性格・努力値配分

ハバタクカミ おくびょう@ブーエナ

157(212)‐54(下降)‐104(228)

‐163(60)‐156(4)-171(4+)

オーガポン(草) いじっぱり@ハチマキ

187(252)‐165(76+)‐120(124)

x(下降)‐123(52)‐131(4)

コータス ひかえめ@メガネ

175(236)‐81(下降)‐160

150(252+)‐93(20)‐26

ドレディア(ヒスイ) ようき@タスキ

146(4)‐157(252)‐95

x(下降)‐95‐172(252+)

ガチグマ いじっぱり@かえんだま

223(140)‐211(252+)‐125

‐x‐100‐115(116)-49(下降)

リキキリン のんき@メンハ

208(100)‐95‐121(156+)

‐131(4)‐121(244)‐58(下降)

 

【基本選出など】

先発:オーガポン+リキキリン

後続:原種ガチグマ+1匹(コータスorハバタクカミ)

 

・まず基本選出を3秒でこの4匹を即決で選びつつ決定ボタンを押さず、残りの時間をフルで使って想定される試合パターンはあらかじめ、できるだけ全部できるのを目指して脳内予測します。試合中は、毎ターン場合分けを減らしていく感じです。

・なんかきついなって第六感が働いたら、その都度ひらめいて選出や行動を変えます。

・とんぼがえり+トリックルームでガチグマ投げ、火傷発動させ、トリルターン中に殴りまくって勝ちます。初手オーガポンのツタこんぼうで殴らせるのも普通にありです。咳喘息が元々つらかったので、短期決戦で26試合くらいでボーダー載せて終わらせるつもりで構築を組みました。

一般的には初手この指トリルはメジャーなので、なんでしないの?って思われがちです。水オーガポンでも初手この指トリルはわざとダメージレースでの不利展開を作る行動ですし、その後の動きが相手にバレバレすぎて、ガチグマ後投げする展開に合わせてガオガエン後投げされて相手にトリルターン潰されたら目も当てられません。短期決戦が既定路線である以上、トリルターンの1ターンをもっと大切にして相手が受けきれない試合運びしないと無理です。正直、初手この指トリルはどこかでヤンキープレイしてダメージレースを逆転させないとなかなか勝てないと思います。ヤンキープレイしなくても勝てる相手にヤンキープレイしないといけない盤面を自ら作るのは、愚の極みです。

以上で基本選出などの解説は終わりです。

 

【構築記事の紹介】

 この記事は原種ガチグマ+がむしゃらリキキリンの構築記事です。これだけでは流石に雑記事過ぎるので、単体考察でちょっと深堀りして詳しく解説していたら、いつの間にか記事の文字数が20,000字を超えていました。

 私はこの構築記事の執筆に2週間を使いました。真人間の社会人ポケモントレーナーなら、次の予選に向けて最初の2週間は200試合くらいまったり予選抜け構築を触るつもりでランクマで呼吸する思考回路に行きつくはずです。

 あきゅうさんは原種ガチグマ大好き人間なので、ランクマ潜りたい気持ちを我慢して体調管理に専念しつつ、思いっきりマジメに構築記事を書くことにしました。この構築記事を最後まで全部読んでくれたらあきゅうさんが思いっきり喜びます///

 目次のつけ方が最後までわからず、目次のつけ方を探すのに時間を使うくらいなら2週間我慢してたランクマに潜りたい気持ちが抑えきれなくなったため、目次はありません。

 この構築記事が好きすぎて後世で評価されたい承認欲求が抑えきれず、私自身の体調も2週間でかなり回復できたこともあり、今から新しい構築を作って3回目予選を突破してこの構築記事に付加価値をつけたいと思いました。3回目予選が終わってスグリくんみたいな顔してるあきゅうさんがいたら優しく接してください()

 

【単体性能の解説】

〇ハバタクカミ

 努力値配分はテラ@terabait123さんの調整と同じですが、テラスタイプは草ではなくフェアリー。技構成も挑発と凍える風ではなく、滅びの歌と電磁波採用です。

 私の構築の並びを見て、ハバタクカミの持ち物をメガネにして晴れブースト狙い、技構成は「ムンフォ、マジシャ、シャドボ、ほろび」構成にしたほうが強いと感じたオプシに触れているダブル勢は多いと思います。実際、私も構築記事を公開したらその型のハバタクカミを使ってランクマでのんびり遊ぶつもりでした。

 ではなぜ今回の予選でこの型に行きついたかというと、PJCS予選は、再戦を含めたBO3が発生しうるダブル対戦オフ会や仲間大会、ランクマではない、クローズドシートBO1一発勝負で連戦連勝をすべき大会だからです。もし私が予選抜けていたら、本戦はハバタクカミの構成も変えていた可能性が高いです。

画面上の見せ合いは、「左上ハバタクカミ、左中央コータス、右中央ヒスイドレディア」。この布陣を見て多くの人はメガネを想定しますし、左上のハバタクカミが電磁波を撒いて味方のポケモンを活躍させるサポート役ということに気づく人は少ないだろうな、と思い至ったからです。

 

・ハバタクカミ(フェアリーテラス)

 テラさんの構築記事で紹介されているガチクレセはサイクル戦を意識した構成ですが、私のガチグマ軸はサイクル戦ではなく短期決戦を前提にしているためです。テラさんの構築記事はこれです。

【第1回PJCS予選突破】イイネイヌガチクレセトリパ[25勝7敗/最終レート1754.221](代筆) - ryouma9901の日記 https://ryouma9901.hatenadiary.jp/entry/2024/02/09/180851

 この構築に限らず、一般的にクローズドBO1における素早さをブーストさせるハバタクカミは、先発で出すより試合終盤の詰め展開で出したほうが相手に安易な情報を与えない意味でも強い展開が多いです。詰め展開でテラスが余っているなら、ムーンフォースの攻撃リーチが伸ばせるフェアリーテラスで拾える勝ち筋を重視すべきです。

 また、モロバレル対策は各オーガポンと原種ガチグマを上手に使えば対応できるはずなので、わざわざハバタクカミで草テラスを切る必要はない、との私の判断です。

 ハバタクカミの耐性テラスは確かに強いですが、私は去年のPJCS2023予選(2回目)でレート1757から勝ち上がれなかった原因はハバタクカミを鋼テラスにしてフェアリーテラスにしなかったことと敗因分析しています。マジカルシャインではなくムーンフォース採用にし、ハバタクカミが持つ火力をもっと信じておけば少なくとも予選全体を通して何試合かは負け試合を勝ち試合にすることができており、自分の準備不足で予選抜けできた可能性を自ら潰してしまいました。それぞれのポケモンが持つ性能を理解し、その良さを最大限に生かすための単体考察をもっと真剣に考えるべきであり、私は1年間悔やみ続けました。

 

 ハバタクカミの持つタイプ性能は火力面だけでなく、ゴーストとフェアリーの複合タイプは耐久面でも非常に優秀です。猫騙しや神速などを無効化できる性能は有名ですが、虫技を1/4できるという耐性面に着目しているプレイヤーは多くないと思います。ガオガエンなどの味方のポケモンが味方方向に使用するとんぼがえりをハバタクカミは1/4で受けきれます。しかし、ハバタクカミで草テラスを切ると抜群になってしまいます。原種ガチグマプレイヤーはガチグマをいかに安全に着地させて火炎玉火傷根性を発動させ相手に圧力をかけられるかを常に考えており、ガオガエンであれば猫騙し読み守るや威嚇サイクルとの相性もよく、攻撃展開を1ターン早めるこの戦術は相手の受けを崩しやすい試合運びができやすくなるため、私はよくとんぼがえりを使います。ガオガエンだと捨て台詞もあり原種ガチグマへの引きが読まれやすいので、最終的に私はオーガポンで敵方向、まれに味方方向にとんぼがえりをすることにしました。

水ウーラ+モロバレルが爆増しアタッカーとして動かすためのエナジーボールを採用する必要性を感じない限り、私はハバタクカミの草テラス採用には消極的な立場です。

 

・ハバタクカミ(電磁波)

 電磁波採用は、シングルバトルを普段されている方であればお馴染みですが、単純に素早さ逆転だけでなく麻痺バグ要素も含めて、少しでも勝ち筋を拾えるから強い、という理由です。この構築を見て出してくる「ウガツホムラ+負けん気ドドゲザン」の遠吠えコンビがいれば地面の一貫性を切るテラス切りが前提です。凍える風だと相手に負けん気発動アドを与えてしまいます。

 同様に、ガオガエン対策で特性負けん気や勝ち気のポケモンが1500帯で一気に現れる環境も予測し、私の構築で凍える風は安易に打てない技と判断しました。さらに、弱点保険カイリューや鋼テラスカイリューなど、本来凍える風が一貫すると思われる相手に対する不意の負け筋を少しでも減らしたいため、電磁波入れたほうが活躍できるでしょう、という判断しました。

 他の相手に対しても、火傷していない原種ガチグマでテラスを切りながら味方のハバタクカミが味方原種ガチグマ方向に電磁波を打つことでノータイム根性発動というよくわからないヤンキープレイも一応できますが、これを使うのは0.04%くらいの盤面でいいです。

 後述で説明する私のコータスはひかえめS実値26なので、電磁波を相手に入れたら地味に最遅ドドゲザン(実値49)、草テラス最遅テツノカイナ(実値49)、無テラス最遅暁ガチグマ(実値51)までは抜けます。コータスはS実値29(S実値30最遅ブリムオンより1遅い)が一番強いという持論ですが、個体を用意するのが面倒くさすぎました。

 トリルが切れた後の味方ハバタクカミ+原種ガチグマで相手にテツノカイナや暁ガチグがいる場合、味方2匹ともにまもるを挟み相手のテラスをしっかり見てから、着実に相手を詰めるハバタクカミによる電磁波が成功すると一気に勝ち展開になります。暁ガチグマに凍える風を入れても最遅原種ガチグマなら素早さで負けるという負け筋がありますが、電磁波が入れば最遅原種ガチグマが暁ガチグマに勝ちやすいのも強みです。

 

・ハバタクカミ(対ドブベトン)

 ドブベトンはハバカミで初手ほろび、オーガポンはドーブル方向にとんぼ→ガチグマ出しで火傷発動。ベトベトンは初手はちいさくなる。1~2回積んだらみがわりを使用する生き物なので、初手でオーガポン方向にはたきなんて打たないため、火炎玉を叩き落とされたら割と事故です。ガチグマを動かしつつハバカミが眠っても眠らなくてもハバカミ引きオーガポンを繰り出し。ヤバソチャのいかりのこなや自己暗示展開を許してはいけないですし、甘えた水テラスベトベトンを許さいないためにもオーガポンで草テラス+つたこん棒、火傷したガチグマはからげんきと合わせベトベトンのみがわりを許さないプレイングです。

 

・ハバタクカミ(滅びの歌)

 私は咳喘息で体調が悪化していたので、省エネ作業ゲーでドブベトンに完封するために滅びの歌を入れました。面倒くさい鉄壁ボディプレスを含め、クローズドなので相手の予期しない残数削りによる早めに降参をもらえやすく省エネ的に爆アドです。

 滅びのカウントは行動順のため鈍足ポケモンと相性がよいですが、トリルターンが切れても倒しきれないだるい相手に詰め展開を決める使用する感じで使うため、使用頻度は低めです。ただ、トリックルーム中は遅いポケモンから先に滅びカウント始まるため、最終ターンにトリックルームで滅びカウント逆転を狙ってくる相手もいます。試合序盤中盤から負け筋を許さない試合運びの意識が必要です。また、不必要な電磁波を相手に打って滅びカウントを逆転させ、勝てる試合を自分で落とすのは絶対ダメです。滅びカウントを逆転させるために味方に電磁波を打つのは強いです。

