【構築記事③&オフレポ】2023/12/16 第9回うみオフ予選5‐1(TOP8)

・はじめに

 この構築記事及びオフレポの字数は約7,100字です。

・2023/12/16 第9回うみオフ

予選5勝1敗  決勝T2回戦敗退(TOP8)

・使用構築(予選、決勝変更不可)

・性格・努力値配分

ガチグマ いじっぱり@かえんだま

223(140)‐211(252+)‐140(116)

‐x(下降)‐100‐70

クレセリア ずぶとい@ゴツメ 

227(252)‐71(下降)‐168(180+)

‐95‐150(76)‐105

カイリュー いじっぱり@ハチマキ

167(4)‐204(252+)‐115‐

x‐120‐132(252)

テツノカイナ いじっぱり@チョッキ

230(4)‐211(252+)‐129(4)‐

x(下降)‐119(244)‐71(4)

ウーラオス(一撃) いじっぱり@マント

181(44)‐194(212+)‐121(4)‐

x(下降)‐85(36)‐144(212)

サーフゴー ひかえめ@メガネ

194(252)‐x(下降)‐126(84)‐

169(4+)‐132(164)‐105(4)

・構築作成の経緯

 前日のテラスクエア#27で予選突破を決め、興奮しすぎて夜中4時まで起きていたため寝不足状態。詳しくはこちら。

【構築記事②】2023/12/15テラスクエア#27 予選5-2(TOP4)https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/12/25/212330

 いつもは新幹線で構築を作っていますが、新幹線では寝ていたためうみオフ会場で慌てて構築を作りました。ガチクレセカイリューは、固定枠。パオジアンではなく悪ウーラオスを採用するも、追い風役は不在。3枠の選定にはかなり悩みました。

 うみオフでは予選突破の枠(各ブロック上位4人抜け)が広めに設定されていることもあり、「極力命中不安定技を持つポケモンを採用せず、勝てていたはずの負け試合を極力作らない」という保守的な構築の構成が安全択、と判断。熱風持ち+ほのおのからだ、という運に左右されやすいヒードランは外すことにした。

 うみオフでは、前日行われたスイスドローのテラスクエア#27とは戦い方も変える必要があり、ゆえに構築の微妙な構成も併せて変える必要がある。とはいえ、この構築はうみオフ当日に慌てて作成した構築であるため、構築の粗さは否めない。

いつものヒカリ人形。かわいい。

 予選振り分けは「ポケもんだい」の点数で決まりました。今回の「ポケもんだい」では点数は42点でした。点数が悲報過ぎて、第4回うみオフまでの「ポケもんだい」の作問は私が担当していたとか言えない。

「ポケもんだい」の内容、ブロック振り分けの参加者の構築は、予選での対戦相手、セレンさん視点での解説記事から確認できるのでこちらをご参照ください。

2023/12/16 第9回うみオフへ参加 - セレンさんの外出ゲーム記録

https://selen-report.hatenablog.com/entry/2023/12/24/100140

・あきゅう(ひかり)視点での予選の解説

1戦目:獅子達磨さん 勝ち

見せ合い盤面の時点で、一方的に負ける試合展開が想定された。

相手先:ヒスイバクフーン、バウッツェル

相手後:ヒードランカエンジシ

私先:悪ウーラオス、テツノカイナ

私後:ガチグマ、クレセリア

ヒスイバクフーンを含め、この試合で考慮しないといけないポイントは以下の①~④。

①ヒスイバクフーンの動きを止めることが先決。

②ヒスイバクフーンがスカーフorメガネかどうか

③ヒスイバクフーンがフェアリーテラス(+テラバースト)かどうか

④バウッツェルの横はふんかorねっぷうで攻めてくるか、ふんえん+ボディプレスで詰めてくるか

 とくに③の展開でヒスイバクフーンが悪ウーラ方面へフェアリーテラバしてきたら負け確

1手目:ヒスイバクフーン猫騙し打つかかなり迷ったが、HBバウッツェルのじゃれつくでも悪ウーラはほぼ持っていかれるため、流石にバウッツェルに猫、ヒスイバクフーン方面にふいうち。相手側のヒスイバクフーンは守ってきた(再戦発生時に物凄く大切な情報)ので拘っていない可能性アップ。

