【オフレポ等】旅するヒカリ 2023年7~11月の対戦オフ会(ポケパラなど)遠征

・はじめに

 このオフレポ等記事の字数は約12,700字です。

・対戦オフ会参加について

 あきゅう(@hikaribw2)と申します。過去にひかり(@hikaripkmn)というHNで対戦オフ会に参加していたこともあり、当時の私のことを憶えてくれている人がけっこういたので、私自身、割と嬉しかったです

※2023年7~11月に参加したオンライン・オフラインの対戦会。仲間大会、突発的に参加した大会などを含めると書ききれなくなるので割愛。

※また、この半年間でオフ会遠征に行きまくりかなりの人と交流しているため、この記事で出会った人全員との関わりに言及すると膨大な文字数になるため割愛。

 ポケモンパラレルアリーナ(通称ポケパラ)お疲れさまでした。ポケパラ本戦の権利を獲得することは私自身かなり厳しいと感じていましたが、運よく本戦の権利を獲得してポケパラ本戦で全国大会の雰囲気を体験できて貴重な経験を得られました。

 今回のポケパラですが、かつてバトルロードグロリア(通称グロリア)と呼ばれる非公式全国大会が6世代(ORAS)、7世代(サンムーン)の頃に開催されていた頃を連想した方もいらっしゃると思います。私自身、グロリア2016本戦という全国大会によって、私が「BO3(クローズドBO3)」というルールでの対戦を初めて経験することができ、また配信動画の画面の向こうしか見たことがない有名なプレイヤーと真剣勝負ができたことは、私が競技としてポケモンを頑張りたいと思えるきっかけにもなった大会でもありました。

 グロリア2016の本戦の会場も、今回のポケパラの本戦の会場のように、気持ちが盛り上がる会場でした。この写真がグロリア2016本戦に出場した時の写真ですが、ライアーゲームの会場のような高級感あって盛り上がる雰囲気があったのを今でも憶えています。この画像を見ながら、ずっとポケパラ本戦の会場に行き本戦出場したいって想い続けながら全国のオフ会へ遠征していました。

 グロリア2016の本戦を経験した際に記載した、当時の大会構築ブログもあります。

11/13 バトルロードグロリア2016日本一決定戦(GSダブル、BO3) - ひかりのこな~ひょい♪ https://hikaripkmn.hatenablog.com/entry/2016/11/14/212052

 翌年のグロリア2017では中四国予選と近畿予選で予選突破し決勝トーナメントに進出したものの、本戦出場の権利を得ることはできませんでした。ただ、グロリア2017では配信卓を経験することができたのは嬉しかったですね///

 

①2023/7/8 ジョウトオフ

2勝5敗予選落ち

 前日にテラスクエアをちゃんと挟んでいたものの、何年も対戦オフ会に行っていなかったこともあり、かなり緊張していた。ジョウトオフはクローズドBO1であり、全部参加するつもりだったポケパラ予選がかかった関西や東海北陸のオフラインの大会のほどんどがクローズドBO1ルールであり、関西人慣れやクローズドBO1オフ会の実戦経験を積む必要があると判断し参戦。関西のオフ会、こんなに強豪揃いなのか・・・と感じるレベルでみんな強かった。

 同じブロックのこうやどうふさんが前日のテラスクエアの予選を突破(その後優勝)していたけど、こうやどうふさんとはこのとき初めましての状態でこうやどうふさんが予選突破していたことに気づかないまま、ブロック内で私がテラスクエアの話をしてたのがめっちゃおもろかった。あと、モバイルバッテリーは買いましょう。

 

②2023/7/15 出張とやまポケモンオフin東京

3勝3敗予選3位抜け

準々決勝でがれきんさんに完敗(TOP8)

 

 出張とやまポケモンオフも、ジョウトオフと同様にポケパラ権利かかっていない大会だが、クローズドBO1オフ会の実戦経験を積みたかった+オフ会の前日にオフ会を挟むことでオフ会慣れしたかったので参戦。リスクケアをしっかりして狙った通り組予選3位以内での予選突破を達成。この日バンリさんと一番いい試合ができたので、「バンリさんとBO3で戦いたい」って会場でバンリさんに言ったら、その後ポケパラのオンラインBO3予選でバンリさんとの対戦が実現できたので個人的にめっちゃうれしかった。

 

③2023/7/16 てるるんフェスティバルオフ(ポケパラ関東予選8枠)

2勝4敗予選落ち

 京急蒲田のそこそこ高いホテルに前泊し睡眠時間を確保を狙ったつもりが、なぜかみやながさんと一緒に電車を逆走したため夜中に埼玉(草加市)入りしたので6時間くらいしか寝れずやらかし。

 ポケパラ予選のルールがクローズドBO1からオープンBO3に突然変わることまで想定して、クローズドBO1の翌日にオープンBO3の初陣として参戦。7月のてるるんフェスティバルは200人以上が参加する大規模対戦オフ会であり、ポケパラ権利のかかった最初の大会でもある。この大会でポケパラ権利を取りに行くという意識というより、後のオープンBO3の大会を見越したオフラインでの実戦経験を積むことが一番の目的ではあったものの、6試合中3試合で相手のオープンシートの技構成を見間違えるという痛恨のプレミを発揮。

 オープンBO3のオフ会は、2日間の日程で行う規模の大会を1日に圧縮して日程を切り詰めているため、朝早い時間から夜遅い時間まで続く。長時間での体力勝負の対戦に備えて睡眠時間をしっかり確保して、事前にカロリーメイトなど手軽に食べられる昼食を準備することも必要とわかったのは大きな収穫だった。

 大会中は時間が押しており昼食を取る時間ないから、事前に軽食を準備する必要があることを前日のツイートで教えてくれためむさんにガチで感謝した!

 

④2023/7/29 がにゅーオフ(ポケパラ九州予選8枠)

4勝6敗予選落ち

 がにゅーオフは5-6回くらい行ったことがあり、私自身何回もお世話になったオフ会。4つある構築のうちどれを持っていくか悩み過ぎて睡眠時間は3時間。クローズドBO1ルールなので会場入りする前はまだ少しワンチャンあると思っていたものの、会場に入ってから発表された組み合わせを見た瞬間、魔境ブロックに入ったという絶望的な事実をすぐに察した。前日に組み合わせが発表されていたら別の構築を選んでいたのに・・・と思いつつも今更変えるわけにはいかず、オオニューラを使って起きたアレを謝罪。

 敗因分析は、オオニューラの持ち物をラムのみ、カイリューをこだわりハチマキにすべきだった。相手に守られたり、悪テラスを切られたり、サイコフィールドを張られたり・・・。そういう場合をケアできる味方への威張るのほうが安定感があった。構築の詰めの甘さを痛感した。ちなみに、このがにゅーオフに続き、次回のがにゅーオフでも配信卓にオオニューラが2連続で出演したらしい。

 とりあえず2次会を優勝した。

 サンムーン時代以来のがにゅーオフ。優秀な運営陣の運営になつかしみ、お久しぶりの参加者が何人もいた。くみさんはイフリートさん、アーニャさんは5歳の女児。ほんまほんま。

 さて、がにゅーオフが終わったので・・・

 

 なんでこの人、がにゅーオフ2次会の次の日にぽちゃオフに参加してるんですかね・・・???リアルサイドチェンジかな?

 22:00がにゅ二次会→22:20博多駅→23:00小倉駅→23:45北九州空港前東横INN

→6:30北九州空港→8:30羽田空港→9:45浜町区民館(ぽちゃオフ)

 飛行機の中で睡眠時間を確保すれば7時間くらい睡眠時間が確保できましたが、空路は耳が痛すぎて鼓膜の感覚がおかしくなっていました()

⑤2023/7/30 ぽちゃオフ

2勝3敗予選落ち

 ぽちゃオフに持参したガチクレセは、がにゅーオフに連れて行くか最後まで悩んだ私にとってエース級の構築。昨日は昨日、今日は今日。全く違う構築なので、まっさらな気持ちで全力でぶつかった。レモネードさんとはお互い癖の強いプレイスタイルでもあり、面白い試合が3試合できた。対戦が終わってから「せんせいのツメ」の魅力について語り合った。

 「ぽちゃー」この声はゴッドアルスさんがぽちゃオフ会場で叫んでた声ですw
そう言えば、ゴッドアルスさんも前日にがにゅーオフの会場(1次会のみ)で姿を見た気がするけど、きっと幻を見ていたに違いないw

 7月の目標に決めていた、クローズドBO1のオフ会の翌日にオープンBO3の大会を挟み、メインイベント終了後のサイドイベントでもクローズドBO1を楽しむ。この流れを2回連続できた。

 一度対戦やり始めると、対戦したいっていう気持ちが抑えられなくなるから、サブイベでも思いっきり対戦できるの愉しいんですよね・・・!

 第二外国語ポッチャマ語を履修すると単位が楽にもらえるという噂があったりしません

⑥2023/8/5 てるチャレオンライン(ポケパラオンライン予選8枠)

4勝4敗予選落ち。5Rでバンリさんと対戦できました。

⑦2023/8/11-13 パシフィコ横浜

観光客の姿(Day1)

えいきょさんとピカチュウ見てた

観光客の姿(Day2昼)

観光客の姿(Day2夜)

観光客の姿(Day3昼)

パブリック最前列

戦闘民族の姿

 最終日は混雑することを見越して朝5時起きで並んだ。「せっかくパシフィコ横浜に来たのにパス券を持っていないので会場に入れない」という悔しさを取り返すためにも、このポケモントレーナーズクルーズで楽しむしかないと割り切って対戦に集中しました。対戦回数は、まぁ、戦闘民族なんで察してください。まさか、ポケモントレーナーズクルーズで対戦交流したあの某Fさんがポケパラの主催だったとは・・・!
 パブリックビューイングでは、世界大会を観戦。初日はえいきょさんと一緒に観戦。その後はかぐゆうさんなど、何人かのフォロワーさんと出会いました。かぐゆうさんは私がTwitterを始めた初期(BW2時代)からの古参フォロワーさんですが、実は実際に会えたのはこの日が初めてでした。

 世界大会の試合を観ながら、「この試合を観て影響を受けた人たちが来週のあいオフでどんな構築を持ってくるか」をひたすら考察して、来週のクローズドBO1のあいオフでポケパラ権利を取りに行くための構築をひたすら考えまくっていました

 

⑧2023/8/19 あいオフ(ポケパラ東海予選8枠)

予選4勝2敗2位抜け、決勝トナメ2回戦敗退(TOP16)

 あいオフではオフ会前日に組み合わせ発表あったので、構築選びにはあまり迷いはなく挑んだ。あいオフは世界大会1週間後という環境下にある大会であるため、構築を組む基準は特定のプレイヤーとの対戦を意識すべきではなく、世界大会の影響を受けたプレイヤーと対峙する、という環境の全体像への対処を意識して構築を組み対戦した。あいオフが「クローズドBO1」、「スイスドローではないブロック予選」、「事前組み合わせ発表」という大会仕様を理解していた以上、あいオフはポケパラ権利を取りに行く大会と狙っていた。