 

〇オーガポン

 オーガポンは4種類使えますが、ガチグマ軸として使う場合、巻き込み地震でダメージ軽減できない炎ポン、岩ポンは論外。よって水ポンと草ポンに絞り考察します

 

・水オーガポン(2/10 第47回がにゅーオフ ベスト8)

 

 

 オフ会での水ポンを採用理由ですが、「強者にとんぼがえりが読まれないこと」です。

 がにゅーオフは7回くらい参加し知っている人だらけで馴染みのあるオフ会であり、私を成長させてくれたオフ会でもあります。行きたい気持ちが抑えられないほど好きな想い出あるオフ会なので、私はオフ会では明るく振舞っていました。咳喘息の影響で長期戦展開ではスタミナ切れによるプレミを常に懸念し、短期決戦で勝ちに行くのは既定路線。がにゅの本番二次会行きたかったんだけどね。体調管理優先です。

 ガオガエンをなんとなく入れているのでサイクル系に見せた見せ合い画面からの奇襲は見事に成功し、自身3度目のがにゅベスト8ですね。今回こそはがにゅでベスト4行きたかった・・・。

 私は勝てた試合も負けた試合も、帰りの新幹線でひたすら反省しまくる人間なので、今回の構築はまだまだ未完成の構築であり、「このままではいけない」という強い構築改善の意識を持っていました。

 私は翌日、同じ構築でネット大会(てるチャレ)に参加していた気がします。

・草オーガポン転向のきっかけ(2/17 第30回あいオフ 2‐4予選敗退)

 あいオフも4回ほど参加している想い出あるオフ会です。前回参加したあいオフはポケパラの権利がかかった16→8で敗退したため悔しい思い出でした。(その後ちゃんはのチャレンジカップでポケパラ本戦権利を取りました)

 前回は思いっきり張り詰めた気持ちで挑んでたけど、今回はリラックスしてオフ会楽しみたいなーって気持ち。喉弱くてもおしゃべり楽しいししゃべりたい気持ちは抑えられない!予選に向けてオフ会の会場で構築考察してる人です。

 もちろん今回のあいオフも勝ちたかったけどそんなに簡単には勝てず、敗因を帰りの新幹線の中できちんと分析し、構築の改善点がたくさん見つかったので草ポン転向を決めるきっかけとしてよい経験ができました。(体調管理優先のため二次会は不参加)

 今回はガチクレセで既に構築記事を発表しているテラ@terabait123さんなどガチクレセプレイヤーに声をかけてガチグマトークがめっちゃできて楽しかったです。私自身ガチクレセめっちゃ使ってた人なのでガチクレセの構築を見たら自分の構築との試合展開はすぐに脳内再生できるため、「ガチクレセに負ける原種ガチキリンのままではいけないな」って気づき水ポン外しハチマキ草ポンを考えテラさんには話していました。

 私は翌日、草ポンでネット大会(月勝精進オプシBO3)に参加していた気がします。   

 オプシBO3はオンライン・オフライン併せて勝ち越し回数0回というガチで苦手なクローズドBO1専門プレイヤーであるため、私もオプシやBO3のコーチングを受けたいくらいです。

 このときの手応えは負け越しはしたものの、クローズドBO1の予選では使える構築という確かな実感を認識したため、草ポンへの信頼度が一気に上がりました。表面上の実績などではわからない、私自身の原種ガチグマへの信頼度のようなものです。

 構築記事が堅苦しい内容なので、何となくあいオフの飯テロで中和します。

 

・オーガポン(ハチマキ)

 「草ポンに持ち物を持たせるならハチマキしかないよね」という私の中の常識はありました。ただ、キャラランクなど、SNS上において軒並み草ポンの評価は相当ナメられていること、またPJCS予選は普段からダブルをやりこんでる人ばかりではないことを考慮して、総合的な勝率安定のためにハチマキ草オーガポン意外とバレないのでは?と思い切った決断で採用しました。

 がにゅーオフ、あいオフの参加者はみんな強いからハチマキ草ポンは読まれるだろうけど、PJCS予選は行けるという私の第六感が働きました。ハチマキ草ポンは水ポンと比べて持ち物や技構成は相手の読まれやすくなりますが、ガチクレセにはゴリラガエンを並べてゴーストテラス切れば勝てると安直に考えている人たちに、トリル関係なく一方的な火力で攻撃し続ける圧倒した試合運びで降参させる戦い方を見せてやれる可能性を秘めた強いポケモンだと私は評価しています。

 2回目予選では、レギュF環境における格闘技の強さが1回目予選を経てダブル勢に一般的に浸透したと考えています。また、ガチクレセミラー意識やライコの増加、ハバカミのフェアリー技などを意識して、ガチクレセのガチグマもドラゴンテラスからゴーストテラスへの移行も想定される変化でした。事実、私の原種ガチグマもPJCS1回目予選ではドラゴンテラスを使っていましたが、ゴーストテラスに切り替えました。

 サイクル軸原種ガチグマの剣の舞は、ミラー対面では1手遅いと思っています。ただ、「ガチキリンのぶちかまし+リキキリン手助け」採用だけでは、サイドチェンジやスキルスワップなどの負け筋をかわすことはできず、1手ミスるだけで一気に負け展開になるため、ガチクレセに安定して勝つことはできません。レギュFになってから、ポケモンホーム上のスキスワクレセの採用率が1割未満から1割以上に増えている事実にもちゃんと目を通しています。ポケモンホーム上の数字の変化は、実際にはもっと激しい変化が起きています。

 そこで、このハチマキ草オーガポンで圧をかけ、また後で解説する斬新なリキキリンの攻撃技によっても相手のクレセリアに予想外の圧をかけ、相手のガチクレセ両縛り展開をひたすら狙ってガチクレセプレイヤーとしての練度の違いを見せますよ、という私の意地でした。

 私はダブルのオフラインやオンライン対戦大会でガチクレセミラーは相手ガチグマの守る動きを読み切って勝つ試合がほとんどだったため読み合いにも自信がありますが、「読まなくても勝てる試合を増やす努力を怠ると足をすくわれる」という警戒心は常に抱きこの構築を組みました。

 

・オーガポン(ツタこんぼう)

 水ポンだとテラス切る場合、切らない場合にハバカミやガエンに使用するダメージ感覚、返しのD上昇のメリットを考慮が必要でしたが、ハチマキ草ポンだと火力が一気に上がり威嚇で受けきれない強さに気づき、使用感は草ポンのほうが強力でした。

 また、S4振りオーガポンで草テラスを切ってSを上げることにより、トリル阻止でリキキリンを倒しにくるブーストではなくメガネハバカミを上から縛る盤面を作ることもできますが、相手にそれを意識させ、展開を押し付ける強さもあります。またブーストハバカミも挑発持ちが増えたため、リキキリンのメンタルハーブ採用も勝率上げるのに有効と判断しました。オーガポンのSをもっと上げるか悩みましたが、この耐久調整に慣れているため、水ポンで培った自分の練度を信じそのまま使うことにしました。

 草テラス@ハチマキのツタこんぼうは火力おばけですが、急所に入ったらさらにおばけです。晴れ展開で威力半減される水ポンの弱さも克服し、ゴリラガエンの並びに対してグラスフィールド込みの草ツタこんぼうの威力でわからせるのもつよつよポイントです。ゴリラガエンはガチクレセ対策で2月になってからゴーストテラスが急に増えましたからね。ハチマキ草オーガポンでわからせてあげましょう。

 

・オーガポン(このゆびとまれ・とんぼがえり)

 水ポンならまだしも、草ポンでは初手でこのゆびとまれを使うことはできる限り避けたいです。ハチマキだけどこの技を採用することで、相手がこだわり解除してくれるのもオシャレポイントです。

 とんぼがえりという技は、相手に使用することで相手の交代を見て後出しじゃんけんできる強さがあることは周知の事実ですが、とんぼがえりで与えたダメージゲージの減少速度から相手のポケモン耐久数値と火力数値を逆算し、さらにゴツゴツメットの有無の判定までできます。クローズドシートBO1における型読みをするための情報を自分だけ多く獲得できることは爆アドであり、後出しじゃんけんで試合パターンの主導権まで握る可能性も秘めているため非常に強力な技です。

 

・オーガポン(トリルメタへのメタ返しとしての役割)

 最初に説明した通り初手ハチマキとんぼがえりで引きリキキリンがトリル展開。その後トリル下で原種ガチグマやコータスをサポートするためこのゆびとまれを使います。

 イエッサンメスとリキキリンには手助け+とんぼがえりで確実に一体持っていきましょう。甘えたイエッサンメスやリキキリンは「ふういん」でトリパ対策をしてきますが、そんなトリパへの甘い対策は既に対策済みであることをわからせましょう。「ふういん」ハバタクカミもツタこんぼうで倒せばよいという思考です。トリルふういんエルフーンいたら嫌だなーって思ってたら、仲の良いフォロワーさん(paperさん)が使って予選抜けてて参りましたって感想です。

 

・オーガポン(ばかぢから)

 はたきおとす、じだんだ、じゃれつくなど、他にも候補技を考えましたが、最終的に瞬発的な火力面での瞬発的な攻撃性能と命中率などを考えた結果、ばかぢから採用以外あり得ないという結論に至りました。

 ばかぢからは序盤で使っても強い技ですが、テラス読みが必要になるため安易な無駄打ちをすべきでない技です。ガオガエンが来るとわかっていても、ガオガエン方向にばかぢからではなくとんぼがえりで削りに行く我慢のダメージレースを選択することも場合によっては必要です。とんぼがえりで原種ガチグマを無償降臨させ根性火傷発動でトリル展開するほうがはるかに重要です。ばかぢからは、基本最後に相手を詰ませるために使う技です。

 具体的な運用方法は後述の原種ガチグマの単体解説の項目で更に詳しく説明します。

 

コータス

 一般的なガチクレセでもコータスを入れたら強いことは私も当然わかり切っており、私自身オフシーズンでかなりの練度を積んできたため、本番直前に突然起用しても扱える自信は思いっきりありました。

 ただ、私はレギュF環境で激減していたヒードランがレギュE以前の数まで戻ると思っていたため、本番でのコータス採用はずっと見送りサブ構築で様子見の試運転を重ねる程度でした。しかし2月末になってもヒードランの目撃情報が激減した状態が続いていたため、ドランいないならメガネ噴火コータスは通ると判断し、予選登録前日に本採用を決定しました。ポケパラ本戦で使用した最遅個体ではなく新たにコータスの育成をやり直し、ひかえめS実値26のコータスを登録しました。

 コータスを無事採用できる環境に恵まれたことによって、それまでトリル状態での軸を原種ガチグマにコータスが加わることによって、原種ガチグマを動かす戦略の幅を増やすことができました。後述の原種ガチグマの項目で深堀り説明します。

 コータスを採用したこの構築は、今まで私が使ってきた原種ガチグマ入りの構築のうち最も自信を持って紹介できる構築であり、私がこの構築を本格的な記事として発表したいと思えるきっかけになれました。

 

コータス(メガネ噴火採用・熱風不採用・最遅個体でない理由)