2手目:1ターン目と同じく悪ウーラ→ヒスイバクフーンへふいうち。相手側はヒスイバクフーン引きドラン(カエンジシだったかも)出し。この2ターンの相手のヒスイバクフーンの動きから、ヒスイバクフーンはフェアリーテラバではなく、晴れ+噴火の火力指数の確保を意識した炎テラス、木炭持ちと判断。こちらカイナ引きガチグマ出し(火傷発動)、バウッツェル→ガチグマへじゃれつく(微小ダメ)。もしかしたら悪ウーラにじゃれつくだったかもしれないけど、こちら視点ではとても脅威なヒスイバクフーンの行動を最初の2ターンの間、実質止めることができる。ここで悪ウーラが落とされても無傷のガチグマが火傷発動した状態で後投げクレセを展開し、地震orからげんき+トリックルーム→てだすけ+地震orからげんきであれば、ふんえん+ボディプレス(ゴーストテラスでかわします)で防御2段階上昇したバウッツェルでは2連発を受けきれないはずであり、押し切り試合の詰展開まで一気に持っていける。

 相手のヒスイバクフーンが既に後ろに下がっている状態であるため、クレセのトリル展開も安全に決めることができ、その次のターンからは手助け地震を連打し試合終了(勝ち)。

2戦目:ソラ♪さん 勝ち

 選出画面から一瞬で一撃パを察したため、試行回数を稼ごうとする相手に対して、いかに試行回数を減らせるポケモン選出やプレイングをいかにしていくかを選出時間にひたすら考察。じわれVSクレセリアの1対1展開を仮にする場合、TODまで見越した盤面理解が必要。

相手の持ち物予想

①チョッキ→ヘイラッシャ

②タスキor隠密マント→パオジアンorフリージオ

③せんせいのツメorひかりのこなorきあいのハチマキ→ヘイラッシャorキョジオーンorディンルー

こだわりスカーフ→かたやぶりオノノクス(頑丈対策)

 タスキを持っていそうなポケモン猫騙しを安易に打つことは、一撃技プレイヤーの試行回数を稼ぐ行為になりかねない。これはシベリアアカデミーの一撃必殺技概論で学習していたためちゃんとケアした立ち回り。この持ち物予想は対戦での体感上、読み外したように感じた。

 また、一撃技プレイヤーの心情として、パオジアンやフリージオでゴーストテラスは盤面的に切りたくてもなかなか切れないんですよ。ぜったいれいどの命中率が下がりますからね・・・。むらっけ零度オニゴーリがいなくてよかった。

 選出画面の段階から、試合終盤の展開まで一撃必殺への安定した勝ちパターンに何が良いかを何通りもイメージし続けた結果が報われ、一撃技を1回被弾するも、1回被弾することをケアした堅実な立ち回りで着実に相手のポケモンを倒し、3-0勝ち。

3戦目:降幡愛(ダイジ)さん 勝ち

相手:ヒスイドレディアコータス+ガチクレセ

私:カイナ悪ウーラ+ガチグマカイリュー

 構築相性はかなり不利できつい。相手の先発はヒスイドレディアコータス、控えはガチグマ+クレセリアがほぼ確実に出てくる。それがわかっていても、きついものはきつい。

 この試合で考えることは2つ。第一局面のヒスイドレディアでゴーストテラスするか、第二局面のガチグマでゴーストテラスするか。カイリュー投げ神速でヒスイドレディア撃破しきつかった第一局面は凌ぎきる。

 ゴーストテラスを切らなかったヒスイドレディア撃破後にガチグマ登場し第二局面に突入。私カイナ引きガチグマ出し。相手コータス引きクレセ登場。相手のガチグマは守る使用。トリルが張られていない場において、同じターンでお互いの火炎玉ガチグマが並び、こっちのガチグマが先に火傷が発動。この情報はガチグマプレイヤーにとって、絶対に見逃してはいけない情報。

 予想通りの相手のガチグマのゴーストテラス読みも当たり、相手のクレセリアのクローズドシートにおける1回目のサイドチェンジの使用タイミングも読み切ることができた。やや優勢な盤面を作ることに成功し、そのまま詰めの展開まで持ち込み勝利。決勝トナメで再戦発生したらちょっと構築相性厳しいなという苦しさが残った。

 最初のターンになぜか相手のヒスイドレディアが私のポケモンに「おさきにどうぞ」を使っていたけど、おそらく見間違いだったに違いない。どちらにせよ、「おさきにどうぞ」読みでコータス方面に初手猫騙しを打っていたため試合への影響はなかったが・・・。3位決定戦で相手のポケモンに「おさきにどうぞ」を使うという既視感ある光景がもう一度見られたのも、きっと気のせいに違いない。