 以下、ロケットさんとの雑談内容。

 予選で出会ったMブロックの人たちの雰囲気は穏やかな感じで好きだった。

 あいオフでhibikiさん、むしゃオフでトゥりりりさん、しずくオフでベカさんがポケパラ本戦権利を獲得。そして、ポケパラの本戦の会場にて、hibikiさん、トゥりりりさんと再戦を果たす。ベカさんとはポケパラの宿泊施設でフレ戦した。

 この日のしゃなぽけさんは絶対グーを出すと読み切っていたので、おそらく組3位になっていてもじゃんけんでは勝てていた可能性が高い。

あいオフ 決勝トナメ(32人→8人権利獲得)

予選と同様、クローズドBO1

決勝トナメ1回戦 ぼんやりさん 勝ち

 カイナにハバカミのフェアリーテラバムンフォが急所に入って爆アドするも、ぼんやりさんのウーラオスが悪なのに水と勘違いして痛恨のプレミを発揮。ふいうち択ゲーで勝負が決まる展開になるも、じゃんけん強者の矜持で見事にふいうちじゃんけんを読み切り勝利。ウーラオスの型はちゃんと見ておきましょう。

決勝トナメ2回戦 キムさん 負け

TOP16(ポケパラ権利獲得ならず)

 キムさんとはテラスクエアで何度か対戦したりして勝ったり負けたりしており、じゃんけんに自信がある私もキムさんが凄腕のじゃんけん強者であることを把握できていたため、お互いの賭けを作る場をどう持ち込み、どこの展開で仕掛けるか、を考慮すべきであった。にもかかわらず、私が選出や立ち回りで逃げの悪手を繰り返して一方的に負ける展開を私自身が作ってしまったため、じゃんけん勝負の展開にさえ持ち込めなかった。負けるべきして負けた敗戦。がにゅでオオニューラを使ってたのに、まさか相手のオオニューラを使われる側になって、オオニューラの圧に押されて負けるとは・・・。

 ベスト8に入れなかった8名によるTOP16名によるじゃんけんで2位になり、ホゲータのぬいぐるみを獲得した。なんとかじゃんけん強者の矜持は保てた。

 思いっきり悔しかったので、あいオフの構築をそのまま使って名古屋のビジネスホテルでピヨリリィ杯に参戦した。あいオフでは決める盤面が全くなかった地面テラバするトルネロスが思いっきり相手のヒードランに決まりまくり勝ちまくった。この勝ち運があいオフでも欲しかった。

 翌日:愛知観光の姿

 悔しいので、翌日にドルチルさんと屈葬(くっそう)の儀(・~・)

 

 修行僧ドルチルさんと炎天下の中スーツケースを持ちながら謎の古墳巡りをしていたので流石にめっちゃ疲れ15時半くらいに撤収(・~・)

 

⑨2023/9/9 京大カップ(ポケパラ関西予選8枠)

スイスドロー2勝4敗

 あいオフ以降気持ちが燃え尽き状態になり、ポケモンからも離れていたため、あいオフの構築を微妙にいじっただけの構築を持参し、そのまま惨敗。スイス午前0-2でオポ抜けが厳しい現実に直面し昼休みには既に観光客モードに突入。観光地?の吉田寮に入りたい気持ちあったけど冷静に考えて住居侵入なので流石に自重した。

 ポケモンのモチベを復活させられるきっかけになればいいなという気持ちで参加した。京大カップでharuさんやかむらっちさんとも初めて雑談できたし、京都観光で気持ちが少し楽になれたのでヨシ!

 

 

⑩2023/9/17 鉄輪オフ(ポケパラ九州予選4枠)

2勝4敗予選落ち

 使用構築。構築自体は決して弱くはないが、クローズドBO1であり、かつ、ドランやコータス、イエアルマ、ガチクレセ、寿司が多いことがわかっていたはずの鉄輪オフに持っていく構築の並びではなかった

 とりあえず二次会を優勝。がにゅ(福岡)に続き、以前交流のあった西日本ポケ勢と久しぶりの再会。大阪、名古屋、福岡だけでなく大分でも、私が以前名乗っていた「ひかり」って名前、私が思っていた以上に憶えてもらえていた・・・

 翌日は中津観光。また、遠征しすぎて疲れがたまっていたので、たまには純粋に旅行する観光もしたいなっていうのは鉄輪オフ参戦の決め手でもあった。

 大分観光、ソニックにちりん。レトロ感の風情あふれる列車内で田園風景を眺め、観光列車かよっていうクオリティの良さなのに、普通の特急列車の値段だったのでガチで感動した。

⑪2023/9/23 ちゃんはのチャレンジカップ(ポケパラ関西予選8枠)

 予選4勝3敗2位抜け

 決勝トナメ2勝(TOP8)

 ポケパラ本戦権利獲得

 あいオフに続き、前日に組み合わせが発表されていた形式。

 ちゃんはのチャレンジカップは、「クローズドBO1」、「スイスドローではないブロック予選」、「事前組み合わせ発表」というあいオフと似たような大会仕様。

 しずくオフはオープンシート制であり、クローズドシート制の大会はこのちゃんはのチャレンジカップが最後ということもあり、事実上のラスチャレという気持ちでポケパラ権利を狙いに行った。

 2位抜けできる勝ち数「5勝2敗」を強く意識し挑んだ。てるフェスオフでもぽちゃオフでも合体寿司を使うジュニアシニア勢に毎回負けていたので、今回は負けないぞっていう意地で前日の夜中に合体寿司の対策をかなり厚めに行って構築を作った。使用構築と予選組み合わせ結果。ゴリランダーは普通にチョッキでよかった。

 トルネロスの型がVGC2015的な意味で割とやばいかもしれない(自覚あり)

 決勝トナメがBO1ではなくBO3と予選抜けてから初めて知ったので、脳内が「???」になっていた。クローズドBO1専用で構築を組んでいたので、オープンじゃなくて本当に良かった。

 決勝トナメ1回戦 VSこけしさん 勝ち 〇✕〇

 合体寿司。寿司の対策はしているとはいえ、別ブロックの予選を6-0全勝で勝ち上がった隙が全く無いとても強いプレイヤー。構築優位を構築の練度や実力差で押し返され、3試合ともに拮抗した戦局だった。私としては構築優位でなんとか押し切り勝てた部分はあるが、こけしさんの実力や練度を感じ取り、違う構築で次こけしさんと対戦した時は私が一方的に完敗する可能性が高いと感じた。

 決勝トナメ2回戦 VS MiRaさん 勝ち 〇×〇

 別ブロックの予選を5-1で勝ち上がったつよつよプレイヤー。相手の構築にウルガモスブリガロンがいる。つまり、ウルガモスブリガロンの持ち物がゴツゴツメットではないことを確認しないとイッカネズミは出せない。

 また、相手の構築の選出画面から、立ち回りも安定志向を強く意識するプレイヤーと察したため、クローズドBO3で仕掛ける作戦も早く出し過ぎないようにして戦うことを意識した。

 1試合目は明らかにきついウルガモスを出されなかったおかげで接戦を制し勝利。1試合目でブリガロンを普通に突破して勝ったため以降の試合でブリガロンを出されなかったが、ウルガモスだけでなくブリガロンも出されていたら負けが濃厚であった。ゆえに1本取った状態ではあったが、この時点では、逆に私のほうが追い込まれていたことを既に悟っていた。相手の出方次第では普通に負ける展開しか見えないため、イッカネズミを2試合目で使うか3試合目で使うか、あるいは一切選出しないかを悩んでいた。出すなら1試合のみのワンチャンス。

 2試合目はイッカネズミの選出を見送った。ウルガモスを出されたため、接戦ではあったが敗戦。ただ、この試合によってMiraさんが使用するニンフィアの通りがよいと思わせ、3試合目にMiraさんがニンフィアを出してくれることに期待して初手からイッカネズミを選出できることに賭けた。

 3試合目はいままで隠していたイッカネズミを出し、いちかばちかの試合をすることにした。3試合は初手ニンフィアーイッカネズミ対面が成立し、一方的な試合展開で試合終了。オープンシートだったらイッカネズミもウーラオスも型がバレていたのでほぼ間違いなく私が負けていた。

 決勝トナメ準々決勝 VS アンバーさん 負け ✕✕

 何もできず完敗。

 ちゃんはのチャレンジカップでポケパラ本戦権利を獲得できたものの、既にかなり疲労がたまっている状態であり体調がよくなかったため、10/9のしずくオフは9/25時点でキャンセルを決断。もしかしたらオフ会遠征のやり過ぎで疲労がたまっていたかもしれない。もしかしなくてもそうです。

 既にポケパラ本戦権利を獲得している人や、これからポケパラ本戦権利を獲得する人は、オープンBO3で勝ち越せたことがない私と比べてはるかにオープンBO3の練度が高い人たちばかりなので、苦しい環境に向かっていかなければならない・・・。

 

⑫2023/10/14 てるチャレオンライン

2勝5敗1不戦勝 予選敗退

環境のナナメ上を狙ったマタドガスを起用。マタドガスは強い人が握ったら強いだろうけど、私には使いこなせなかった。

⑬2023/10/21 テラスクエアforポケモンパラレルアリーナ

4勝4敗予選敗退

 安定した試合展開ができる構築より、ガチクレセのギャンブルじゃんけんゲーでオープンBO3を楽しめる構築のほうがいいという意識で組んだ。全試合3試合目までもつれこむのは思いっきり楽しかった。安定度が無くても、ポケモン対戦は私が楽しめる対戦をしてポケパラ本戦を愉しみたい。ポケパラ本戦もガチクレセで遊ぼうって決めた。

⑭2023/11/4 ポケパラ本戦

2泊3日でポケパラ本戦会場の宿泊施設に泊まっており、ポケパラ本戦の会場で「この施設、ネット回線がめっちゃ良くてランクマがやりやすいんですよ!!!夜中2時くらいまでランクマしてましたー」って力説してた。この人戦闘民族なのかな・・・?