 対イエブリコータスなど、原種ガチグマより遅い、いわゆるガチトリパへの意識です。トリル張れない展開で強気に初手からメガネ噴火をノータイムで選択します。熱風という技はイーユイなどが相手を火傷させて爆アドを狙うために存在する技であるため、コータスが使っても、コータスの命中90の熱風を採用したら技外しで負ける試合が物凄く増えるため、熱風は忘れさせました。炎テラス切って噴火したらHP半分くらい削れていても最低限の仕事はします。トリルを2回張る構築でないため、持ち物はメガネ1択です。木炭は火力が低すぎるためナシです。

 

コータス(だいちのちから)

 打つ機会はほとんどないと思いますが、あったら便利な技です。テラス切れないドランがいたらラッキーくらいな感覚です。そもそもレギュFでドランを全然見かけませんでしたが。

 

コータス(かえんほうしゃ)

 ウェザーボールを採用すべきか最後まで悩みましたが、追加効果や技タイプ変わらないことのメリットなどを総合的に考慮してかえんほうしゃに決めました。普通はワイドガード対策であったり、噴火で火力でないから代用技としての役割がある技で使います。ただ、熱風と違って火炎放射は味方にも打つことができます。原種ガチグマもコータスもガエンに叩き落とされて火傷状態すら作れない盤面でも、味方の原種ガチグマに火炎放射を打てば1割で原種ガチグマを火傷させる戦い方も選択肢にあります。(コータスに地割れがあるのでこれをしない可能性が高いです)

 また、雨ペリジュラスのような、この構築ではきついと思わせるような相手に勝つのにとても便利な技です。まずリキキリンでトリルを張ります。次にコータスが味方リキキリン方向に火炎放射を打ち、HPがミリ耐えしたリキキリンでブリジュラスへ「がむしゃら」をします。手助け噴火対策でワイドガードを打つ甘えたペリッパーに対して、一気に勝ち確展開を狙います。次のターンはコータスでブリジュラス方向へかえんほうしゃペリッパー方向へがむしゃら。ペリッパーは2体同時攻撃を普通出来ないため、これで勝てる試合もあります。ダメ計は予選初日か2日目にするつもりでしたが、私の体調不良で諦めました。これは無理やり相手のプレミのようなものに依存する勝ち筋ですが、負けそうな試合で簡単に諦めず、事前にこういう相手が想定できないような勝ちルートをいくつも想定して実行することは、その試合で上手くいかなくても今後、ダブルバトルポケモン対戦で強くために必要なことだと私は考えています。

 ペリジュラスはオーガポン+ドレディア選出で眠らせるなど、他の方法で圧をかけて勝ちに行くほうが楽です。

 

コータス(じわれ)

 私の構築には見せ合い盤面でハバタクカミとヒスイドレディアがいるので、一般人は木炭もち守る採用を連想します。そのためメガネが読まれにくい強さがあります。

 クローズドBO1のPJCS予選なので、地割れは採用しない理由が思いつかない非常に強力な技です。トリル展開でコータスを後投げで繰り出す目的が明白であるならば、てだすけや守る、欠伸などの補助技を採用するために木炭などを持たせるのは火力的に甘すぎます。メガネで噴火や地割れを打ったほうがはるかに強く、勝てる試合が爆増します。

 メガネ持ちコータスに地割れではなく寝言を採用する人もいますが、クローズドBO1の現環境で寝言採用は勝ちパターンがあまりにも限定され過ぎるため絶対ナシです。寝言で勝てる確率より、地割れで勝てる確率のほうが高いことは明白だからです。

 この構築は合体寿司へのメタが非常に甘いため、ヘイラッシャに地割れを2回当てる試合運びであれば51%の確率で無理やり勝ち筋をもぎとることができます。できればヘイラッシャはヒスイドレディアで眠らせたいですが、横にキラフロルがいることが多くクリアスモッグへのケアでパワージェムなど岩技による圧をかけてくる試合展開も想定され、立ち回りは意外と難しいです。

 合体寿司や鉄壁勢の相手をして長期戦になれば、私の咳喘息の症状が悪化するのも採用理由の内情です。とはいえ、地割れという技は一般的に運ゲーと認識される技のうちのひとつに分類されるため、ヘイトを買いがちです。地割れを使うことを一度でもためらったらせっかく勝てる試合も勝てなくなります。最初から覚悟を決め、心を無にして使用すべき技です。

 ダブルバトルの対戦オフ会では、できる限り別の技を入れておきましょう。

 

ドレディア(ヒスイ)

 6枠目にギリギリ採用したポケモンであり、悪ウーラオスなど強力な格闘枠との競合で非常に採用を悩みました。私にとって明らかに練度ある悪ウーラオスなどを外して練度ゼロのヒスイドレディアを牽制要素を含め思い切った採用であり、私はきつい相手以外には極力選出しないつもりでした。

 ステラテラス採用はゴーストテラス、炎テラスと散々悩んだ挙句、試合終盤での詰め展開におけるリーチ性能を評価したためです。最速の理由は、ドレディア(ヒスイ)+コータスミラー意識です。猫騙しは選出画面のリキキリンで牽制し、持ち物は隠密マントではなく無難に気合のタスキです。

 私の構築はSブーストハバカミの「ムーンフォース、こごえるかぜ、ふういん、トリックルーム」にメガネイーユイを併せた並びに非常に弱く、悩んだ末にコータスの相方としてヒスイドレディアを採用しました。カミイーユイは晴れ展開までされたら水ポンでも押し切られるくらいきついので、草ポンで素早さをいくら振っても無駄な世界戦。

 ドレディア(ヒスイ)+コータスでなんとか劣勢盤面をごまかして、なんとか原種ガチグマを着地させたいです。全員がこの思いっきり強いカミイーユイを使っているわけではないと最終的には割り切りましたが、相手のこごかぜ外し、熱風外しなどから無理やり勝ち筋を拾いたいレベルできついです。きつすぎる相手に択ゲーを仕掛けることができる構築は、私はとても強い構築だと評価しています。100%完璧な構築を作ることは無理なので、きつい相手にも泥臭く勝ち試合を積み重ねることをずっと考えていました。

 ヒスイドレディアのおさきにどうぞを味方リキキリン方向に打ち、リキキリンでトリックルームを選択すると、なんと優先度±0でトリックルームが張れます。汎用性は乏しいけど頭の片隅に入れていたら、いざという時に勝ち試合を一つ増やすこともできるので非常に便利なコンボです。原種ガチグマ+ドレディアを並べて味方のガチグマへお先にどうぞで暴れさせることもできますが、普通にヒスイドレディアで攻撃技や眠り粉を使用したほうが強い盤面も多いので実用性は低めです。

 

〇原種ガチグマ

・原種ガチグマのテラスタイプ

 原種ガチグマ流行前のドラゴンテラス→原種ガチグマ流行後のゴーストテラスへの転向は既に説明しましたが、私は現環境で戦える原種ガチグマのテラスはこの2択しかないという立場です。ときどき強いのではないかと言及される水テラス、フェアリーテラスについて言及します。

水テラスはレギュF環境ではタケルライコの電気技に弱く、ゴリランダーやオーガポンの草技を全く受けきれないため私視点では論外です。

 フェアリーテラスは対悪ウーラには強いですが、ハチマキ悪ウーラ+メガネイーユイが「どくづき+あくのはどう」でクレセリアを落としに来る戦略の増加を感じており、リキキリンも巻き込みを食らい、ガチグマのフェアリーテラスも初見びっくりがバレたら耐性的にはそんなに安定しないテラスと判断しました。

 また、鉄壁+ボディプレスを両立するポケモンへの回答はゴーストテラスが最適解であり、そういう相手はアイアンヘッドなど鋼技を所持している可能性が高いです。ガチクレセでも、ゴーストテラスでないためTODで負けるテラスを意味します。

 必ずしもガチグマでフェアリーテラスを切る必要はなく、また、フェアリーテラスを切るメリットを意識した戦術可能性の幅に限界点を感じました。フェアリーテラス自体はレギュF環境で汎用性が高く非常に強力なテラスタイプですが、原種ガチグマとの相性はそこまでよくないという結論に至り、テラス候補からは除外しました。

 原種ガチグマのゴーストテラスが強いことはわかりきっています。ただ、ゴリランダーやオーガポンが暴れまわり、ガチクレセが目立っていない環境下でのドラゴンテラス原種ガチグマはガチで強いです。翔さんのこの構築記事を読んだことがきっかけで私はドラゴンテラスガチグマの強さに初めて気づき、私の原種ガチグマ構築陣の1つに入れました。また、環境の流れを読み、PJCS予選(1回目)、第47回がにゅーオフでもドラゴンテラスの原種ガチグマで行こうって決めました。

【テラスクエア for ポケモンパラレルアリーナ Best16】ガチクレセ - 翔さんのメモ帳 https://kato-shohei.hatenablog.com/entry/2023/10/22/165235

 

・原種ガチグマの素早さ考察の歴史について

 レギュDが始まってすぐ私はガチクレセを使用し始めましたが、原種ガチグマプレイヤーにとってガチグマの素早さ実値はトップシークレットの個人情報と私は認識しています。いくらオープンシート制の大会が増加していたとはいえ、意外にもガチグマの素早さ実値をすぐに情報公開する人がとても多かったため、私自身は困惑していました。

 レギュD初期はガチクレセを使用するプレイヤーが非常に多く、ガチグマの素早さは、鉄板でベタな型である最遅(49)、下降補正(63)、無振(70)、4振り(71)以外にも、素早さに振ったガチグマを使用するプレイヤーなど多種多様でした。一見すると原種ガチグマは火傷根性の攻撃性能ばかりに着目されがちですが、種族値上の耐久値もそれなりに確保されている優秀なポケモンです。

 無理に素早さに努力値を振ることは本来の原種ガチグマが持つ攻撃または耐久の数値の良さを崩すことにもなりかねません。短期的なミラーを制して勝数を稼ぐことはできても、使い捨てのような使い方を続けていては、原種ガチグマというポケモンの性能をしっかり理解したうえでオフシーズンを通して長期間、原種ガチグマによるミリ単位での火力や耐久面でのダメージ感覚をしっかり養う練度を磨き上げることができないまま、原種ガチグマを手放すことも見通していました。

 メタられたからといって簡単に構築を手放すようなことばかりして、ポケモンが持つ性能の良さを理解する努力に向き合わないままでいては、PJCS予選の期間などで急激に環境が変化したときに対応できる練度ある持ち駒を自ら減らしていると言えます。それまで培った練度さえあれば、全く同じ使い方でなくても少し形を変えることで再び活躍できる構築は、ずっとこのダブルバトルに向き合った人であれば、人それぞれあるはずです。

 私は、DLCが出るまで、ガチクレセの原種ガチグマは素早さ実値51の原種ガチグマを使用し続けていました。火炎玉の根性発動は行動順に発動します。相手のポケモンを倒した後に原種ガチグマを繰り出してきた場合、私も手持ちのポケモンを引いて原種ガチグマを繰り出す行動をよほどのことが無い限りやります。既に火傷発動した原種ガチグマに原種ガチグマを繰り出すことが難しいことはもちろんですが、ガチクレセミラーが発生した時の素早さ順について、「たまたは自分のガチグマが先に火傷が発動したけど、相手も最遅を使っていて、もしかしたら同速かも」という疑心暗鬼を抱いているなか、私は「原種ガチグマの同速対決は起こりえないから明確な負け筋を潰していけばよい」という心理で行動できる目に見えない有利展開が生じうるため、この素早さ実値51の原種ガチグマをずっと使用していました。