4戦目:ケンイチさん 勝ち

 決勝トナメでの再戦が発生することの対策としてガチクレセの情報は極力隠したい。中盤でメガネサーフゴーで押し切る展開が成功し、再戦時へのケアにも成功。

 「つきがきれい(ケンイチさんのTN)さん対戦よろしくお願いします!」って言ったけど、ケンイチさんがうみオフに持ってきていたロムはつきがきれいロムではなかった。

5戦目:セレンさん 勝ち

 セレンさんはカミイーユイ出し。私はクレセカイナ出し。ハバタクカミはブースト発動せず。トリル封印@タスキのハバカミが一番きつい。トリル封印がきついとわかっていたのに、なぜ私はハバカミ方面にヘビボンを打たずに隠密マントイーユイに猫騙ししてたのでしょう・・・。深読みは良くないので素直に初手フェアリーテラバでトリックルームあくのはどうでクレセが怯んでたら負けてた。怯まなかったので勝てた。あくのはどうでひるませる勝ち筋は正解だったと私は思う。決勝トナメでの再戦が実現した場合、トリル封印が無いという情報は助かる。

6戦目:こうやどうふさん 負け

 全勝予選突破がかかった1戦。とはいえ、実はこの試合、厳密なクローズドシートBO1状態じゃないんですよ。というのも、私は昨日のテラスクエア#27予選でこうやどうふさんと対戦していて、こうやどうふさんはその時に使ってた構築と同じ構築をうみオフに連れてきてたんですよ。昨日のテラスクエア#27予選ではこうやどうふさんのヘイラッシャを私の眼鏡サーフゴーの10万ボルトで倒してこうやどうふさんに勝利したけど、同じ手は流石に警戒される。ふつうにめっちゃきつい実質オープンシート。

 一見すると構築を変えている私が情報アドありそうな印象を抱かれがちですが、問題はここからです。私のガチクレセって、こうやどうふさんの調整を使ってるんですよ(クレセの調整はちょっと変えましたが)・・・。

 こうやどうふさんのイーユイのあくのはどうが私のガチグマの急所に当たって倒れたけど、あの急所が有効急所だったかどうかは調整考えてるのがこうやどうふさんなので、私よりこうやどうふさんのほうがわかってる気がします。私は体感ですが、無駄急所or低乱数耐えのように感じたので盤面でどちらにせよ負けていたかなという直感。決勝トナメで再戦が実現しても厳しい戦いになる。

・予選結果(イヌブロック)。5勝1敗3すくみじゃんけんで負けて3位抜け。

私はじゃんけん強者だと思い込んでいましたw

決勝トーナメント。1位抜けでも4位抜けでもシード権は無いので気持ちを切り替え16名による決勝トーナメントで対戦。

・決勝トナメ1回戦 ナオキ(@be_gonn)さん 勝ち

 がにゅオフで5回、やまポケオフで5回、うみオフで5回くらい会っていて親戚より顔を見ている説のあるナオキさん。最後に会ったのはポケパラ本戦会場(東京)、直前の直接対決は鉄輪オフ(大分)のサブイベント。当然、身内読み、やります!!!

 ナオキさんの場にはパオジアン+1匹、私の場にはテツノカイナと毒テラスしたHPやや削れた悪ウーラオスがいます。ナオキさんはまだテラスを切っていない。つまり、悪ウーラオスでパオジアンにふいうち、テツノカイナでパオジアン方向にワイルドボルトが大安定ですね。ゴーストテラスを切られない場合、ダメージレースでやや不利盤面です。後続のポケモンにテラスを温存されたら、私の不利展開が広がっていく。

 しかし、ナオキさん視点でもふいうちで毒テラス悪ウーラオスを倒しきれないダメージ感覚はわかっているはずであり、私と同様にナオキさんも追い詰められている盤面。ナオキさんは格闘2枠を前にした対面であり、ゴーストテラバがあればそれをすかせる。ナオキさんがゴーストテラスをすることはナオキさんの性格的に読み切っていたが、パオジアンにふいうちをされたら私の悪ウーラオスは耐えることができてもふいうちは不発する。ゴーストテラバに勇気のふいうち成功し、後はゴーストテラスを警戒しなくてよくなった試合展開のため、テラスなしハチマキカイリューの神速でオーガポンを無事詰め切り勝利。