〇〇〇レさん「あきゅうさんは戦闘民族です」

四天王戦を連想するような水の回廊

謎の集団の本拠地に突入したオーラのある看板

見学が許可されない、本戦権利を獲得した人しか入れない空間の入口

合法的に侵入できたヒカリ人形

2023/11/4 ポケパラ本戦 使用構築

・性格、努力値配分

ガチグマ いじっぱり@かえんだま

223(140)‐211(252+)‐140(116)

‐x(下降)‐100(0)‐70

クレセリア ずぶとい@メンハ

227(252)‐71(下降)‐174(228+)

‐95‐144(28)‐105

ハバタクカミ ひかえめ@メガネ

135(36)‐X(下降)‐92(132)‐

191(148+)‐156(4)‐179(188)

イーユイ おくびょう@スカーフ

131(4)‐x(下降)‐101(4)‐

186(244)‐141(4)‐167(252+)

テツノカイナ いじっぱり@チョッキ

230(4)‐211(252+)‐129(4)

‐X(下降)‐119(244)‐71(4)

コータス れいせい@もくたん

175(236)‐x‐160‐

150(252+)‐93(20)‐22(下降)

 

・構築感想

構築について

 構築は4個作っていたが、オープンシートで使える構築となると、ガチクレセ以外なかった。パオウーラ、イエアルマ、寿司はオープンで戦うためのダメージ感覚というか練度が必要だったので、他の構築と比べて練度があまり要らないガチクレセが消去法で残った

 ガチクレセの調整が思いつかなかったので、ガチグマ、クレセリアコータス、テツノカイナの4匹は、11月の1日か2日くらいにコウヤドウフさんが公開したレンタルパの調整をベースに努力値を振りました。コウヤドウフさんはイーユイの枠がギャラドス。ハバタクカミは独自調整のものを使いました。

・構築(単体)解説

ガチグマ:問題点なし。最遅ガチグマ粘るのはメンドくさかった民。翔さんのブログ読みながらめっちゃわかるってなった。ゴリランダーオーガポンのグラスラコンビにめっちゃ当たったのでドラゴンテラスがやや正解だったかもしれない。ガチクレセやパオカイに当たらなさ過ぎて泣いた。

クレセリアギャラドスで受け回す方ならフェアリーテラバありかなって感じだったけど、イーユイを入れていたので相手の晴れへのケアとして炎テラバのほうが安定感あった。後の祭り。

ハバタクカミ:一応最速オーガポン抜き調整。Sブーストはたきおとすトドロクツキって誰が流行らせたんですか・・・。ポケパラ本戦会場でめっちゃ見かけて、「そんなん知らん!環境読み違えた!CS最速ハバカミで良かった・・・」ってなった。トリックルームはあるだけで、テツノカイナと並べたときに相手の安易な両守るが安定択ではなくなる心理戦をしかけることができるので強い。10万ボルトではないパワージェム採用のハバカミも流行っているように感じたが、相手の炎オーガポンは横にスカーフイーユイもいるし、気合でごり押し突破すればいいかなって感じでそのためにわざわざ採用する気にはならなかった。

イーユイ:オープンシートで固そうに見せて実は柔らかいので、なんとか1ターンごまかせそうな「れんごく」を採用。普通にオーバーヒートでいい。バークアウトではなくこわいかおを採用するか直前までめっちゃ悩んだ。イエンアルマに当たらなさ過ぎてバークアウトを採用した意味が全くなかった。

テツノカイナ:れいとうパンチなら草テラバ、ヘビーボンバーなら炎テラバ。2択で迷った。イーユイでランドロスを見れていたこともあり、ヘビボン炎テラバを使わなかったため相手のハバカミがきつくなった。

コータス:テルさんのコータスはてだすけだが、私はオープンシートで使うならまもるしかないと判断した。

 

戦績:1勝6敗 127位/134人

R1 キヌガワさん ✕✕ 負け

R2 クロさん ✕✕ 負け

R3 Yujiroさん ✕〇✕ 負け

R4 hibikiさん ✕✕ 負け

R5 バルドルさん ✕✕ 負け

R6 震さん 〇✕〇 勝ち

R7 トゥりりりさん ✕〇✕ 負け

 

・対戦感想

 オープンBO3、きついですね・・・。普段からオープンBO3やり込んでいる人にぶつかるには、あまりにも練度が足りなさ過ぎました・・・。ガチクレセはオープンBO3で戦うのに一番信頼が置ける構築であり、ガチクレセの練習はてるフェスオフ、ぽちゃオフ、テラスクエアforポケモンパラレルアリーナだけ行った。本戦では1勝6敗という戦績で勝てなかったが、一番自信のあるガチクレセで挑んだ勝負だったので悔いはない。

 ポケパラ終戦後、観光モード。

 たまたま会ったコウヘイさんと、ポケセン、スタバに行った。混雑する前に開店凸を推奨してくれたコウヘイさんに感謝。

 


 その後、帰路に向かうコウヘイさんと別れ、一人旅で築地に行った。オレスシ(シャリタツ乙)

 すでに最終日の魔境環境を悟っていたものの、対戦したいという気持ちがどうしても抑えきれなくて、11/5の帰りの新幹線でシングルバトルの公式大会「トリックマジック」の環境考察を爆速で行いポケモンを育成し、夜中3時半まで普通に公式大会に参戦していたあきゅうさんって、もしかして戦闘民族なのかな?

オフ会名刺ボウリング。ツイートが地味に伸びたw

 対戦オフ会に使った費用

 交通費:244,000円(10大会+パシフィコ)

 宿泊費:103,500円(13泊24日)

 会場費: 9,000円(10大会)

 二次会:  23,000円

 飲食費:  47,000円(夏場のジュース代が地味に高い)

 諸雑費:  23,500円(観光費、土産物代など)   

   計:450,000円               

 

オフレポ、構築記事公開の時期について

 レギュFが始まる次期。遅いですよね。ただ、記事は私が今までの想い出を記憶として遺したいために執筆するものなので、世間の需要目的で書くつもりは最初からありませんでした。11月4日のポケパラ本戦後、すぐに構築記事を公開するか悩みましたが、ポケパラ本戦が1勝6敗という悔しい結果に終わったこと、また、クローズドシートプレイヤーとしてここで手の内を明かしてしまっては、11月、12月に控えるテラスクエアやうみオフで結果を出せなくなるおそれがある・・・。私も繊細な人間なので、自分が満足できる結果を出してから構築記事を出して承認欲求を満たされたい・・・。

 本来ならポケパラ本戦をピークにレギュDEの練度を持っていくべきでしたが、私はそこまで器用な人間ではなかったため、ポケパラ本戦で惨敗した悔しさをバネにして、その後のオンライン、オフラインでの大会で少し足掻くことができたかな、と思っています。その結果、なんとか、今回、11月中旬から12月中旬にかけて、テラスクエア#25、テラスクエア#27、第9回うみオフの3大会で結果を出すことができたこともあり、構築記事を執筆しました。

【構築記事①】2023/11/17テラスクエア#25 予選7‐0(TOP8)https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/12/25/203523

【構築記事②】2023/12/15テラスクエア#27 予選5-2(TOP4)https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/12/25/212330

【構築記事③&オフレポ】2023/12/16 第9回うみオフ予選5‐1(TOP8) https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/12/25/221500

 リアルの仕事が忙しすぎて、私自身の体力や精神が疲弊状態で、構築記事を執筆できる余裕が全くなかったという裏事情もあったりします。

 

・終わりに

 最後に(今までも十分長い)、やや文章長めの自分語りをします。明るいブログにしたかったけど、つらいことも話したくなります・・・。

 私は継続的にポケモン対戦を頑張れる体力やメンタルは無く、剣盾の時期など約5年間ポケモンから離れていました。SVでポケモン復帰をした現在では、以前のように対戦回数をこなせる体力やスタミナが無く、対戦中に昔の私が絶対にやらなかった初歩的で致命的な凡ミスが明らかに増えました。弱い今の自分と、今より強かった昔の自分を比較すると余計に悲しくなるので、「昔は昔、今は今。今の自分でできることをする。」を合言葉に、テラスクエアなどに参加して細々と対戦を楽しむことができたのはポケモン復帰するうえでよかったと思っています。

 PJCS予選では今でも未練が残る想い出の6匹のポケモンでレート1757まで上げることができましたが、画面の向こうから感じる相手の気迫に押されて3連敗して予選敗退が確定し、体調とメンタルを大きく崩しました。リアルの生活がしっかりできてポケモンができる環境が作れるので、やはりリアルの生活を安定させることが優先です・・・!

 そんななか、非公式全国大会、ポケパラの大会の存在と、ポケパラ予選を兼ねた協賛オフが全国各地で開催されることを知りました。かつて参加していたグロリアのような大舞台にも参加したいし、「過去にポケモン対戦をしていた人」という私に対する他者からの印象を更新したいなっていう気持ち、私がポケパラまで競技としてのポケモンを頑張りたいと思えるきっかけにもなった大会でもありました。

 今年の予選で体調面や精神面でかなりくるところがあり、あのつらい思いをもう二度としたくないので、来年のPJCS予選でハワイを目指するつもりはないです。なので、オフ会などで「来年ハワイ目指して頑張ろう」って10人くらいの人に言ってもらえたのはとても嬉しかったですが、私は頑張れないので、頑張るっていう回答は一度もできなかったです・・・。もし仮にポケパラでハワイに行くための50万円を獲得できたとしても、私は最初から辞退するつもりでした。

 私は「オープンBO3」では(事前の準備を含めて)従来のBO1よりも体力をかなり消費するので、私はリアルの私生活への支障も考慮して、海外大会などの環境を追いかける競技としてのポケモンを何年も継続して頑張ることはできない、というのが今の私の心境です。

 ただ、細々とランクマなどをやって、交流目的でオンライン大会に参加したり、対戦オフ会に参加したり・・・という、無理して環境を追わず、気が向いたときにゆるくポケモンをするくらいにはポケモンを続けたい。せっかくこうしてポケモンを再びできる機会を得られたのだから、仲良くなった人とポケモン対戦の交流をできる限り続けたい・・・

 

 ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

2023年7月前半【オフレポ】出張!富山ポケモンオフin東京(7/15)、てるフェスオフ(7/16)、ジョウトオフ(7/8)

【使用構築&戦績(2023/7/15 出張!富山ポケモンオフin東京)】

ダブル(クローズドBO1) ブロック3位抜け→ベスト8(参加者21人)

・準々決勝でがれきんさんに負け。がれきんさんはそのまま優勝。

 

【使用構築&戦績 2023/7/16 てるフェスオフライン】

イッカネズミの引退試合は7/15(土)でやり切った。7/16はこの構築のみ使用。

〇BO3部門

ダブル(オープンBO3形式スイスドロー形式)

2勝4敗(14試合5勝9敗) 予選敗退

1回戦勝ち(×〇〇)

2回戦負け(××)

3回戦負け(〇××)

4回戦負け(××)

5回戦勝ち(〇〇)

6回戦負け(××)

 

〇BO1部門(クローズドBO1形式4人ブロック)

12試合(6勝6敗)

3勝0敗(1位)、2勝1敗(1位)

0勝3敗(4位)、1勝2敗(3位)

 