 しかしDLCが発売されたことによって、私が今まで使っていた原種ガチグマが最遅暁ガチグマと同速であるという悲しい環境下に置かれてしまいました。そのため、素早さに銀の王冠を使って素早さ実値70の原種ガチグマに切り替えたものの、恥ずかしながら私自身もポケパラ本戦が終わった11月以降になるまで原種ガチグマの本当の強さに気づくことができませんでした。

 原種ガチグマはガチグマ自身の素早さに努力値を振る/振らない、という選択肢で心理戦を仕掛けるポケモンではなく、横にいるポケモンで素早さ調整をすることによって上からでも下からでも制圧できる試合展開を進められる絶妙的な素早さ種族値を有しているポケモンだったのです。この事実に気づいたことによって、私は味方のトルネロスが原種ガチグマにこわいかおを使用したり、おいかぜ+相手へのこわいかおを使用したりすることにより戦略の幅を大きく広げることに成功し、半年以上ぶりにテラスクエア(レギュE環境)で7‐0全勝予選抜けを経験することができました。

 ガチクレセにおける先行研究として、拙稿ながら紹介させていただきます。

【構築記事①】2023/11/17テラスクエア#25 予選7‐0(TOP8) - hiedanoa9pokemonのブログ https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/12/25/203523

 しかしレギュF環境では、それまで最大の仮想敵の一角を担っていた草テラスのテツノカイナが大きく数を減らし、ノーマルテラスをする暁ガチグマやフェアリーテラスをするタケルライコの数が爆増し仮想敵に移行する環境に移行しました。仮想敵の一角に同じ素早さ種族値50のポケモンを意識する重要性が薄れる環境に移行したことに気づいた以上、私はレギュF環境では最遅個体の原種ガチグマを使うべきとすぐ判断しました。

 この構築記事ではとんぼがえりで原種ガチグマの火傷発動のメリットについて繰り返し言及していますが、とんぼがえり+トリックルーム+火炎玉火傷発動による展開はトリルターンの節約というメリットだけでなく、原種ガチグマミラーが発生した際に自分の原種ガチグマが最遅(素早さ実値49)個体という事実が相手にバレないようにできることも評価しています。

 ただ、レギュFは最遅ガチグマが最強と簡単に決めつけできるほど簡単な環境ではありません。レギュFは一見するとトリルが通りやすい環境に見えますが、当然対策されます。具体的にはトリル封印などによってトリルが張れなかった場合における勝ち筋も事前に想定しておく必要性が従来の環境よりも増したとすぐ気づき、トリルを張らない別の方法を含めた複数ルートによる勝ちパターンを、このレギュF環境で新たにどう用意すればよいか私は悩み続けていました。この着眼点は、今後、原種ガチグマ研究を継続する上で必要な要素だとを私は重要視しています。

 ガチグマの素早さは、最遅(49)、下降補正(63)、無振(70)、4振り(71)の4種類が鉄板でベタな型と先ほど紹介しました。テラさんの構築記事では下降補正(63)とありますが、下降補正(63)、無振(70)、4振り(71)であればハバタクカミのこごえるかぜ採用も効力を発しやすいと考えます。しかし私は最遅(49)個体の原種ガチグマを採用しています。こごえるかぜで上を取れる相手が限られ試合ペースが長期化しやすく咳喘息で体調の悪い私には合わないという欠点に気づき、電磁波を採用した勝ち筋を優先することへの切り替えを決断しました。

 

・原種ガチグマの耐久性能について

 ガチグマというポケモンは、弱点を突かれて負けると思った盤面でも、攻撃ぶっぱ残り耐久にしっかり振っていれば負け試合を勝ち試合にひっくり返すことができるとても優秀なポケモンです。「ミリ耐えの重要性を理解しているかどうか、原種ガチグマをメタるプレイヤーは火炎玉の火傷ダメの試行回数をしっかり計算した立ち回りで対応できているかどうか」という意識の有無は、ダブルバトルプレイヤーとしての実力の差がはっきりとわかるひとつの指標だと私は認識しています。

 この持論は、レギュE終盤及びレギュF初期で大流行した、暁ガチグマ+リキキリンの構築における暁ガチグマでも同様に言えると考えています。原種ガチグマと同様、暁ガチグマも素早さに努力値を振るには構築や戦略における明確な理由付けが必要と私は考えています。ただ単に、環境に流行っている暁ガチグマの不毛なミラーをメタるためだけに素早さに努力値を振るメタゲームばかりに目が向いているプレイヤーは、いずれメタゲームに辟易して暁ガチグマから撤退する未来しか見えないため、私は一切そのような思考のプレイヤーを信頼していませんでした。レギュD初期の原種ガチグマブームのときと同じ理論です。

 レギュEでは当時こうやどうふさんが公開していたレンタルパの耐久調整をそのまま使用していましたが、レギュFでは防御に振っていた努力値をそのまま特防に振り替えただけで運用しました。これによって安易な特殊技(トルネロスのこがらし、Sブーストハバカミのムンフォなど)のダメージ量を軽減化でき、新環境に適合した練度ある原種ガチグマを環境初期から使用することができました。

 

・一般的なサイクル軸ガチクレセについて

 レギュDでガチクレセが登場して以来、ガチクレセとは

ジョウトオフ+えるオフ→てるフェスオフ

②てるチャレオンライン後のテルさんのガチクレセ構築動画公開→ポケパラ本戦

みずこさんの構築記事がこの時期のガチクレセ研究を的確に分析しているため紹介します。【Eレギュダブル】晴れガチクレセスイッチトリル【ポケパラ本戦44位】 - mizuko's atelier https://mizuko.hateblo.jp/entry/pokepara

③PJCS2024予選(1回目)後のテラさん+りょうまさんの構築記事→警戒度増加

 の流れで少なくとも3度多くのダブルバトルプレイヤーの脚光を浴びメタ対象として警戒された歴史があると私は認識しています。メタられるとわかっていてガチクレセを握り続けているプレイヤーには、少しのことではブレない軸がしっかりしている不屈の精神を感じるため、私は親近感を抱きます。

 今回もその歴史の流れが繰り返され、第1回予選でタケルライコの強さが着目された2月上旬はガチクレセの流行、2月下旬以降は既に増加したガチクレセに対する明らかなガチクレセメタが流行ることも予測しました。逆に考えれば、そのガチクレセメタをさらにメタることでこのガチグマ軸の構築の勝率を一気に上げることができるのではないかと考え、想定敵の設定を絞ることを意識しました。

 ガチクレセ側もミラーや苦手な寿司対策などでスキスワクレセが明らかに増加し、サイクル戦重視の一般的なガチクレセでは、増加傾向にある封印や挑発を採用したトリル封じに対して不利を取りやすいと早い段階で気づいていました。

 また、第1回予選後、暁ガチグマや環境に一定数存在する悪タイプに対する格闘技の強さは既に実証されていると感じました。悪タイプのポケモン(悪ウーラ、ガオガエン)は軒並みゴーストテラス採用増加の流れを感じ取っており、それらの環境争いに巻き込まれる形で、原種ガチグマのからげんきに依存した従来の剣舞サイクル重視のガチクレセ戦法ではいずれ私は苦戦する未来も見えていました。

 激増するゴーストテラスはゴリランダーの後出しとセットで原種ガチグマ軸対策で予め行動パターンを決めているプレイヤーが一定数いることも私は予め想定していたため、これに対する回答を「原種ガチグマ(ぶちかまし)」の説明で深く言及をします。

 

・原種ガチグマ(じしん、まもる、からげんき)

 原種ガチグマを使用する上で確定技と考えてよい3技であり、3つの技のうちの1つを外した場合、明らかに性能が弱体化した原種ガチグマになると断言できます。

 

・原種ガチグマ(ぶちかまし

 クローズドBO1でぶちかましを見せることは剣の舞が無く、逆に剣の舞を使用することはぶちかましが無いことは相手からほぼバレます。BO3やオプシなどで剣の舞採用が目立っているため動画などで活躍する姿をよく拝見します。私はクローズドシートBO1で原種ガチグマを極めることを決めていたため、一貫してぶちかましにこだわりました。ぶちかましを採用すべきメリットは以下の2点です。

 

・1点目は、みんながよく気付く、ぶちかましグラスフィールドによる威力低下を無視し、味方を巻き込まない、タイプ一致の高火力地面技を確定命中、反動なしで連射できるという技という点です。ゴリランダーを後投げするプレイヤーからすれば嫌な技であり、手助け根性空元気を普通に耐えてくる2月下旬以降の耐久強めのガオガエン後投げに合わせることで、後投げのタイミングでガオガエンを1発処理できる点も非常に強力です。じゅうまんばりきなどの採用は甘えであり、ぶちかまし1択です。

・2点目は、ぶちかましを使用した後の原種ガチグマの防御と特防の能力を1段階下げることができる点です。何を言っているのかガチでわからない読者が多いと思います。この構築ではコータスを繰り出すことができるため、コータスを展開するにはトリルターンは多ければ多いほうがいいのは明らかであり、原種ガチグマだけで相手を倒しつくすという勝ちルートに必ずしも依存する必要はありません。みんな意外と気づかない、ぶちかましの自主退場性能です。

 攻撃性能に優れているぶちかましで先に圧をかけてダメージレースであまり不利を取らない試トリル合展開の盤面でメガネ噴火コータスを無償降臨させ、手助けリキキリンとメガネコータスの2体により、トリル3ターン残った状態で手前にいる相手2体を縛り残数を一気に削りに行く詰め展開に持っていくとよいでしょう。 

 こういう盤面展開では、自分の後続には初手でとんぼ返りを使用した草オーガポンがいることが多いです。トリルターンが消える前や消えた直後でもこだわりハチマキ草オーガポンがこのゆびとまれを使用することによりコータスの噴火の使用回数を増やす勝ち筋を無理やり作ることもできます。

 オーガポンはハチマキを持っているため、コータスで削り切れない相手と判断した場合はトリルが切れた後の試合展開も想定し、アタッカーとしての選択肢を選ぶことで相手にトドメを刺すこともできます。ここまで試合展開を進めてテラスを温存させる相手はほとんどいないため、相手にテラスを切らせてから詰み展開に持っていく試合展開を増やしていくことは勝率の安定化につながり、ハチマキオーガポンのばかぢからは詰め技として非常に強力な技と言えます。

 こういう勝ち筋を追求する詰め展開は、選出画面の時点で戦闘パターンをイメージしてこの策を使うかどうかを判断すべきです。今回紹介している構築は、私はポケモンの選出自体は3~5秒あれば終わるとてもシンプルな構築だと思っています。残りの時間をフルに使って大量の試合パターンをイメージしまくり試合展開の大枠のイメージまで早めに終えておけば、心の余裕が持てます。毎ターン、数十秒使って複数パターン試合展開の詰め筋による勝率展開を全部考え、ガチグマを切るか、ガチグマで通すかのメリットデメリットを試合中に決断し、試合中盤時点で既に詰め将棋のようなゲームプランを完成させるという、1戦ごとに一番勝てる判断を即決する必要があるため多少の練度は必要です。私にとってはわかりやすく使いやすいクローズドBO1専用構築ですが、構築の通し方が初見ではわかりにくいだけであり、実際はみんなが思うほどの練度はそこまで必要ではなかったりします。