・決勝トナメ2回戦 チャロシ(@CharoshiVGC)さん 負け(TOP8)

 チャロシさんがどんな人であるかを含め、事前情報が全くない。構築はとても硬派な並び。苦しい試合展開が選出盤面から予想されました。チャロシさんの構築は第9回うみオフ3位決定戦の配信卓にあります。チャロシさんはサイクルを受け回しつつ火力で制圧をしていく、オープンシートBO3でも相当強い構築です。私がクレセリアを選出しなかったため、試合途中から絶望的な試合展開になり完敗。

3位決定戦にて、チャロシさんの堅実なプレイングが映っています。

第9回うみオフ3位決定戦(チャロシVS降幡愛(ダイジ)) https://www.youtube.com/live/zbXnu8lYD3w?si=SsCJQqIrH_IsCJCJ

第9回うみオフ決勝(ジャックVSありす・りでる) https://youtu.be/oBGPN4Nlc9M?si=q4_GTBY5gYN311fB

・景品じゃんけん(倍率6倍以上?)勝利

戦利品(モバイルバッテリー)。自称じゃんけん強者の意地(?)わーい!

・とりあえず二次会優勝

・終わりに

 私はサンムーン時代におでんさんとうみオフの運営側の人間としてかかわっていたものの、プライベート(前の職場)の事情で体調不良を抱えポケモンからも離れていました。なんとかフルタイムで働いているため、SVでポケモン復帰した現在も、以前のように経済的に全国のオフ会にも行けるようになれましたが、メンタル面の不調の波はあり、心療内科に通い精神安定剤を服用する生活です。来年(PJCS2024)の予選が近づいていますが、今年(PJCS2023)のような体を犠牲にしてまで本気で頑張ることに私自身の身体が拒否反応を示している、というのが現状で、私は体調面を考慮してそもそも参加自体を見送ることも考えています。また、責任ある立場でオフ会運営に関わることも現状では厳しいです。

 そんななか、運営陣がおでさん一人で頑張って地方のダブルバトルの対戦オフ会を第9回まで継続させていることはとてもすごいことです。SVでポケモン復帰した私がうみオフの元運営側の人間としてうみオフに何らかの形で貢献できたならば、とても嬉しく感じています。

 

 深い事情への言及は私自身の心がつらくなるので控えますが、やはり、当人が抱える家庭環境や職場環境のようなものは、その人自身の性格みたいなものを変えてしまう環境的要因になりうるものですね。

 言い訳のようで申し訳ないですが、私は以前、労働環境がとても劣悪な職場で働いていたため、サンムーン時代は仕事のストレス発散でポケモンで勝ちまくり実績を求めることを追求していました。勝ちを求めることは対戦相手を尊重するうえで大切なことですが、以下言及する「台パン」のような行為は、交流オフ会などでの対人交流をするためのモラルに反する行為であり、オフ会参加者として正くない向き合い方だった、と後悔しています。

 サンムーン時代の私は、私が気づいていないだけで相手を不快にさせるような、人間的に他者への配慮に欠けるような幼い言動が多かったかもしれないです。また、サンムーン時代の山口県での対戦オフ会において、私がメレラキを使っていわゆる「台パン」をしてしまったことをは今でも後悔しています。当事者に謝るべきですが、サンムーン時代という何年も前の話であり、また、不特定多数の人が参加する場において、誰に対して、どこまで謝罪の気持ちを伝えたらよいのか・・・という葛藤はあります。ゆえに、この記事で当時私が「台パン」をした行為などに遭遇していた人に届けばいいなという気持ちです・・・。少なくともまず、昔仲良かったにもかかわらず「台パン」の一件で関係が悪くなってしまった紫苑さんには、いつか直接、謝罪の気持ちを伝えたいという気持ちがあります。

 当然ですが、問題行動の原因に環境的要因の余地があったとしても、「台パン」行為の責任は本人にあります。私が仮に他者から対戦オフ会という場において「台パン」行為を受けた場合、どんなに仲が良い人であったとしても、一貫して厳しい姿勢をとるつもりです。

 現在の私は、職場そのものを変え、以前と比べて人間的な暮らしができるようになり、私自身の性格面も昔と比べて改善できていると信じています。(交流)オフ会ではお互いに気持ちよくポケモン対戦をすることが一番の目的なので、「台パン」は絶対に自制します。