【構築作成の意図】

イッカネズミが好きすぎるので、イッカネズミで戦える環境が続く限り、イッカネズミで戦いたかった

レギュCのイッカネズミはテクニシャン採用率20%台であったのに対し、レギュDではイッカネズミのテクニシャン採用率は40%台まで上昇した。この理由は、レギュD環境において猛威を振るうウーラオスに対する「このゆびとまれ」枠として、イッカネズミではなくイエッサン♀などを使うプレイヤーが増加した。加えて、水ウーラオス+壺オコリザルを使った構築の登場により、イッカコノヨで「ふくろだたき」をするメリットも減少した。他にも多くの事情があるが、フレンドガードイッカネズミはイッカサーフ、イッカコノヨともに厳しい環境であるため急激に減少し、ポケモンホームのランクマ統計データの数値上では、相対的にテクニシャン個体の割合が増加した。

つまり、レギュD環境でのイッカネズミはテクニシャンによる「ネズミざん」が目立ち読まれやすくなったという現実に直面しており、さらにレギュD環境では水ウーラオス対策でゴツゴツメット持った構築が爆増し、「ネズミざん」イッカネズミはウーラオスだけでなくウーラオス対策の影響によって、レギュCと比べかなり厳しい環境になった。

それでもなお、7月15日「出張富山ポケモンオフin東京」までイッカネズミを使い続けた理由は、イッカネズミは決まる相手には物凄く決まるポケモンという事実を立証したかったため。イッカネズミと相性が比較的良い強い並びが偶然ガチクレセ(ガチグマ+クレセリア)であり、イッカネズミを使う以上、ガチクレセはセットという認識を持ち、イッカネズミに対する愛情が強すぎて7月からレギュD環境の対戦オフ会などに参加することを見据えて6月24日にポケモンアルセウスを購入しプレイした。

また、対戦を通して私のことに興味関心を抱いてもらえ、レギュC環境で戦ったPJCS予選(2回目)のイッカネズミの構築記事に関心を抱いてもらえたら嬉しいという本能が「安定して環境に刺さる強い構築」を追い求めることより優先した。

オフレポで自分のPJCS予選構築記事の宣伝をする人がいるらしい。このPJCS2回目の記事だけでも35,000字くらい。他の3記事を含めたら70,000字くらいあるらしい。てるフェスをいつの間にか辞退したあの人と再戦するの割と愉しみだった()

 

最終局【6匹は永遠に不変、立ち回りは須臾に変動】PJCS2023予選(2回目)最高1757 イッカサーフ偽装 - hiedanoa9pokemonのブログ https://hiedanoa9pokemon.hatenablog.com/entry/2023/06/11/223046

 

イッカネズミを採用する場合、イッカネズミは安定しないポケモンであることを割り切る必要があり、イッカネズミが刺さらない相手にはそもそもイッカネズミを選出をしないという選択肢も必要。

7/16のてるフェスオフラインではオープンシートBO3ルールのため、流石にイッカネズミは全然戦えず、またサンダー@とつげきチョッキも型バレで弱くなるポケモンなので、型バレしても普通に強い代役である、カミ(メガネハバタクカミ)+カイナ(チョッキテツノカイナ)に切り替えることに迷いはなかった。強い構築を作るには、使いたいポケモンを選んで、相性の良い取り巻きを考えて、最後に使いたいポケモンを外したら構築が完成するらしい。

7/15(土)午前2:00まで構築に悩み続けた最大の理由は、オープンシートBO3ルールで使用する固定4枠「ガチクレセ+カミカイナ」に加え、残り2枠を「化身トルネロス+霊獣ランドロス」のままにするか、「パオカイ(パオジアン+カイリュー)」に思い切って変えるか、という2択に何時間も悩み続けていたため。

パオカイを採用する場合、パオジアンはゴーストテラスできあいのタスキカイリューはノーマルテラスでこだわりハチマキを持たせることは考えていたが、この6匹をてるフェスに持ち込んだ場合、参加者が100人以上いるてるフェスで全く同じ6匹を使用していたプレイヤーがもしかしたら5~6人くらいいましたという事実を後日知るという未来予想をして、それが現実になれば私の個性がなくなってしまうのではないかと考え、「パオカイ」を使わず「化身トルネロス+霊獣ランドロス」のまま戦うことを決めた。正直オープンBO3では厳しめであり、「化身トルネロス+霊獣ランドロス」を使ったあの構成がクローズドBO1向きといくら言われても、私自身のBO1での練度を信じて、構築の穴は威嚇枠を採用したサイクル戦の立ち回りで補う、という方針で戦った。ちなみにパオカイを採用してゴツメ化身トルネロスを外した場合、クレセリアにゴツメを持たせてた。それはそう。

みずこさんがガチクレセを使っていることを全く知らず、あの6匹を使ってたのは衝撃レベル。最後にパオカイ選んでたら全ポケモン+持ち物が被ってガチグマのテラスタルと1つの技とハバタクカミのテラスタルカイリューの技構成だけ微妙に違うというカオス過ぎる現象が発生していた。みずこさんの配信卓の試合はまだ見てないのでこの記事書き終えてから動画視聴。

 構築公開はTwitterで簡単に解説して終えることも考えたが、この2週間で3つの対戦オフ会(出張!富山ポケモンオフin東京(7/15)、てるフェスオフ(7/16)、ジョウトオフ(7/8))+テラスクエアに参戦し、多くの対戦相手と対戦出来た経験を記録に遺しておきたかった。3つのオフ会に参加した宿泊費+交通費だけでも6万円は普通に超えた。

 

【構築作成の推移】

ガチグマ地テラス@かえんだま(固定枠)

クレセリア妖テラス@バンジのみ(固定枠)

イッカネズミ無テラス@広角レンズ(固定枠)


・2023/7/7(金)テラスクエア♯18

〇×〇××〇× 3勝4敗予選落ち

固定枠3匹

ヒードラン妖テラス@ゴツメ

トルネロス鋼テラス@オボン

水ウーラオス鋼テラス@しずく

 

・2023/7/8(土) ジョウトオフ 2勝5敗予選落ち

固定枠3匹

ヒードラン妖テラス(変更点:@ゴツメ⇒@チョッキ)

トルネロス⇒サンダー氷テラス(ゴツメ)

水ウーラオス:変更なし

 

【2023/7/15 AM2:00 構築決定理由】(今回の画像)

1枠目:ガチグマ@かえんだま(変更点:地テラス⇒無テラス、剣舞かみくだく)

7/8ジョウトオフ、7/8えるオフの結果を受け、ガチクレセ意識のガチクレセが増えると予想。

ミラー意識のシャドークロー(7/15AM2:00確認時の使用率約15%)を使うゴーストテラスガチグマが増えることも予想。

BO1だけでなくBO3においても、ゴーストテラスをするガチグマにゴーストテラスを躊躇させるための「かみくだく」を見せつけることにより、「ノーマルテラスからげんき」が通りやすくなる。

コータス入りなどのガチトリパに入っていそうなイエッサン♀やリキキリンみたいなゴースト技が効かないトリル役がゴーストテラスをしてきた際に、「かみくだく」を使用することによる一貫性を確保した。

火傷根性込みでも火力指数はそこまで高くない。壁や威嚇で火力を下げゴーストで詰められたら勝てない。その場凌ぎに過ぎず、ゴーストテラスガチグマに対する牽制要素の「かみくだく」にしか過ぎない。

 

2枠目:クレセリア(BO1:妖テラス BO3:霊テラス)

・イッカネズミと組ませて「ネズミざん」試行回数を稼げる+ガチグマと組ませてサイドチェンジで遊べるという、深夜テンションで思いついただけのよわよわポケモン

・一般的に考えれば、霊テラスクレセリアは明らかに妖テラスクレセリアの劣化であるこという認識パオカイやカミイーユイなどに一貫性を取られ弱いという認識は認識していた。オープンBO3では別個体の妖テラスクレセリアを登録していたが、霊テラスクレセリアを使ってみたいという深夜テンションの衝動に負けてクローズドBO1専用で使ってみた。ムーンフォースの火力が上がらないのが弱すぎたので、クローズドBO1でも普通に弱かった。BO1でも妖テラス安定。

 

3枠目、4枠目

BO1:イッカネズミ無+サンダー氷

BO3:ハバタクカミ妖+テツノカイナ草

BO3の2枠変更は、ジョウトオフとえるオフの上位構築とcobaltさんのツイートなどから決めた。絶対同じ思考回路に行きついた人は物凄くいると思う。ハバカミとカイナは試運転しなくてもレギュBとか使ってたし練度たぶんあるでしょ的な理由でアドリブ力で頑張る方針。

 

5枠目、6枠目

トルネロス鋼@ゴツゴツメット

ランドロス飛@こだわりハチマキ

 トルネロスはパオカイガチアンチ構成。ランドロスモロバレルのほか、草テラスしてくるメンドくさいポケモンガチアンチ構成。ガチで全く何も知らなかったので、決してみずこさんに対して悪気があった訳ではない。

 ちなみに私はパオカイメタってたはずなのにパオカイに負けたし、モロバレルメタってたはずなのにモロバレルに負けた。

 

【結論】

・出張富山ポケモンオフin東京は午後参加からなのに9戦ダブル対戦できた。

ジョウトオフ、出張富山ポケモンオフin東京は二次会も楽しんだ。7月15日の二次会の時間中にがにゅーオフ翌日のぽちゃオフのエントリーをしてたあきゅうって人いたけどたぶん気のせいです。

・てるフェスは1日に26戦もできて戦闘民族的に嬉しかった。

・オープンシートBO3で戦った6人のうち3人との対戦で「ヒードランの技構成見てなかった・・・」「カイリューの技構成見てなかった・・・」「モロバレルの技構成見てなかった・・・」でやらかした。構築相性元々ややきつかったけど、致命的なやらかし込みで3敗。トルネロスを鋼テラスさせてランドロス地震したらトルネロスが倒れて1敗。東京まで遠征にきて何してんだこの人・・・

・てるフェス参加者が当日21時から開催された仲間大会で優勝してたツイートが流れてきたけど、きっと見間違いに違いない(棒読み)

・switchは2台持ちではなく3台+モバイルバッテリー持参必要。

・東京と埼玉は間違えてはいけない。一緒に埼玉入りしたみやながさんとめっちゃ話せた。次の日、某Nさんが埼玉入りしたツイートが流れてきてさらに草生えた。

・いつもテラスクエア予選抜けて配信卓にも行ってるSTICKさんと初めて対戦出来た。初対戦のはずなのに思いっきりSTICKさんの行動をピンポイントで読んだ猫騙し読み両守る読み味方カイナ引きハバタクカミ出しで味方ハバタクカミ方向へのとんぼがえりを決めて猫騙しタイミングずらす身内読みみたいなのを仕掛けて見事に決めたけど普通に負けた。

・先週のジョウトオフももっとオフレポ書きたかったけど気がついたら既に4000字超えてたのであっさりオフレポジョウトオフ3大衝撃的事実。

①ルートさんはシーズン1000試合ダブルランクマしてるらしい。

②ららさんは関東と関西の2人いた。

ジョウトオフはボスラッシュで翌日のテラスクエア本戦決勝がジョウトオフ参加者同士で私が対戦したコウヤドウフさんがテラスクエア優勝してた。

ジョウトオフの対戦表(雷ブロック)