 この指+トリルは残数不利から逆転するという先入観を抱きがちですが、私の構築は初手から残数不利展開を作らない試合展開を積極的に狙います。原種ガチグマが倒れても味方3匹を残して、トリル残り2ターンの段階で相手1匹展開まで持っていくことができれば、苦し紛れの甘えた2連守るを一切許さず、相手に降参を選択させる強いトリパの動きができる楽しさがあります。

 

・原種ガチグマ(ミリ耐え)

 先ほど、「ミリ耐えの重要性を理解しているかどうか、原種ガチグマをメタるプレイヤーは火炎玉の火傷ダメの試行回数をしっかり計算した立ち回りで対応できているかどうか」という意識の有無について言及しました。一般的にはミリ耐えは爆アドと解釈されがちですが、原種ガチグマプレイヤーにとってはガチグマがミリ耐えをして嬉しい盤面と嬉しくない盤面があります。

 嬉しい盤面は、相手が落とせると思っていた原種ガチグマが動けることによって原種動かせる回数を1回増やせる盤面です。

 嬉しくない盤面は、ガチグマが火傷ダメでHPが減少し、次の火傷ダメで確実にガチグマが落ちるという盤面です。

 相手からすれば守るを使えば勝手に原種ガチグマが倒れてくれるので、トリルターンを凌ぐ防御をしながら原種ガチグマを攻撃できるような試合展開ですよね。せっかくとんぼがえりでトリルターンを1ターン多く稼ぐことに成功しても、この展開になってしまうとコータスが暴れられるターンを1ターン損してしまうことにつながります。

 ところが、原種ガチグマプレイヤーにとって嬉しくない盤面が嬉しい盤面に逆転することもあります。その存在が相手のゴリランダーによるグラスフィールドです。原種ガチグマの対策としてゴリランダーを選出する人は非常に多いと思いますが、ゴリランダーを選出することによって原種ガチグマが活躍できる勝ち筋を増やす選択肢を自ら与える可能性まで考慮できていない人は意外といると思います。

 ただ、ゴリランダーにゴーストテラスを採用していた人をSNSで発見しました。内心イーユイ環境なのにマジかって思いましたが、私は当たったらこのガチグマ軸では勝てないと思いました。

 

・原種ガチグマ軸の課題点

 オープンシート制の海外大会などでゴーストテラスのガオガエンやゴリランダー、ウーラオスなどを多数目撃し、今回のクローズドBO1でのPJCS予選2回目で予選抜けした人が公開した構築にもゴーストテラス入りを多数発見しました。実際はリキキリンの減少に伴う猫騙ガオガエン対策ゴーストテラスかもしれませんが、原種ガチグマがメタられていたと解釈しても仕方ない環境です。

 私は2月以降に急増したガチクレセがランクマや海外配信に登場する動画などを必死で大量にかき集めガチクレセが登場する試合だけ集中して視聴を繰り返していました。

また、私自身も対戦オフ会やインターネット大会などでしっかり自分の戦略がバレ過ぎないことに注視しつつ、実戦経験の練度も積みました。ランクマでも最終日付近の夜中にあえて潜り海外勢をなぎ倒すことで本命の本命は最後まで隠し通しました。

 さらに、PJCS予選2回目の直前1週間は、自分がきついと思った仮想敵の構築まで作り始め、サブswitchとサブロムまで用意して一人で2台オフライン対戦を行って「対策の対策」を必死で自己練習や振り返り、お風呂などの空き時間でも、無意識に自分一人でイメージトレーニングを繰り返していました。

 しかしやはり元々きついポケモンにゴーストテラスを切られるとどうしても不利展開が増えてしまいます。PJCS予選(2回目)は完璧な環境ではないことはわかっているため、どこまで自分の構築が通用するか、もっと戦って試してみたかったですね・・・。

 PJCS予選はクローズドBO1であるためオープンシートと比べて、相手の力量を見た上で自分自身の第六感を信じて、勝負どころで安定行動を捨てれば勝てる算段は作りやすい算段はありましたが、相手がかなり上手に立ち回られたら普通に試合展開負けしてしまいます。わかっていたとはいえ、実際私もきつかったという素直な感想です。

 

〇リキキリン

 通常ならクレセリアが入っているはずの枠にリキキリンを入れています。一般的には巻き込み地震を食らわないクレセリアのほうが優秀と考えがちですが、リキキリンは先制技を無効にする特性上の優位があります。また、じゅんやさんがポケモンSVでよく使うイエッサン+原種ガチグマの考察も並行して私も研究しました。しかしイエッサンよりリキキリンのほうが火力及び耐久面でも種族値的に優秀であり、イエッサン+ブリムオンの詰め展開の練度を重ねることができなかったため、やむを得ず放棄しリキキリンを継続起用しました。

 

・リキキリン(メンタルハーブ)

 リキキリンはオボン回復最大化調整の個体ですが、のどスプレーのような甘い個体ではなく耐久振りのリキキリンが強いことは既にバレバレであり、第1回と比べ第2回ではガチクレセのフェアリーテラスクレセをメタられるハチマキウーラオスのテラス毒づき+メガネイーユイの悪の波動が一定数現れると予想し、耐久面では期待し過ぎないことにしました。

 とはいえ、リキキリンの持ち物はオボン、のどスプレー、ゴツゴツメットなど多種多様であり、クレセリアと比べてもリキキリンはメンタルハーブの所持が読まれにくいと予想し、ウーラオスなど不意に挑発が飛んでくればクローズドBO1なら爆アド展開ができる勝ち方を求めた結果、直前にメンタルハーブに変更しました。

 

・リキキリン(フェアリーテラス+マジカルシャイン)

 リキキリンは特攻無振りでも実値130以上でテラスを切って攻撃参加できる数値があり、これは攻撃参加という選択肢がとりづらく放置されやすいクレセリアと明確的に異なる点です。私は、クレセリアよりもリキキリンの攻撃性能も加味した戦術の組み方の幅が広いと感じた点を評価し使い続けました。特に、海外大会で流行したSブーストハバタクカミ+悪テラスタスキ悪ウーラに対して、フェアリーテラストリックルームマジカルシャインの流れでサポート役としても攻撃役としても非常に優秀な時期があり強かったです。

 ただ悪ウーラオスは一時的な流行にすぎず、2月以降は増えすぎていた悪ウーラオスの個体が一気に減り、環境に生き残った悪ウーラオスも癖の強い個体が増えたため、2月下旬以降はリキキリンのマジカルシャインの攻撃性能も薄れたように感じました。残飯タケルライコの瞑想やバークアウトをされると攻撃性能が腐りやすい点は否めず、マジカルシャイン以外で相手に圧をかけられる術がないかずっと探し求めていました。

 

・リキキリン(トリックルーム、てだすけ)

 採用しない理由がない非常に強力な技であり、既に前述で解説しているため省きます。

 

・リキキリン(ふういん→がむしゃら)

 トリックルームを張った直後に封印をするとトリル返しを阻止できる強さがあり、またマジシャメガネハバタクカミへの牽制にもなります。ただ、イエッサンやハバタクカミも同じ技が使えることに着目すべきであり、封印を封印されるデメリットを考慮した結果、リキキリンの封印はそんなに強くないという結論に至り、2月下旬にはふういん採用をとりやめる結論に至りました。そうなるとガチクレセを始めトリパミラーへの対抗策に悩み、ふういんされても腐らず動かせるリキキリンを追求した結果、がむしゃら採用を発案しました。がむしゃらはマジカルシャインがあまり効かない相手に強力な圧をかけられるため、非常に優秀な技です。

 paperさんのエルフーントリックルーム+がむしゃら+おいかぜを採用しており、リキキリンもトリックルーム+ふういんを採用しています。先制技無効でがむしゃら展開はめっちゃ強いと私も思っており、このコンボを生かすためのエルフーン+リキキリン軸の構築を実は私も隠し持っていましたが、paperさんの他4匹の取り巻きが私が隠し持っていた構築よりも明らかに強すぎたため、構築力で負けたなっていうのがめっちゃ悔しかったですね。私のしたいことを全部やって私の上を行く構築を作り上げたpaperさんをガチで尊敬しており、こういう強い構築を作れるpaperさんには、ぜひ世界大会に行ってほしいと私は本気で思いました。

初心者オススメ! 超アグロ追い風|paper748 @paperrr748 #note https://note.com/paper748/n/n5d9b6ddb2866?sub_rt=share_pw

 話を戻し、がむしゃらを採用のメリットについて言及します。エルフーンのタスキがむしゃらは有名ですが、リキキリンががむしゃらを覚えることはほとんど知られておらず、クローズドBO1自身ニキを自称する私の腕の見せ所だと判断し採用時にはニヤついていました。

 相手のガチクレセに対して味方のリキキリンが圧をかけることで優位展開を築ける点を評価しました。私のリキキリンは攻撃ぶっぱのガチグマを手助けor根性発動込みで確定耐えできるHB方面での耐性を持っているため、味方のガチグマの地震で無理やりがむしゃら展開で圧を賭けることもできます。これは相手の原種ガチグマにおいても同様に言えるため、対ガチクレセにて相手のガチグマの地震をリキキリンは当然耐えます。前述で草オーガポンによってガチクレセへの圧のかけ方の説明をしていましたが、こういう展開でも圧をかけていくことができます。もちろんガチグマはゴーストテラスを切ることが前提であるため、上手く立ち回ることで練度の差を見せつけて不利展開にはなりづらいです。

 ただ、相手のガチクレセで最も警戒すべき相手は、この構築でも深堀り説明しているコータスです。ドラゴンテラスではないという事実はメガネコータスへの一貫性を許しがちであり、安易なゴーストテラス切りは負ける確率が上がるため注意です。相手のコータスは私とは異なる最遅個体前提で考え、トリルを張るべき場面か張るべきでない場面かをしっかり見極め、早期に残数優位を取り試合を制圧することが必要と考えます。

 また、非トリル構築に対しても、リキキリンのがむしゃらは放置されない強さを秘めている強力な技と言えます。トリルを張る前には先発のオーガポンで圧力をかけ、原種ガチグマで守り、リキキリンを動かし、トリル下で暁ガチグマが守っても守らなくても相手の逃げ筋を許さない圧をかけ続ける試合運びを心がけることによって、相手の暁ガチグマの耐久性能による後攻での反撃を一切許さない安定した勝ち試合を増やすことができます。

 第1回予選では姿を見せていたが第2回予選ではメタられ尽くしているため激減している暁ガチキリンですが、私はこの並びはもはやトリパではないと判断しています。第2回予選でも最大45戦消化した場合1試合も当たらないほうが珍しい強い並びであるため使い続けているプレイヤーは一定数残っていると判断し、引き続きメタと試合展開の事前考察を続けていました。

 原種ガチグマによる巻き込み地震についてさらに深堀り説明します。手助け地震は根性発動地震と同じダメージ量であること、グラスフィールド発動すると地震の威力が半減し、ガオガエンの威嚇は原種ガチグマの火力低下につながります。グラスフィールド下で原種ガチグマだけでなくリキキリンも地味に毎ターン回復するため、巻き込み地震でリキキリンを自主退場させて後続のコータスを繰り出そうと思ったらリキキリンが耐えてしまったなんてやらかしプレイングをしてしまったら、トリルターンも無駄になりますしまず勝てません。からげんき+てだすけでひたすら殴り続ける選択肢を選ぶべきであり、ガチグマだけでなくリキキリンに対しても細かいダメージ感覚の把握が求められます。ゆえに、私の構築は若干構築の動かし方が難しいかもしれません。

 

・がむしゃらリキキリン(今後)