・戦利品+Senri品

 

ポケモンたのしい(雑)

ー完ー

 

 

 

 

最終局【6匹は永遠に不変、立ち回りは須臾に変動】PJCS2023予選(2回目)最高1757 イッカサーフ偽装

【目次】

〇この構築記事の作成目的

〇戦績及び「魂と魂の一局」解説

〇構築紹介

〇単体紹介及び単体考察

〇イッカサーフ偽装のメリット

〇イッカサーフ偽装のデメリット

〇PJCS2023予選(2回目)に勝負を絞った理由

〇「選出・立ち回り」パターン1

〇「選出・立ち回り」パターン2

〇「選出・立ち回り」パターン3

〇「選出・立ち回り」パターン4

〇「選出・立ち回り」パターン5

〇「選出・立ち回り」パターン対寿司

〇構築を創ろうと思ったきっかけ

〇イッカサーフ+セグレアロー+ハバカミキノコ軍団まとめ

〇ドルチルさん

〇3回目予選直前にビエラさんが公開した「環境破壊」構築の意図の解釈

〇追い風やトリパに圧倒的に強い最凶の6匹

〇3回目の予選を突破することの凄さ

〇しんしん(@rirunpapa)さんについて

〇haru(@haru46255288)さんについて

〇かぐゆうさんとharuさんの決戦

〇BO3構築について

〇私がBO3を強く意識する原点

 

〇この構築記事の作成目的

 「戦績及び「魂と魂の一局」解説」では、私にとっての一番の決戦でもあったPJCS2023予選(2回目)の奮戦記録を紹介しています。最終4位のDaveさんとの「魂と魂の一局」において、私はこの試合で感動的な試合をすることができたため、私視点での回想録を紹介しています。

 私はポケモンBW時代からオンライン形式での対戦をしている「古参勢」のような扱いにはなりますが、PJCS予選に対して本気で取り組んだのも今回で3回目です。ただ、私がこれまで作成してきたポケモンダブルバトルの構築のうち、PJCS2023予選(2回目)で今回私が創った「イッカサーフ偽装構築」は、最も想いを寄せてきた自信のある構築でもあり、私の構築紹介や立ち回り、選出方法、番外戦術などもかなり深堀りをした紹介をしています。

 また、私はポケモンというゲームは仲間から助けられ、仲間を助けるゲームだと感じています。私自身は今回のPJCS2023の予選を抜けることはできませんでしたが、多くのフォロワーさんがPJCS2023予選を突破されたという事実を聞き、私自身も元気づけられ、突破されたフォロワーさんを応援したいという気持ちになれました。

 最後に、私が競技ポケモンに復帰する以上、過去の自分を乗り越えることを目標とすることを決めていました。過去の自分を乗り越えるとは、実力面での「勝負師」だけでなく、人間面でも過去の自分を乗り越える人物になる、という私の目標です。実力面での成長とは、私自身が「勝負師」を目指すことを意味しており、復帰前の原点から成長し「勝負師」として認められ初めて実現できるものと考えています。人間面での成長とは、他の人から人間性を評価されて初めて実現できるものなので、私自身の教訓にしている原点でもあります。

 

〇戦績及び「魂と魂の一局」解説

・Day1時点。前日のDay0での、パーティ固定登録という重大な激戦が夜中3時まで及び、満身創痍状態。ぶっつけ本番だけど、対寿司以外の細かい立ち回りとかは、たぶん対戦中に思いつくからダイジョウブ

・Day2時点(10戦消化)。偵察部隊のサブロムは10戦で撤退しメインロムに集中。被切断による1勝があれば10‐1だったことで物凄く萎えており、朝4時に就寝ぽけ。

・Day3(20戦、30戦消化)

 1600で停滞。27戦時点でパルデアプロローグ、PJCS2023予選(1回目)では1700付の領域に達していたため、PJCS2023予選(2回目)では、27戦時点でのレート1570‐1580という今回の現実は、私にとって受け入れることがとてもつらい現実でもあった。構築は自信はあるはずのに使いこなせないい悔しさに涙。このまま1700に到達できずに45戦を終えることは、自信をもって創作した構築で戦っているポケモンたちに申し訳なさすぎる

 27戦、30戦時点での私のレートの現状は、まだ1パーセントあるかないかくらいの確率ではあるが、予選抜けをという可能性もまだ消えていないことにも当然気づいており、まだ諦めるべき現状ではない勝負できるギリ耐え状態であることにも気づいていた。そのため、無限に推せるみずこさんのパルデアプロローグ構築記事を何回も見て自信をつけた。私はみずこさんほどの意識の高い人間ではないが、この構築に対する絶対的な自信は持っている。私が最大の自信をもって1戦も試運転できていない状態で送り込んだ秘密兵器の構築で最高1700にすら到達できなければ、私は競技ポケモンを引退するリアルではギャンブルをしたことがないにも関わらずギャンブル精神が好きな私にとって、この戦局からの15戦には好都合。全試合タマキン、乾坤一擲の大博打に、むしろ愉しみすら感じられる

・タイレーツも使用する「はいすいのじん」状態。退路を全て遮断し、決戦に挑む。

【魂と魂の一局】

・Day3、37戦目。Daveさん(最終4位)とのマッチング。

TN:Dave(レート1798)。1800チャレンジ勢。この人私に負けてなかったら最終1位になってた説。とりあえずcobaltさんの2位3位表彰台に貢献したのはほぼ確。

TN:フランドール(対戦回数36、レート1723)。この勝利で10連勝達成になる。

魂と魂の一局。決戦の舞台は、夜中2時前に用意された。

※Daveさんのこのツイートを和訳しようと頑張ったけど何言ってるかわからなかった

 名前を言ってはいけない某サイト風の解説。ポケモン英語を忘れたせいで、某サイトは現役復帰前の7世代以来やってないな。私は基本対戦中にダメ計やメモをとらず、録画もしていないので、私の映像記憶力で試合を再現しています。なので100%再現できていない可能性もありますが、おそらくほぼ再現できています。

・Dave側

先発:ディンルーミミズズ

控え:ハバタクカミカイリュー

・フランドール側

先発:イッカネズミファイアロー

控え:サーフゴーハバタクカミ

【Turn1】(Dave4フランドール4)

イッカネズミのねずみざん!急所込み、10回命中。相手のディンルーはたおれた

ファイアローのおにび!ミミズズやけど(+火傷ダメ発動)

相手ミミズズのボディプレス!イッカネズミへ4割のダメージ

Daveはハバタクカミをくりだした!ブーストエナジーですばやさブースト!

あきゅう「・・・っっしゃあああああああああああ!!!

あきゅう「あぁぁ・・・このすばやさブーストハバタクカミは、右陣ファイアロー)、左陣(イッカネズミ)、中央の盤面(数的優位が生かせない盤面不利を確認)、終盤への展開(後続2匹のハバタクカミとサーフゴーへの牽制を含めた終盤戦まで見越した、試合全体の制圧権を奪われる展開)。全てに睨みを効かせた、強力な一手だ。ミミズズ炎テラス切りであれば、鬼火が効かなくても試合全体からすれば私視点ではもっと優位に詰めることができたが、この者は安易にテラスを切ってこなかった。対戦画面から伝わる、只物でない雰囲気・・・

あきゅう「通常のイッカネズミであれば、ここで役割が限定され、ファイアローブレイブバードをハバタクカミに展開すれば、ダメージレース上では優位に試合が運べる。しかしその行動はHB耐久調整ハバタクカミの前では安直な攻撃であり、2手、3手、4手、全てを読み切ったとき、この相手のハバタクカミに制圧される未来が見えている。盤面上では、相手視点では攻め時であり、これだけの猛者であれば、ハバタクカミのまもるは使用せず、攻めを選ぶ瞬間である。構築を創る段階でこういう試合に対して、試合終盤までの展開を想定して強いと感じて採用した、この試合のためだけに使える、この反撃の一手でいくしかない!」

【Turn2】(Dave3 フランドール4)

ファイアローのおいかぜ!

イッカネズミのでんじは!ハバタクカミは麻痺状態になった。

ハバタクカミムーンフォースイッカネズミはたおれた!

ミミズズのしっぽきり!オボン発動!みがわりをつくり、Daveはカイリューをくりだした!

フランドールはハバタクカミをくりだした!

あきゅう「しっぽきり、そういえばYoutubeのシングル動画で見たことはあるけれども、そういえばミミズズってしっぽきりを覚えられるのか。対戦画面の内容からミミズズのHP半分でみがわりを作ったことがわかるので、そのHPがカイリューのみがわりに引き継がれ、耐久値はカイリューをベースに、みがわりバトンの方法と同じであればおそらくそのようにダメージ計算される。」

あきゅう「もし麻痺バグが起きても、カイリューの神速でイッカネズミが縛られる計算であるが、神速を切っている可能性もありファイアローでフェイント、イッカネズミで強気のネズミざんをカイリュー方向に集中するという行動もとれたが、イッカネズミが落とされた以上それは考慮できなくなった。」

あきゅう「命中99からなるイッカネズミ式非接触ねこだましあきゅうさんまた不正やってる。多くの者は、そう捉えるかもしれない。ハバタクカミの素早さ抑制。一部の者は、そう気づくかもしれない。ここで、私がこの選択を取った真の狙いを理解できている者は、他の誰よりも盤面理解が進んでいる

【Turn3】(Dave3 フランドール3)

相手のカイリューは飛行テラバーストを発動させた!

ハバタクカミのまもる!ハバタクカミは守りの態勢に入った!

相手のハバタクカミのまもる!ハバタクカミは守りの態勢に入った!

ファイアローブレイブバード相手のハバタクカミは攻撃を防いだ!

相手のカイリューのテラバースト!ファイアローへ8割のダメージ!

【Turn4】(Dave3 フランドール3)

相手のハバタクカミのまもる!ハバタクカミは守りの態勢に入った!

ハバタクカミシャドーボール相手のハバタクカミは攻撃を防いだ!

ファイアローブレイブバード相手のハバタクカミは攻撃を防いだ!

相手のカイリューりゅうのまい!攻撃と素早さが上がった!

あきゅう「麻痺バグを引かず、2連守るを決める。WCS猛者が使うポケモンは、ポケモンの自覚力まで鍛え上げてるのか・・・。電磁波を決めた瞬間から、実はほぼ100%勝てる試合と踏んでいたが、これで形勢は五分、いや、不利展開になった。」

【Turn5】(Dave3 フランドール3)

Daveはハバタクカミをひっこめた!Daveはミミズズを繰り出した!

ファイアローのフェイント!ミミズズへのこうかはいまひとつのようだ

相手のカイリューしんそくファイアローはたおれた!(テラバーストだったかも)

ハバタクカミシャドーボール相手のミミズズはたおれた!

味方の追い風の効果が切れた!