 がむしゃらは確かに強いですが、存在がバレたら流石に弱くなります。クローズドBO1プレイヤーの宿命でもあり、新しい初見びっくりコンボを研究したほうが得策です。私が構築記事を公開しなくてもいずれ通用しなくなる宿命は感じ取っており、この構築を隠し通し同じコンボを使い続けても、構築大公開時代に入るPJCS3回目予選は、ボーダーという概念を無視すると、環境的には一番厳しい予選だと私は判断しています。あくまでも、私がPJCS2回目予選で戦えると判断した構築やコンボに過ぎません。 

 ただ、がむしゃらは非常に強力な技であるため、形を変えて強力な試合運びをできる新しいコンボを見つけるのは強いです。

 ここまで構築記事を読んでくれて執筆者のあきゅう氏はとても喜んでいるため、レンタルパーティを載せます。

 クローズドBO1仕様の構築で、構築記事まで紹介しているレンタル構築は知られたら弱くなる傾向がありますが、知られていなければそこそこ強いはずなので、夜中にランクマに潜って海外勢を倒しまくれば簡単にマスボ級へ行けると思います。

 

 

 

 

 

【構築記事③&オフレポ】2023/12/16 第9回うみオフ予選5‐1(TOP8)

・はじめに

 この構築記事及びオフレポの字数は約7,100字です。

・2023/12/16 第9回うみオフ

予選5勝1敗  決勝T2回戦敗退(TOP8)

・使用構築(予選、決勝変更不可)

・性格・努力値配分

ガチグマ いじっぱり@かえんだま

223(140)‐211(252+)‐140(116)

‐x(下降)‐100‐70

クレセリア ずぶとい@ゴツメ 

227(252)‐71(下降)‐168(180+)

‐95‐150(76)‐105

カイリュー いじっぱり@ハチマキ

167(4)‐204(252+)‐115‐

x‐120‐132(252)

テツノカイナ いじっぱり@チョッキ

230(4)‐211(252+)‐129(4)‐

x(下降)‐119(244)‐71(4)

ウーラオス(一撃) いじっぱり@マント

181(44)‐194(212+)‐121(4)‐

x(下降)‐85(36)‐144(212)

サーフゴー ひかえめ@メガネ

194(252)‐x(下降)‐126(84)‐

169(4+)‐132(164)‐105(4)

・構築作成の経緯

 前日のテラスクエア#27で予選突破を決め、興奮しすぎて夜中4時まで起きていたため寝不足状態。詳しくはこちら。

【構築記事②】2023/12/15テラスクエア#27 予選5-2(TOP4)https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/12/25/212330

 いつもは新幹線で構築を作っていますが、新幹線では寝ていたためうみオフ会場で慌てて構築を作りました。ガチクレセカイリューは、固定枠。パオジアンではなく悪ウーラオスを採用するも、追い風役は不在。3枠の選定にはかなり悩みました。

 うみオフでは予選突破の枠(各ブロック上位4人抜け)が広めに設定されていることもあり、「極力命中不安定技を持つポケモンを採用せず、勝てていたはずの負け試合を極力作らない」という保守的な構築の構成が安全択、と判断。熱風持ち+ほのおのからだ、という運に左右されやすいヒードランは外すことにした。

 うみオフでは、前日行われたスイスドローのテラスクエア#27とは戦い方も変える必要があり、ゆえに構築の微妙な構成も併せて変える必要がある。とはいえ、この構築はうみオフ当日に慌てて作成した構築であるため、構築の粗さは否めない。

いつものヒカリ人形。かわいい。

 予選振り分けは「ポケもんだい」の点数で決まりました。今回の「ポケもんだい」では点数は42点でした。点数が悲報過ぎて、第4回うみオフまでの「ポケもんだい」の作問は私が担当していたとか言えない。

「ポケもんだい」の内容、ブロック振り分けの参加者の構築は、予選での対戦相手、セレンさん視点での解説記事から確認できるのでこちらをご参照ください。

2023/12/16 第9回うみオフへ参加 - セレンさんの外出ゲーム記録

https://selen-report.hatenablog.com/entry/2023/12/24/100140

・あきゅう(ひかり)視点での予選の解説

1戦目:獅子達磨さん 勝ち

見せ合い盤面の時点で、一方的に負ける試合展開が想定された。

相手先:ヒスイバクフーン、バウッツェル

相手後:ヒードランカエンジシ

私先:悪ウーラオス、テツノカイナ

私後:ガチグマ、クレセリア

ヒスイバクフーンを含め、この試合で考慮しないといけないポイントは以下の①~④。

①ヒスイバクフーンの動きを止めることが先決。

②ヒスイバクフーンがスカーフorメガネかどうか

③ヒスイバクフーンがフェアリーテラス(+テラバースト)かどうか

④バウッツェルの横はふんかorねっぷうで攻めてくるか、ふんえん+ボディプレスで詰めてくるか

 とくに③の展開でヒスイバクフーンが悪ウーラ方面へフェアリーテラバしてきたら負け確

1手目:ヒスイバクフーン猫騙し打つかかなり迷ったが、HBバウッツェルのじゃれつくでも悪ウーラはほぼ持っていかれるため、流石にバウッツェルに猫、ヒスイバクフーン方面にふいうち。相手側のヒスイバクフーンは守ってきた(再戦発生時に物凄く大切な情報)ので拘っていない可能性アップ。

2手目:1ターン目と同じく悪ウーラ→ヒスイバクフーンへふいうち。相手側はヒスイバクフーン引きドラン(カエンジシだったかも)出し。この2ターンの相手のヒスイバクフーンの動きから、ヒスイバクフーンはフェアリーテラバではなく、晴れ+噴火の火力指数の確保を意識した炎テラス、木炭持ちと判断。こちらカイナ引きガチグマ出し(火傷発動)、バウッツェル→ガチグマへじゃれつく(微小ダメ)。もしかしたら悪ウーラにじゃれつくだったかもしれないけど、こちら視点ではとても脅威なヒスイバクフーンの行動を最初の2ターンの間、実質止めることができる。ここで悪ウーラが落とされても無傷のガチグマが火傷発動した状態で後投げクレセを展開し、地震orからげんき+トリックルーム→てだすけ+地震orからげんきであれば、ふんえん+ボディプレス(ゴーストテラスでかわします)で防御2段階上昇したバウッツェルでは2連発を受けきれないはずであり、押し切り試合の詰展開まで一気に持っていける。

 相手のヒスイバクフーンが既に後ろに下がっている状態であるため、クレセのトリル展開も安全に決めることができ、その次のターンからは手助け地震を連打し試合終了(勝ち)。

2戦目:ソラ♪さん 勝ち

 選出画面から一瞬で一撃パを察したため、試行回数を稼ごうとする相手に対して、いかに試行回数を減らせるポケモン選出やプレイングをいかにしていくかを選出時間にひたすら考察。じわれVSクレセリアの1対1展開を仮にする場合、TODまで見越した盤面理解が必要。

相手の持ち物予想

①チョッキ→ヘイラッシャ

②タスキor隠密マント→パオジアンorフリージオ

③せんせいのツメorひかりのこなorきあいのハチマキ→ヘイラッシャorキョジオーンorディンルー

こだわりスカーフ→かたやぶりオノノクス(頑丈対策)

 タスキを持っていそうなポケモン猫騙しを安易に打つことは、一撃技プレイヤーの試行回数を稼ぐ行為になりかねない。これはシベリアアカデミーの一撃必殺技概論で学習していたためちゃんとケアした立ち回り。この持ち物予想は対戦での体感上、読み外したように感じた。

 また、一撃技プレイヤーの心情として、パオジアンやフリージオでゴーストテラスは盤面的に切りたくてもなかなか切れないんですよ。ぜったいれいどの命中率が下がりますからね・・・。むらっけ零度オニゴーリがいなくてよかった。

 選出画面の段階から、試合終盤の展開まで一撃必殺への安定した勝ちパターンに何が良いかを何通りもイメージし続けた結果が報われ、一撃技を1回被弾するも、1回被弾することをケアした堅実な立ち回りで着実に相手のポケモンを倒し、3-0勝ち。

3戦目:降幡愛(ダイジ)さん 勝ち

相手:ヒスイドレディアコータス+ガチクレセ

私:カイナ悪ウーラ+ガチグマカイリュー

 構築相性はかなり不利できつい。相手の先発はヒスイドレディアコータス、控えはガチグマ+クレセリアがほぼ確実に出てくる。それがわかっていても、きついものはきつい。

 この試合で考えることは2つ。第一局面のヒスイドレディアでゴーストテラスするか、第二局面のガチグマでゴーストテラスするか。カイリュー投げ神速でヒスイドレディア撃破しきつかった第一局面は凌ぎきる。

 ゴーストテラスを切らなかったヒスイドレディア撃破後にガチグマ登場し第二局面に突入。私カイナ引きガチグマ出し。相手コータス引きクレセ登場。相手のガチグマは守る使用。トリルが張られていない場において、同じターンでお互いの火炎玉ガチグマが並び、こっちのガチグマが先に火傷が発動。この情報はガチグマプレイヤーにとって、絶対に見逃してはいけない情報。

 予想通りの相手のガチグマのゴーストテラス読みも当たり、相手のクレセリアのクローズドシートにおける1回目のサイドチェンジの使用タイミングも読み切ることができた。やや優勢な盤面を作ることに成功し、そのまま詰めの展開まで持ち込み勝利。決勝トナメで再戦発生したらちょっと構築相性厳しいなという苦しさが残った。

 最初のターンになぜか相手のヒスイドレディアが私のポケモンに「おさきにどうぞ」を使っていたけど、おそらく見間違いだったに違いない。どちらにせよ、「おさきにどうぞ」読みでコータス方面に初手猫騙しを打っていたため試合への影響はなかったが・・・。3位決定戦で相手のポケモンに「おさきにどうぞ」を使うという既視感ある光景がもう一度見られたのも、きっと気のせいに違いない。

4戦目:ケンイチさん 勝ち

 決勝トナメでの再戦が発生することの対策としてガチクレセの情報は極力隠したい。中盤でメガネサーフゴーで押し切る展開が成功し、再戦時へのケアにも成功。

 「つきがきれい(ケンイチさんのTN)さん対戦よろしくお願いします!」って言ったけど、ケンイチさんがうみオフに持ってきていたロムはつきがきれいロムではなかった。

5戦目:セレンさん 勝ち

 セレンさんはカミイーユイ出し。私はクレセカイナ出し。ハバタクカミはブースト発動せず。トリル封印@タスキのハバカミが一番きつい。トリル封印がきついとわかっていたのに、なぜ私はハバカミ方面にヘビボンを打たずに隠密マントイーユイに猫騙ししてたのでしょう・・・。深読みは良くないので素直に初手フェアリーテラバでトリックルームあくのはどうでクレセが怯んでたら負けてた。怯まなかったので勝てた。あくのはどうでひるませる勝ち筋は正解だったと私は思う。決勝トナメでの再戦が実現した場合、トリル封印が無いという情報は助かる。

6戦目:こうやどうふさん 負け

 全勝予選突破がかかった1戦。とはいえ、実はこの試合、厳密なクローズドシートBO1状態じゃないんですよ。というのも、私は昨日のテラスクエア#27予選でこうやどうふさんと対戦していて、こうやどうふさんはその時に使ってた構築と同じ構築をうみオフに連れてきてたんですよ。昨日のテラスクエア#27予選ではこうやどうふさんのヘイラッシャを私の眼鏡サーフゴーの10万ボルトで倒してこうやどうふさんに勝利したけど、同じ手は流石に警戒される。ふつうにめっちゃきつい実質オープンシート。

 一見すると構築を変えている私が情報アドありそうな印象を抱かれがちですが、問題はここからです。私のガチクレセって、こうやどうふさんの調整を使ってるんですよ(クレセの調整はちょっと変えましたが)・・・。

 こうやどうふさんのイーユイのあくのはどうが私のガチグマの急所に当たって倒れたけど、あの急所が有効急所だったかどうかは調整考えてるのがこうやどうふさんなので、私よりこうやどうふさんのほうがわかってる気がします。私は体感ですが、無駄急所or低乱数耐えのように感じたので盤面でどちらにせよ負けていたかなという直感。決勝トナメで再戦が実現しても厳しい戦いになる。

・予選結果(イヌブロック)。5勝1敗3すくみじゃんけんで負けて3位抜け。

私はじゃんけん強者だと思い込んでいましたw

決勝トーナメント。1位抜けでも4位抜けでもシード権は無いので気持ちを切り替え16名による決勝トーナメントで対戦。

・決勝トナメ1回戦 ナオキ(@be_gonn)さん 勝ち

 がにゅオフで5回、やまポケオフで5回、うみオフで5回くらい会っていて親戚より顔を見ている説のあるナオキさん。最後に会ったのはポケパラ本戦会場(東京)、直前の直接対決は鉄輪オフ(大分)のサブイベント。当然、身内読み、やります!!!