Daveはハバタクカミを繰り出した!

フランドールはサーフゴーを繰り出した!

あきゅう「あの場で電磁波を入れた真の狙い、それは、ハバタクカミとミミズズ、どちらか片方を処理し、ここで相手の残数を2体にすることであり、また、その追い風の使用は、追い風が切れるターンのタイミングでサーフゴーを登場させることまで逆算した毎ターンの立ち回りをしていた。それは相手視点では見えにくい残数削りから滅び展開をする、というこれから展開する狙いでもある。ただ、2連守るを決められるのは誤算だった。」

あきゅう「もう1つの真の狙いもある。それはハバタクカミを引っ込めさせるための電磁波、という狙い。ブースト発動したハバタクカミは引きにくいが、電磁波を入れるとハバタクカミを引っ込めるのではないか。試合展開次第では、相手のハバタクカミに居座られ続けていた場合、S4振りサーフゴーが相手の麻痺状態のハバタクカミに上を取られる展開が生じてしまうが、一旦引っこめたハバタクカミはS4振りサーフゴーよりも行動順番が遅くなる。ハバタクカミが滅びの歌を決めて、相手のカイリューの攻撃をして、サーフゴーが自己再生を使い回復し、相手のハバタクカミは守るまたは最後に攻撃する。滅びは決まるが、3ターン逃げ切れるか、苦しい。」

【Turn6】(Dave2 フランドール2)

相手のハバタクカミのまもる!ハバタクカミは守りの態勢に入った!

ハバタクカミのほろびのうた!サーフゴー以外3匹の滅びの歌のカウントが開始。

相手のカイリューのじしん!ハバタクカミは75%のダメージ。サーフゴーは65%のダメージ。相手のハバタクカミは攻撃を防いだ!

サーフゴーの自己再生!サーフゴーは体力を回復した!

サーフゴーはたべのこしで体力を回復した!

あきゅう「あのハバタクカミ、2連守るに加え、麻痺バグを引かない。自覚力がありすぎる・・・次のターンの動きは、とても難しいサーフゴーはほぼ全回復したが、次の自己再生、あるいは両守るを読まれてカイリューに2回目のりゅうのまいを決められ、タイマンになると地震がシングルダメで入る。相手のハバタクカミを攻撃することは必ずしも得策ではないが、サーフゴーは相手2匹の攻撃を受けきれない。」

【Turn7】(Dave2 フランドール2)

ハバタクカミの滅びターンは3。相手のカイリューの滅びターンは3。相手のハバタクカミの滅びターンは3。

相手のハバタクカミのまもる!ハバタクカミは守りの態勢に入った!

ハバタクカミシャドーボール相手のハバタクカミは攻撃を防いだ!

サーフゴーのゴールドラッシュ!相手のハバタクカミは攻撃を防いだ!カイリューのみがわりは壊れず。

相手のカイリューのじしん!ハバタクカミはたおれた!サーフゴーは70%のダメージ。相手のハバタクカミは攻撃を防いだ!

サーフゴーはたべのこしで体力を回復した!

あきゅう「Turn7で守っても、もしりゅうのまいをされた場合はTurn8で巻き込み地震カイリューとサーフゴーのタイマン盤面にされ、シングルダメの盤面にされる苦しい展開になりうる。その場合、3連守るを決めないといけない最悪のシナリオも想定されたため、それはできなかった。結果論では、連続した自己再生を打つことが正解であった。海外勢特有の強気の1点読み攻め展開を予想していたが、りゅうのまいは強気であったのか、消極的な安定択であったのか。どう転ぶか読めない展開であり、乱数ダメージも不利展開であり、もう引き返せない。いずれにしても、ここまで相手に自覚力の強さを見せつけられてしまっては、日本伝来の半沢直樹の倍返しだ戦法で切り抜けるしかない。

【Turn8】(Dave2 フランドール1)

相手のカイリューの滅びターンは2。相手のハバタクカミの滅びターンは2。

サーフゴーの守る!サーフゴーは守りの態勢に入った!

相手のカイリューのテラバースト!サーフゴーは攻撃を防いだ!

相手のハバタクカミシャドーボールサーフゴーは攻撃を防いだ!

サーフゴーはたべのこしで体力を回復した!

【Turn9】(Dave2 フランドール1)

相手のカイリューの滅びターンは1。相手のハバタクカミの滅びターンは1。

サーフゴーの守る!サーフゴーは守りの態勢に入った!

相手のカイリュー地震!相手のハバタクカミに80%のダメージ!サーフゴーは攻撃を防いだ!

相手のハバタクカミシャドーボールサーフゴーは攻撃を防いだ!

【Turn10】(Dave2→0 フランドール1)

相手のカイリューの滅びターンは0。相手のハバタクカミの滅びターンは0。

相手のカイリューは倒れた!

相手のハバタクカミは倒れた!

Daveとの試合に勝った!フランドール Rating1723→1742

あきゅう「っしゃああああああああああああああああああああああああ

深夜に集合住宅で大声出して警察来なかったのは運勝ち。絶対やめましょう。

 

・Day3(41戦消化) 玉砕。

38戦目:海外勢。序盤不利、中盤形勢逆転。勝ち(11連勝中!)

39戦目:日本勢完敗

40戦目:海外勢。有利試合を勝ち急ぎ試合展開を読み違え負け

41戦目:海外勢。有利試合を勝ち急ぎ詰めに失敗し負け

予選敗退確。体力精神の消耗激しく、予選(3回目)では体調回復せず

「あきゅう、(最終4位の)Daveさんに勝ったのか?」

「うん、自分でも大満足の1戦よ!」

「見てほしかったわ あんな立ち回りができるからーーーー」

「できるからーーーー競技ポケモンをするのを いつまでも あきらめられないのよね」

こんな表情で泣き崩れてた。ヒカ碁は神。

 

〇構築紹介。この6匹は本当に好きな6匹

〇単体紹介及び単体考察

努力値の詳細、選出回数、テラスを切った回数は画像でまとめています。

イッカネズミ(3匹家族)陽気AS最速

【NN】ズーリン」探し物を探し当てる程度の能力イッカネズミだけNNをつけた

【HP4f振り、6n実数値】 ゴツメダメ1/6を想定すると邪道な数字に見えますが、そもそもゴツメダメを安易に受けない立ち回りを心がければダイジョウブ。この構築にゴツメモロバレルを投げてくるような人には、サーフゴーの悪巧みの起点にするか、セグレアローでテラスを強要させるかでわからせましょう。HP実数地150偶数なので相手のいかりのまえば、カタストロフィで黄色ゲージに入るのが美しくないのは事実。

【最速の理由】 ファイアローと並べて、初手追い風状況下でコータス晴れ+葉緑素コンビを上から牽制する。Sの努力値振りを妥協すると、追い風状況下でもこごかぜを入れられて抜けなくなる相手が地味に増える。こごかぜダウン追い風アップ込みでの素早さの計算がメンドくさすぎるため。思考停止の最速個体こそ至高。フェイントの考察は「第一局テラスクエア#11」で深堀理済み。ノーマルテラス込みテクニシャンフェイントの火力は体感で覚えましたが、普通に強いです。

【攻撃力】 採用前に一応、ネズミざん10回が与えるメジャーポケモンへのダメージ計算はしました。ディンルーは型によっては回復きのみなし、ノーマルテラス込みのネズミざん10回でも耐えられることがあります。10回ネズミざんをして急所を1回も引かないのは下振れ。急所2回はやや下振れ。私のイッカネズミ(3ひきかぞく)はとても自覚があるので、10回中2回か3回急所を引いてました。時代は核家族です

【耐久無振り】 正統派のフレガ耐久個体を使ってる人からするとびっくりしますが、意外と耐えます。(テキトー)

【でんじは】 命中99からなるイッカネズミ式非接触ねこだまし+素早さ抑制。ファイアローと並べて相手がハバタクカミなどを出して来たら、追い風込みで電磁波を打ちます。最速ハバタクカミS実値205。最速テツノツツミS実値206に対して、S4振りサーフゴーのS実値は105。サーフゴーは追い風状況なら最速ハバタクカミ、最速テツノツツミの2匹を抜けますが、この2匹が入っているサイクルパ相手ならテツノツツミもゴーストテラスを切ってくる可能性が十分にあり、追い風ターンが切れた場合でもサーフゴーが常に上から殴れる保険としての電磁波でもあります。ハバタクカミやテツノツツミがブーストエナジーを持っていて素早さがブーストした場合、でんじはを撒いた状態でもS4振りサーフゴーが抜けないことはこっち側の視点では事実ではありますが、相手視点ではバレていないというのがポイントです。ブーストエナジーをしたポケモンを引っ込めないことのメリットがあまりないように思わせることによって、引っ込めさせる可能性をあえて相手視点に見せる。ポケモンIQが高い人との勝負は一筋縄ではいきませんが、ポケモンIQが高い人ほどひっかかりやすいトラップ要素を仕込むのは、戦場で生き抜くための必要なテクニックです。

 でんじはを見せてはいけない理由。普通に考えたら「このゆびとまれ」のほうが強いのは明白ですが、でんじはを見せたら「このゆびとまれ」を切っているのがバレやすいので、ご利用は計画的に。私は41戦中2試合だけでんじはを使いました。Daveさん戦以外のもう1戦ではアーマーガアに放ち麻痺バグを引きまくったけど、引かなくても勝てた感ありました。最終4位のDaveさんが使う自覚力があるハバタクカミがほしい

 ランクマと違って、PJCS予選(2回目)はみんなガチガチで緊張してるから、存在しない「このゆびとまれ」を勝手に警戒して集中攻撃してくれたおかげで「まもる」の強さが発揮できましたランクマでは素直に「このゆびとまれ」を使いましょう。

サーフゴー図太いHBD

 ゴールドラッシュ、守る、悪巧み、自己再生。完成形。

【ダブルっぽい立ち回り】ゴールドラッシュは高火力全体技でありフェイントとのシナジー効果があります、一応PP8なので序盤からとりあえず安易な発想での連射はダメです。モロバレルが来たら、後投げからの悪巧みアタックチャーンス!

【シングルっぽい立ち回り】2試合くらい耐久ディンルー相手にHPフルのタイマン対面が発生して水テラスでも両方とも勝ってます。ハチマキっぽいディンルーはイッカネズミでノーマルネズミざんしておくことはできますが、サーフゴーでテラス切れないことのメリットデメリットを考えて立ち回りましょう。カタストロフィという技は、命中90なのに連発してくれるので、守るでPPを削りつつ、当たったら自己再生で回復。相手が外したら悪巧みの起点していたら勝てます。もしディンルーにじわれがあったら、守ってかわしてPP枯らして勝ちましょう。シングルバトルでは自己再生サーフゴーはメジャーなのにダブルでは採用1割台。シャドボを持ってないことがバレない立ち回りは必要です。シングルバトルの使用率が2位の耐久サーフゴーはタイマン性能も当然強いのです。ダブルバトルをタイマンシングルバトルにすると勝てる対象相手が割といます

 素早さ4振りなのでどうせ相手のサーフゴーは抜けないし、役割あんまなさそうなシャドボは切りました。悪巧み2~3回積めば、イルカマンとかディンルーとかへのゴールドラッシュもまあまあ入ります。素早さ対決は不毛なので、他のポケモンで相手のサーフゴーを処理しましょう。

【ほろびのうた】相手の残数が2匹の対面で味方3匹の場合、ハバタクカミで「ほろびのうた」するそのターンにサーフゴーを後投げをして、次のターンに2匹とも守るをしたら降参してくれます。Day2の夜中2時に6戦目でこのコンボを決めて6連勝目が確定したら切断食らい、もらえるはずのレート16が未反映だったのでブチギレました。

前の試合終了時刻午前1:46 次の試合終了時刻午前2:26 空白の約30分。 

レート反映待機で30分以上の睡眠時間が奪われ、その時間で潜って稼げるはずだった追加3試合ぶんの貴重なレート爆稼ぎゴールデンタイムも奪われたのもメンタルダメージ大きかったです。どの時間帯に潜ったら海外勢からレート稼げやすいかまで全部逆計算して潜ってるので、かなりメンタルにきました。私も人間なので、ヘッドフォンをベッドにぶん投げました。自宅でやるオフライン大会だからいいんですけど、間違っても、対戦オフ会とか会場大会とかではそういう威圧的なマナーの悪い行為はやめましょう。私は7年頃前のオフ会で、某氏から、特大台パン+切断+逃走の3連コンボだドン!の被害に遭いました(某氏特大台パン伝説)。私自身は対戦オフ会慣れしており既に台パン耐性はついてたので別にいいんですけど、対戦オフ会慣れしてない人とか、シニア上がりのマスターカテゴリーの高校生とかにはトラウマになりかねないです。

 逆に私は対戦オフ会慣れし過ぎていて、6年頃前に別のオフ会でノリで台パンして当時の他の人を不快な思いにさせてしまった経緯があり、そのときの私の行動を今でもずっと反省しています。ポケモン対戦から離れていたのは個人的な事情とかその後の流行り病の流行とか様々な事情があるのですが、そのときの反省みたいなものがずっと残っていて、ポケモン対戦オフ会に復帰するにはそのときの謝罪みたいなのはどこかでしないといけないなってずっと思い、このはてなブログで公開することにしました。まさか某氏、7年経って古参勢になった今も、会場大会でそういう威圧的なマナーの悪い行為をまだやってないですよね…!?

【配置学】 ポイントは、左上にイッカネズミを配置して右上にサーフゴーを配置することです。イッカネズミがこのゆびしてサーフゴーが悪巧みシャドボしてくるっていうイメージで普通にきついし、セグレアローもチョッキ地面っぽいからオンラインBO1でも見せ合い段階から盤外戦術は始まっています。地味にサーフゴーきついけどこの構築の見た目的にサーフゴーは刺さってないと相手に思い込ませたので相手からサーフゴーを選出された回数は0回。アップルアカデミーのポケモン配置学の期末テストに出ます。

ファイアロー陽気HA

6匹中唯一微調整に失敗したかなって感じている型です。HAベースなのは正解。

【道具】クリアチャーム→ゴツゴツメット

努力値】S4振りだと最速イルカマンのアクジェ、準速ルガルガンのアクセルロックより先にはやてのつばさで追い風する展開が作れない。実戦に影響が出たのは41戦中2戦でした(海外勢の最速イルカマン2匹)。

ルガルガンのすなかき込みS値を抜くのは無理ゲー

以下の努力値振りにすべきでした。

181(220)-130(228)-92(4) -X-90(4) -168(52)

H:奇数

BD:Sに52振った分のHAアローと比べた耐久低下分をBD各4振りでカバー

S:最速イルカマン、準速ルガルガン抜き

【選択枠】おにびorファストガードorフレアドライブorまもる

 環境の変動によって、環境ごとに一番いい4枠目の正解択が変わってくるので、一貫した正解択はない。後に紹介するこの6匹を使用していた正統派イッカサーフ3名、私のイッカサーフ偽装。4名によるお互いに試行錯誤してきたこの6匹に対する思考回路のルートは全然違うものでしたが、その結果行きついたセグレアローの構成は地面テラスチョッキで一掃するという同じルート、そこにも感動させられました

 この予選が終わってからにしくん(@24kun315)から意見を聞きましたが、パオカイのパオジアンに対するファイアローのフレドラ+フェイントが強く、鬼火は弱いという立場でした。それはそれで正解でした。

 レギュC環境において、パオジアンはシングルではつららおとし、ダブルではアイススピナーが主流でした。シングルは威力85命中90による威力の確定数や、タイマン性能を意識した3割怯みという怯み効果の恩恵を重視し、ダブルでは威力80命中100に加え、フィールド効果を打ち消すことでふいうちの牽制能力を高めるという全体の盤面を優先した技選択が優先されがちという見解はよく見られます。

 パオジアンのアイススピナーは接触技であり、つららおとしは非接触技です。きあいのタスキを持たせたパオジアンにおいて、相手からゴツゴツメットのダメージを受けて気合のタスキが無効化されるかどうかという確率と、つららおとしが外れる確率を両方考慮した結果、ダブルではアイススピナーの搭載が高かったという判断によるものと思われます。その後、ダブルバトルでのつららおとしパオジアンの採用率が増加したように感じられます。それは単に怯み効果という強さだけでなく、ダブルバトルでもゴツゴツメットの搭載率が以前より増加し、接触技を受けないという効果も評価され始めたように感じられます。

 当時の私がパオジアン対策としてフレアドライブを搭載しなかった理由ですが、パオカイに対してはおいかぜを張ることを優先したかったからです。私の偽装イッカサーフは後続のテクニシャンイッカネズミでもパオカイを処理できるため、ブレイブバード+フェイントで対応できるとフレアドライブの採用価値をあまり見いだせなかったという結論でした。

 今の私もフレアドライブを搭載していない理由ですが、それはカイリューしんそく、パオジアンはアイススピナーをファイアロー方面に打ってくれるから、ファイアローが持つゴツゴツメットの反動ダメージでタスキつぶし、マルスケつぶしが可能になり、セグレイブを強気に動かし後続のテクニシャンイッカネズミと併せてパオカイの処理ができると判断しているからです。ファイアローの持ち物をテラスクエア♯11のときのように、私自身をもっと信頼してゴツゴツメットにすべきだったこのPJCS予選(2回目)のパーティ登録で、私が6匹中唯一、微調整に失敗したかなって感じている最大の理由です。

 フレアドライブは対パオジアン考察としては微妙だけど、地面技が効かない鋼打点にはなるので、むしろそっちがフレアドライブ採用理由になりがち。鋼タイプが元々ついているドータクン以外にも鋼テラバしてくるような浮遊タイプのポケモンには技が当たらないので対策は切ることにしました。元々海外勢を中心に倒すつもりで夜中中心という方針は今回もそのつもりでしたが、もしPJCSオンライン予選でドータクンが大好きなharuさんに当たったらほぼ100%負けるので、haruさんが恐らく寝てるであろう夜中中心にレート稼ぎに行ったのは、そういう意味でも正解択だったかもですね

 一応、最後の4枠目にテラバーストを仕込んで、電気テラバギャラドスにぶち込むっていう、いかにもあきゅうさんが考えそうな奇襲案も構築の構想段階ではありました。クリアチャームを採用するならそれでもよかったとは思っていますが、ダメージ計算をしたら耐久無振りギャラドスは落とせてもHPに振ってるギャラドスは落とせないことが判明。火力的にもそんな強くないし、安定しないと判断して即切り。電磁波撒いてくるギャラドスはサーフゴー後投げからの悪巧みアタックチャーンス!(2回目)

りゅうまいギャラはサーフゴーで積むのは無理です。諦めましょう。

セグレイブ意地AS

 型構成はみんな使っているテンプレ中のテンプレポケモンとりあえずセグレイブは強いので、この構築記事を作る段階までセグレイブの種族値を知らなかった

 命中不安のつららおとしを使わなくても勝てる試合はできる限り使わず、地震こおりのつぶてで処理できる圏内に持ち込んでいくと役割が安定した。

 イーユイは水草炎霊の4色テラスタルによる、じゃんけんテラスタルがメンドくさい場合、きょけんとつげきで倒しに行けばダイジョウブ。

 プレミアボールでつかまえたセグレイブなので、8回使用したつららおとしはすべて命中、怯みは3回引きました。相手のイーユイの先制悪の波動も同じ8回くらい来たけどセグレイブは1回も怯まなかったです。自覚力が優秀な最強のセグレイブ

・ハバタクカミHSベース

【配置学】左下配置。右上のサーフゴーとの線を打ち消すよう、たすき掛けの配置にして、ほろびのうたコンボの線が見えないようにしましょう。因数分解です。

【テラスタイプ】

鋼のメリットは、ツツミのフリドラに強く、バンギルガンの雪崩にも強い

水のメリットは、イルカマンのアクジェ、カミイーユイの炎技にやや強い

鋼水のメリット 鋼技半減

水テラスでよかった緩(鋼テラス0回使用)

【技構成】

マジカルシャインムーンフォースかで悩む。ムーンフォースのほうがコノヨザルを純粋に処理しやすかったかも。なお3割まけんきの悲劇

モロバレル

対寿司にしか使わない実質置物ポケモン。その存在は、統派イッカサーフ偽装による選出誘導で意外と盤外貢献している。不正学を極めた先制のツメはなく、ゴツメなので対寿司にしか出せなかった。ツメ将棋は愉しいです。

【不正学】第3回予選では先制のツメバンギが3割はやったらしいですけど、先制のツメモロバレルはなんで1%くらいしか流行らないんだろう。ちなみに先制のツメの試行回数稼ぎには特性再生力がマッチしているため、特性胞子と不正コンボは両立しえない存在です。アップルアカデミーのポケモン不正学の期末テストに出ます。

 

〇イッカサーフ偽装のメリット

イッカサーフ偽装は、正統派のイッカサーフに近い動きをすることもできるこれはイッカコノヨとイッカコノヨ偽装にはない事象であり、イッカサーフ研究を進めることはイッカサーフ偽装の研究を進めることにもつながる。そのため、正統派のイッカサーフからの情報提供は、イッカサーフ偽装の立ち回り考察を進めていく上で強力な支援になる。イッカサーフの研究や立ち回りは日々変動していくため、それに併せてイッカサーフ対策対策としての逆張りとも言えるイッカサーフ偽装の立ち回りも並行して日々変動する。6匹の存在は、正統派、偽装、共に永遠に不変であっても、立ち回りの正解択は須臾に変動できる。このレギュC環境が終わることは、この6匹と別れをしないといけなくなる。とてもつらい。