 ナオキさんの場にはパオジアン+1匹、私の場にはテツノカイナと毒テラスしたHPやや削れた悪ウーラオスがいます。ナオキさんはまだテラスを切っていない。つまり、悪ウーラオスでパオジアンにふいうち、テツノカイナでパオジアン方向にワイルドボルトが大安定ですね。ゴーストテラスを切られない場合、ダメージレースでやや不利盤面です。後続のポケモンにテラスを温存されたら、私の不利展開が広がっていく。

 しかし、ナオキさん視点でもふいうちで毒テラス悪ウーラオスを倒しきれないダメージ感覚はわかっているはずであり、私と同様にナオキさんも追い詰められている盤面。ナオキさんは格闘2枠を前にした対面であり、ゴーストテラバがあればそれをすかせる。ナオキさんがゴーストテラスをすることはナオキさんの性格的に読み切っていたが、パオジアンにふいうちをされたら私の悪ウーラオスは耐えることができてもふいうちは不発する。ゴーストテラバに勇気のふいうち成功し、後はゴーストテラスを警戒しなくてよくなった試合展開のため、テラスなしハチマキカイリューの神速でオーガポンを無事詰め切り勝利。

・決勝トナメ2回戦 チャロシ(@CharoshiVGC)さん 負け(TOP8)

 チャロシさんがどんな人であるかを含め、事前情報が全くない。構築はとても硬派な並び。苦しい試合展開が選出盤面から予想されました。チャロシさんの構築は第9回うみオフ3位決定戦の配信卓にあります。チャロシさんはサイクルを受け回しつつ火力で制圧をしていく、オープンシートBO3でも相当強い構築です。私がクレセリアを選出しなかったため、試合途中から絶望的な試合展開になり完敗。

3位決定戦にて、チャロシさんの堅実なプレイングが映っています。

第9回うみオフ3位決定戦(チャロシVS降幡愛(ダイジ)) https://www.youtube.com/live/zbXnu8lYD3w?si=SsCJQqIrH_IsCJCJ

第9回うみオフ決勝(ジャックVSありす・りでる) https://youtu.be/oBGPN4Nlc9M?si=q4_GTBY5gYN311fB

・景品じゃんけん(倍率6倍以上?)勝利

戦利品(モバイルバッテリー)。自称じゃんけん強者の意地(?)わーい!

・とりあえず二次会優勝

・終わりに

 私はサンムーン時代におでんさんとうみオフの運営側の人間としてかかわっていたものの、プライベート(前の職場)の事情で体調不良を抱えポケモンからも離れていました。なんとかフルタイムで働いているため、SVでポケモン復帰した現在も、以前のように経済的に全国のオフ会にも行けるようになれましたが、メンタル面の不調の波はあり、心療内科に通い精神安定剤を服用する生活です。来年(PJCS2024)の予選が近づいていますが、今年(PJCS2023)のような体を犠牲にしてまで本気で頑張ることに私自身の身体が拒否反応を示している、というのが現状で、私は体調面を考慮してそもそも参加自体を見送ることも考えています。また、責任ある立場でオフ会運営に関わることも現状では厳しいです。

 そんななか、運営陣がおでさん一人で頑張って地方のダブルバトルの対戦オフ会を第9回まで継続させていることはとてもすごいことです。SVでポケモン復帰した私がうみオフの元運営側の人間としてうみオフに何らかの形で貢献できたならば、とても嬉しく感じています。

 

 深い事情への言及は私自身の心がつらくなるので控えますが、やはり、当人が抱える家庭環境や職場環境のようなものは、その人自身の性格みたいなものを変えてしまう環境的要因になりうるものですね。

 言い訳のようで申し訳ないですが、私は以前、労働環境がとても劣悪な職場で働いていたため、サンムーン時代は仕事のストレス発散でポケモンで勝ちまくり実績を求めることを追求していました。勝ちを求めることは対戦相手を尊重するうえで大切なことですが、以下言及する「台パン」のような行為は、交流オフ会などでの対人交流をするためのモラルに反する行為であり、オフ会参加者として正くない向き合い方だった、と後悔しています。

 サンムーン時代の私は、私が気づいていないだけで相手を不快にさせるような、人間的に他者への配慮に欠けるような幼い言動が多かったかもしれないです。また、サンムーン時代の山口県での対戦オフ会において、私がメレラキを使っていわゆる「台パン」をしてしまったことをは今でも後悔しています。当事者に謝るべきですが、サンムーン時代という何年も前の話であり、また、不特定多数の人が参加する場において、誰に対して、どこまで謝罪の気持ちを伝えたらよいのか・・・という葛藤はあります。ゆえに、この記事で当時私が「台パン」をした行為などに遭遇していた人に届けばいいなという気持ちです・・・。少なくともまず、昔仲良かったにもかかわらず「台パン」の一件で関係が悪くなってしまった紫苑さんには、いつか直接、謝罪の気持ちを伝えたいという気持ちがあります。

 当然ですが、問題行動の原因に環境的要因の余地があったとしても、「台パン」行為の責任は本人にあります。私が仮に他者から対戦オフ会という場において「台パン」行為を受けた場合、どんなに仲が良い人であったとしても、一貫して厳しい姿勢をとるつもりです。

 現在の私は、職場そのものを変え、以前と比べて人間的な暮らしができるようになり、私自身の性格面も昔と比べて改善できていると信じています。(交流)オフ会ではお互いに気持ちよくポケモン対戦をすることが一番の目的なので、「台パン」は絶対に自制します。

【構築記事②】2023/12/15テラスクエア#27 予選5-2(TOP4)

・はじめに

 この構築記事の字数は約4,000字です。

・2023/12/15 TeraSquare#27

予選5勝2敗 使用構築

・性格・努力値配分

シャリタツ ひかえめ@特性ガード

144(4)‐x(下降)‐80‐

189(252+)‐115‐134(252)

ヘイラッシャ いじっぱり@マント

226(4)‐167(252+)‐135‐

x(下降)‐85‐87(252)

ハバタクカミ おくびょう@ブーストエナジー

135(36)‐x(下降)‐97(172)‐

177(172)‐156(4)‐188(124+)

サーフゴー ひかえめ@メガネ

194(252)‐x(下降)‐126(84)‐

169(4+)‐132(164)‐105(4)

カイリュー いじっぱり@ハチマキ

167(4)‐204(252+)‐115‐

x(下降)‐120‐132(252)

パオジアン いじっぱり@タスキ

156(4)‐189(252+)‐100‐

x(下降)‐85‐187(252)

・構築作成経緯及び解説

 メインロムはDLCをダウンロードしていましたが、ガチクレセはランクマで調整するためサブロムに送っていました。サブロムはDLCダウンロードできていなかったためメインロムに輸送できず、またサブロムもオンラインモードで対戦できないためテラスクエアでガチクレセを使えないという悲報案件を20:30頃に気づく(遅い)。

 とはいえ、寿司であればそれなりに似たような動きや違う動きもでき、テラスクエアで当たり、翌日のうみオフでも再戦した場合、情報バレのケアに対するケアになるかもしれない。合体寿司+カイリュー以外の残り3枠の選定として、ハバタクカミ、サーフゴー、パオジアンを20:55頃にに構成。(テラスクエアは21:00開始)

 この突貫構築のヘイラッシャは意地ASぶっぱですが、ゴリランダーオーガポンには合体して毒テラバで反撃でき、フェアリータイプやフェアリーテラバのめんどくさいポケモンにも強く出れるという強さがあります。鉄壁+ボディプレスみたいなめんどくさいポケモン、甘える展開などへの対策としてじわれを採用し、さらにハバタクカミでほろびのうたを採用しているのも珍しめのポイント。じわれは1回も打っていません!じわれは1回も打っていません!大切なことなので2回言いました。

 ハバタクカミのほろびのうたに併せてサーフゴーを並べたら、一応ほろびのうたをカットすることができます。

 また、そもそもシャリタツを採用せず、ヘイラッシャを単体使用でウェブタ連打などで「削り役」として雑に使い、相手に合体寿司の展開を警戒させ序盤から相手のハバタクカミにフェアリーテラバを強要させ、ヘイラッシャは落とされてもカイリューを後続として繰り出し「スイープ役」として神速などを使い試合盤面の一貫性を取る試合展開を狙うこともできます。こういう相手の誤算を狙っていく勝ち筋は、(オープン)BO3では次戦から相手から修正されてしまうので、相手の想定外の勝ち筋で優位盤面を作りに行くという戦術を基本スタイルとする私の戦い方は、(オープン)BO3では苦戦しがちなのです・・・

 虫テラバシャリタツは私のテラスクエアでの思い出ポケモンなのでマスコットキャラ枠的な存在ですが、稀にいるチオンジェンが地味にきついので出会ったら勝てます。ちなみに、シャリタツを虫ではなくフェアリーテラバとかにしていたら最終戦でSTICK(@stick21115)さん におそらく勝ててました。

 カイナ、サーフゴー、ヒードランが並んだ場合、あり得んレベルで地面の一貫性ができてしまうため、誰かは残して誰かは外す。格闘の一貫性を考慮とテラス切らない場合でのフェアリー技を打てる鋼ポケモンの必要性を考え、ヒードランではなくサーフゴーを採用。本当は2匹とも採用したかったが、やむを得ない。25分で急いでここまで考察+個体用意間に合ったの奇跡。社畜ポケモントレーナーは時間が勝負。

 

戦績詳細

予選R1 イケドラ(@ikdr_poke)さん 勝ち(1‐3)

予選R2 こうやどうふ(@koyadofuDX)さん 勝ち(4‐3)

予選R3 ワイワタナベ(@nabe_42)さん 負け(6‐1)

予選R4 そふぃーだ(@_xxoe)さん 勝ち(2‐2)

予選R5 メジアン(@sarasi_uzai)さん 勝ち(4‐3)

予選R6 あお(@Kokoro_Blue)さん 勝ち(5‐2)

予選R7 STICK(@stick21115)さん 負け(7-0)

2023/12/17 TeraSquare#27 

決勝トーナメント 使用構築

ガチグマ いじっぱり@かえんだま

223(140)‐211(252+)‐140(116)

‐x(下降)‐100‐70

クレセリア ずぶとい@ゴツメ 

227(252)‐71(下降)‐168(180+)

‐95‐150(76)‐105

ハバタクカミ ひかえめ@メガネ

131(4)‐x(下降)‐75‐

205(252+)‐155‐187(252)

イーユイ ひかえめ@タスキ

131(4)‐x(下降)‐100‐

205(252+)‐140‐152(252)

カイリュー いじっぱり@ハチマキ

167(4)‐204(252+)‐115‐

x(下降)‐120‐132(252)

トルネロス(化身) ひかえめ@鋭い牙

155(4)‐x(下降)‐90‐

194(252+)‐100‐163(252)

 

構築作成までの経緯

 12/16に広島で開催されたダブルバトルの対戦オフ会「第9回うみオフ(二次会)」

【構築記事③&オフレポ】2023/12/16 第9回うみオフ予選5‐1(TOP8) https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/12/25/221500

が終わったのちに帰りの新幹線でガチクレセカイリュー以外の3匹を誰にするか悩み続け、23:58にテラスクエア本戦で使うオープンシート構築を提出した。計画性皆無。

 ワイワタナベ(@nabe_42)さんには予選の3Rでグレンアルマ+イエッサン(メス)を使用し完敗した。テラスクエア#25でのきゃのん(@cannonpoke)さんとの再戦と同様、同じ構築で来られた場合のケアとして、とにかく初戦で構築アドを狙いに行くためカミイーユイを選ぶことにした。前回のきゃのん(@cannonpoke)さんと同様、今回もグレンアルマ+イエッサン(メス)はいなかった。

 ガチクレセでトリル追い風を両立させる戦略のメリットは、

【構築記事①】2023/11/17テラスクエア#25 予選7‐0(TOP8)https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/12/25/203523

で言及しています。

準々決勝 ワイワタナベ(@nabe_42)さん

〇〇 勝ち

・テラスクエア準々決勝動画

ポケモンSV】ダブルバトル大会 テラスクエア#27 ワイワタナベ VS あきゅう(BEST8) https://youtu.be/Tkw6Y8OPyuo?si=39--qnJuerUrddBn @YouTubeより

ワイワタナベ(@nabe_42)さんとの感想戦

準決勝 STICK(@stick21115)さん 

✕〇✕ 負け(TOP4)

・テラスクエア準決勝動画

ポケモンSV】ダブルバトル大会 テラスクエア#27 STICK VS あきゅう(BEST4) https://youtu.be/_nCZ5fN9vvc?si=MaeP0faSnLDRwJOV @YouTubeより

STICK(@stick21115)さんとの対戦などふりかえり

 STICK(@stick21115)さんは、こうやどうふ(@koyadofuDX)さんたちと一緒に、めむ(@MemuQn)さんの枠でワイワイしている仲の良い人です。対戦面でのSTICK(@stick21115)さんは、同側対決や不必要な択ゲーを極力回避し、とても堅実なプレイングを重視するプレイヤー。親しいけど実力面では今まで敵わない、私にとって遠い存在のSTICK(@stick21115)さん。私がそこそこつよいプレイヤーとしてSTICK(@stick21115)さんに警戒してもらいたいという自己欲求を満たしたいためにも、この試合で初勝利をしたかった・・・。

 STICK(@stick21115)さんとは、2023/7/16の「てるフェスオフライン(ポケパラ関東予選)」のサイドイベントで一度、テラスクエアでは今回の#27予選のR7で2度目の対戦(いずれも敗戦)。STICK(@stick21115)さんのプレイングはこれまでのテラスクエア配信などでかなり見てきて立ち回りの研究をしていましたが、それでも勝てなかったですね。つよい・・・。

 構築公開された日曜日(12/17)昼12時から、私は8時間、初戦突破の脳内イメトレに集中していました。STICK(@stick21115)さんは、同じ8時間を決勝トナメ進出を決めた他の7名のプレイヤーとの対戦全部を事前にイメトレしているため。準備段階で既に意識の差がついていました。

 今回の決勝トーナメントでの対戦結果は「✕〇✕」であり一見接戦に見えますが、この実力差はぱっと見の結果とは大きくかけ離れた、内容的には実質的な構築完成度、オープンBO3での立ち回りなど、どれをとってもリカバリー能力の実力差を痛感し、勝てた1試合を含め3戦全部において試合内容は実質的な大敗でした。私にはこの戦い方で勝ちにいく勝ち筋しか用意できていなかった。詰め将棋のような試合展開が好きな私が、STICK(@stick21115)さんから、今回も詰め将棋のような試合展開をされました。完敗ですね。対戦ありがとうございました。

【構築記事①】2023/11/17テラスクエア#25 予選7‐0(TOP8)

・はじめに

 この構築記事の文字数は約3,200字です。

・2023/11/17 TeraSquare#25

予選7勝0敗 使用構築

・性格・努力値配分

ガチグマ いじっぱり@かえんだま

223(140)‐211(252+)‐140(116)

‐x(下降)‐100‐70

クレセリア ずぶとい@メンハ

227(252)‐71(下降)‐168(180+)

‐95‐150(76)‐105

テツノカイナ いじっぱり@チョッキ

230(4)‐211(252+)‐129(4)‐

x(下降)‐119(244)‐71(4)

ヒードラン ひかえめ@ゴツメ

193(212)‐x(下降)‐136(76)‐

190(180+)‐127(4)‐102(36)

ウーラオス(一撃) いじっぱり@マント

181(44)‐194(212+)‐121(4)‐

x(下降)‐85(36)‐144(212)

トルネロス(化身) おくびょう @印

182(220)‐x(下降)‐94(28)‐

146(4)‐101(4)‐179(252+)

 

・構築解説

 クローズドシートBO1前提の構築であるため、初手でウーラオストルネロスを並べ、相手に猫騙し持ちがいる場合、初手でウーラオス猫騙しが飛んでくる。初手で追い風を張りつつとんぼがえりでウーラオスを引き、ガチグマ展開をして火傷発動させ、次のターンで追い風だけでは抜けない相手に「こわいかお」を使用することによって、素早さ実値70のガチグマで上からの制圧を狙う展開を作ることができる。

 ただ、悪ウーラからとんぼがえりをして、相手のカイナが猫をしなかった場合、自分の悪ウーラ方面に格闘技が飛んでくることを考慮しなければならない。その場合、後ろ選出がガチグマ+ヒードランにすると普通に悲報ターンになるため、相手のカイナから猫が来なかったらクレセorカイナへバックするなどのケアも必要。

 ガチクレセミラー、カイナ対面などで、相手の素早さ50族が最遅(実値49)個体であり、相手にトリル展開をされた場合であっても、トルネロスが味方のガチグマに「こわいかお」をすることで素早さ実値35のガチグマを爆誕させることもでき、素早さ50族同士の不毛な素早さに対決において、後出しじゃんけんで下からでも制圧させる選択肢も残している。そのため、このガチクレセ構築は攻めのパターンが複数用意されていることから、BO3におけるミラーマッチでもやや強く出れる。

 味方の悪ウーラオスにも「こわいかお」を使う場合、素早さ実値144悪ウーラオスの半分72の数字は、最遅グレンアルマの素早さ実値72と同じ数字。予選R5のきゃのん(@cannonpoke)さん戦でのグレンアルマ+イエッサン(メス)VS悪ウーラオス+化身トルネロスの対面でトリルされ悪ウーラオス方面へ「こわいかお」をしたのに同速対決に負けるという悲報案件が発生。あと1でも素早さは下げておくべきでしたね・・・。

 最遅グレンアルマや最遅50族はともかく、コータス入りガチクレセ相手では厳しいため、トリル張られて無傷のコータス出されるのは神速やふいうちなどのポケモンでケアしないと壊滅する。固定枠のカイリューはまだいなかった。

 ヒードランはゴツメではなく、水ウーラの水流連打に強いピンチベリー(ウイのみなど)のほうが特性「ほのおのからだ」発動によるチャンスが狙いやすいためよい。草テラスではなくフェアリーテラスであるため、トルネロスで日本晴れをするとクローズドシートでの盤面優位が取れやすい。オープンシートでは今後も見据えてもらいび。

戦績詳細

予選R1 ゆきこ(@yukiko_pokemon)さん 勝ち(5‐2)

予選R2 かわち(@sendai_kawachi)さん 勝ち(4‐3)

予選R3 えにゅい(@enyui_poke)さん 勝ち(2‐2)

予選R4 Aya./まーりそ.(@MarliNx_poke)さん 勝ち(5‐2)

予選R5 きゃのん(@cannonpoke)さん 勝ち(5‐2)

予選R6 kenken(@poke_kenken)さん 勝ち(4‐3)

予選R7エリー(@Erie_pksv)さん 勝ち(6‐1)

2023/11/19 TeraSquare#25

決勝トーナメント 使用構築

・性格・努力値配分

ガチグマ いじっぱり@かえんだま

223(140)‐211(252+)‐140(116)

‐x(下降)‐100‐70

クレセリア ずぶとい@ゴツメ 

227(252)‐71(下降)‐168(180+)

‐95‐150(76)‐105

ハバタクカミ おくびょう@メガネ

135(36)‐x(下降)‐97(172)‐

177(172)‐156(4)‐188(124+)

イーユイ ひかえめ@タスキ

131(4)‐x(下降)‐100‐

205(252+)‐140‐152(252)

ヒードラン ひかえめ@チョッキ

193(212)‐x(下降)‐136(76)‐

190(180+)‐127(4)‐102(36)

カイリュー いじっぱり@ハチマキ

167(4)‐204(252+)‐115‐

x(下降)‐120‐132(252)

・準々決勝 きゃのん(@cannonpoke)さん

✕〇✕ 負け(TOP8)

配信卓 https://youtu.be/WCtWO7xuHvg

テラスクエアの決勝トーナメントはオープンシートBO3制であり、テラスクエア公式で既に公開されているため構築を掲載しています。

2023/11/19 TeraSquare#25

決勝トーナメント 最終結

 対戦後のきゃのん(@cannonpoke)さんとの感想戦リプより一部抜粋。テラスクエアは、予選と本戦で違う構築を提出できる。予選で当たった相手と本戦の初戦での再戦が決まっていたことから、対策されることを見越した対策の対策は十分できていました。イーユイ採用の理由は、きゃのんさんが予選でグレンアルマ+イエッサン(メス)を使用していたため、同じ構築で来られた時のケア。

 久しぶりの配信卓での試合。緊張で技選択の判断が追い付かず、「こうすれば勝てた」という勝ち筋がいくつもあっただけに、勝ちきれなかった悔しさが残りました。

感想

 悪ウーラ用のダクマ個体を用意してくれたHAKuA(@HAKuA_346)さんのおかげで、ポケモンパラレルアリーナ本戦出場権(ちゃんはのチャレンジカップ ベスト8)だけでなく、この大会(TeraSquare#25)で予選7-0突破したことによって、年末開催のメガテラスクエアの出場権も獲得しました!!!

 Twitterなどで普段から親交のある、エリー(@Erie_pksv)さんやきゃのん(@cannonpoke)さん、依緒(@Elfun_is_kawaii)さんと一緒に決勝トナメに上がれたこと、めむ(@MemuQn)さんにキャプボの使い方を4時間教えてもらったことがとても嬉しかったです!!!4人のなかで私だけ決勝トナメ初戦敗退したのめっちゃ悔しいですw

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