【タイトル文がクソ難しい理由】東方キャラの稗田阿求(蓬莱山輝夜の能力)要素の説明と、アニポケDP最終話の神回『想い出はパール!友情はダイヤモンド!!』の要素を融合させたネタ要素と、6匹の存在を記録に遺したかったという構築記事の作成目標との一貫性をとりたかったため

・イッカネズミを見て「ネズミざん」で落ちる耐久があまり高くないテラスタイプゴーストのポケモンが、ゴーストテラスを切らず突っ張ってくれる。爆アド。

・正統派のイッカサーフもイッカネズミにも広角レンズ、サーフゴーは食べ残しを持っている可能性はあるので、お見通しやトリック、はたきおとすなどをされても初見でイッカネズミの特性がどっちかわからない。これもつよつよポイント。

・イッカコノヨ偽装と違うところは、イッカコノヨ偽装だとコノヨザルがスカーフになりがちであり、いのちがけで落としたいヘイラッシャやディンルーなどの相手が微妙に落ちない。滅びで詰めるという展開をするために自ら残数不利の展開を作ることは相性が悪い。一方で、イッカサーフ偽装であれば、イッカネズミの初見びっくりでいきなり残数優位が取れ、サーフゴーも慎重に動かせるのもメリット。

・元々私自身が独自で創作した構築なので共有構築でも何でもないため予選終わったら構築公開することは決めていた。このイッカサーフ偽装は正統派イッカサーフがそもそも強いので強力なステルス位置にあり、警戒されない。逆に3回目の予選により私の敗退が決定したときには、あえてイッカサーフ偽装構築の画像を公開することにより、本選進出者が同じ6匹の正統派イッカサーフの並びを見たときに、可能性は低いとわかっていてもこのワナだらけの偽装イッカサーフ構築を片隅に警戒しながら戦わなければならないという重圧を与えることができるかもしれないと判断。にしくん、かぐゆうさんと構築の内容をお互いに連絡を取り合い、この構築を使っている人は私だけであることを把握。つまり陽動作戦。それもありますが、もしあの構築の公開後、予選抜けた3カテゴリー計1350人のうち1人くらい私のイッカサーフ偽装構築を使ってくれてた人がいたら、連絡いただければ物凄く喜びます。

〇イッカサーフ偽装のデメリット

・正統派イッカサーフと比べて、サーフゴーは耐久に振りまくっているので一定の耐久地は確保できているものの、セグレイブはチョッキ持ちでもかなり耐久がもろいことを前提に立ち回らないといけない。セグレイブの地面テラスを相手の相性抜群を消すために使用することも普通にあるが、それでもフレンドガードと同じ感覚で扱っていたら痛い目に遭う。セグレイブはダメージを削るための要員あるいは先制技や追い風地震で詰める要因と捉える必要があり、サイクル戦にはあまり向いていない。

・イッカネズミがいかりのまえばを使えないので、セグレイブのきょけんとつげきと併せてキョジオーンを一気に処理しに行く攻略がとりにくい。水テラスしてくるキョジオーンは天敵。

・PJCS予選(2回目)までは、イッカネズミのミラーで相手のフレガイッカネズミは防塵ゴーグルや広角レンズなどを持たせている個体があったが、テクニシャンでネズミざんするイッカネズミがPJCS予選(2回目)後に広く知れ渡るようになったため、PJCS予選(3回目)の頃にはゴツゴツメットを持たせたイッカネズミが急に増えた

・私が構築を公開した時点で、まさか、ポケモン公式さんが、本来、世界大会を決めるはずの本戦を再開催なんてすると思っていなかったし、抜け枠を倍にして幕張で世界大会権利を賭けたダブルエリミネーションの地獄のような権利を賭けた大会を開くなんてことをするとは思ってもいなかった。そんなことをしたらイッカサーフを使っている人口がいることを大きな界隈の人達に情報共有されてしまう未来は見えていた。イッカサーフ対策しまくっているSラインがめっちゃ速いイッカサーフ使いも登場してしまった。ポケモン公式が悪い

 

〇PJCS2023予選(2回目)に勝負を絞った理由

 私は、第1回目予選での突破者が構築公開を行わないことにより環境の進度がスローペースにとどまっているという事実は、私にとって優位な環境と考えていました。環境の進度がハイペースになればなるほど、ランクマシーズン最終日の高速環境の変化に対する耐性があるランクマ猛者にとって有利な環境であり、あまりランクマ対戦慣れできていない私にとっては苦戦続きが予想される環境であることは予想できていました。既に公開された情報を基に各プレイヤーがそのまま、あるいはアレンジを加えて短期間で強力な構築を創造する。その瞬発力はランクマ慣れしている人にとって有利だからです。ランクマ慣れしている人達はどんどん新しい構築を使って離れしているのに対し、私は場数が踏めていない。場慣れしている人達は発生した新しい環境に対する吸収速度も速いが、私は遅い。新しい環境に対する吸収速度が遅い私が、適切な環境把握によって最大限の結果を残すためには、常に「環境の未来想定」まで行い吸収速度の遅さをカバーする必要があることを把握していたからです。

 本来なら、第1回予選も準備を万全にした状態で勝負すべきでした。ただ、私自身の精神面での不調もありましたが、長期戦に備えてテラピースの確保を優先しました。それでも、第1回予選でも1700は到達できる自信のある構築を用意し挑んでいました。第1回予選の最後の1700帯での連勝続きでボーダー突破できれば、それは勝利です。ただ、実際には全て負けました。私は1707に載ったときにリスクヘッジとして、第1回予選で負けた後の私のメンタルダメージの軽減+負けた後の作戦の練り直しを予め視野に入れ、負けた場合でも次の第2回予選につながるための決戦にしたいという意識も踏まえて決戦の想定をしていました。

 第1回予選後は、当然環境が動きます。でもその進度は予選を抜けた150人抜けによる構築公開合戦という私にとっての最悪のシナリオは回避される遅さであり、第2回予選も戦える作戦を練ることができました。第1回予選で予選突破を決めて構築公開をした寿司構築やせぱるさんが公開したビビヨンディンルーなどの模倣構築への対策や、大規模大会(EUIC)で活躍したウインディモロバレル+イルカマンの構築など、流行の構築を徹底的にメタった構築を自ら編み出して、そのまま予選を突破したい

 逆に、2回目の予選後は、第2回予選後に構築公開する人は明らかに増えると予想していていました。私の予想を超え、実際に第2回予選での突破者に加え、環境の変化に気づき新しい構築の作成を決意し、予選突破で使った構築をもう使わないと判断して公開した第1回予選での突破者まで構築公開合戦に参戦していました。情報が少なすぎる環境下から情報が多すぎる環境下に一転したということは、予選突破者が公開された構築が本当に第3回予選でも通用できる構築かどうかを見極める情報判断能力が求められますそれはランクマ経験豊富な人にとって優位な環境です。言うまでもなく第3回予選では、ピンポイントの環境対策はもう間に合わないレベルで環境は急速に進んでいました。

 そこまで想定して、環境が進んでいない第2回の予選もまた、私にとっての「狙い目」予選であり、私にとって3回の予選のうち、この第2回予選こそが勝負すべき予選だと意識していました

〇「選出・立ち回り」パターン1

先発:ファイアロー+イッカネズミ

控え:ハバタクカミ+サーフゴー

・相手の構築にゴーストタイプが1匹(ハバタクカミ)だけであれば基本この2匹を並べていました。

・追い風をするとブーストテツノツツミを抜けます。

せぱるパ(タスキビビヨン+ハチマキディンルー)は構築単位で勝ちやすかったです。

3回当たり3回勝ちました。

本物のせぱるさんは思いっきり強いので多分負けます(がにゅオフ2敗)

・ディンルーを攻める場合はノーマルテラスねずみざん(1勝)。

ビビヨンを攻める場合は初手守る読みフェイント+α。ビビヨンを攻めた場合、ディンルーのいわなだれが外れたら試合が終わります(1勝)。いわなだれが当たった試合も1勝

〇「選出・立ち回り」パターン2

先発:ファイアロー+セグレイブ

控え:ハバタクカミ+サーフゴー

・相手の構築にハバタクカミ+サーフゴーのようなゴーストタイプのポケモンが2匹以上いる場合は「ネズミざん」を打ちづらく、この選出をすることが多かったです。

モロバレル入りの構築(ウインディモロバレル+イルカマンなど)もこの選出。

イッカネズミの「ネズミざん」がモロバレルのゴツメに当たったら悲報なので、この選出。モロバレルが来たらサーフゴーを出して悪巧みを積めるチャンスタイム。この並び(ウインディモロバレル+イルカマン)には、残数優位からの滅びで詰める展開が作りやすく、ほぼ勝てました

〇「選出・立ち回り」パターン3

先発:ファイアロー+イッカネズミ

控え:セグレイブ+サーフゴーorハバタクカミ

・イッカネズミ+ファイアローで「おいかぜ」+「ネズミざん」をテラス切らずに相手1匹処理しにいく。後続でテラスを切るメリットよりイッカネズミでテラスを切る選択肢のほうが大切であれば、イッカネズミでノーマルテラス「ネズミざん」で一気に攻める。

・追い風張った後にセグレアローを展開したい場合、イッカネズミが先に倒れたら、セグレイブ+ファイアローで地面テラスを切る展開ができる。ファイアローが先に倒れた場合でも、イッカネズミ+セグレイブという並びを作ることで、イッカネズミを攻撃役としてネズミざんをさせセグレイブも攻撃役に参加させる2匹によるシングルバトルのような展開が進行できる。このとき、対戦時の状況判断で当初はセグレイブに地面テラスを切らせるつもりでも、イッカネズミにノーマルテラスを切らせる選択肢のほうが重要と考えればイッカネズミででテラスを切ってもよく、逆にイッカネズミを含めファイアローセグレイブ以外はみんな「まもる」を持っているので、攻撃と守備を兼ねたセグレイブによる地面テラス地震で相手の陣形が崩れた中盤から一気に押しいく勝負も展開できる。ファイアローが先に倒れても、イッカネズミが先に倒れても、フェイント搭載が2匹であるため、「フェイント+α」という試合展開を進行しやすい。試合時間の短縮化につながりやすいので楽

ねこだましトリックルームが増えてきたら、ファイアローファストガードを採用してイッカネズミのノーマルテラスねずみざんや、セグレイブの地面テラス地震などでトリックルームをさせないという戦法を取る。ハバタクカミ+テツノカイナのトリックルームパーティは、トリックルームをされることがあってもその後相手の試合展開展開が遅くなりがちであり、トリックルームを張られた状態でも先制技による射程圏内に入っていれば相手を押し切りそのまま勝ちを狙うほうが楽かもしれない。対トリックループパーティ全体に言えることで、フレンドガードイッカネズミと違って、トリックルーム展開をされたときにモロバレルがサポートをしてもそれぞれのポケモンの耐久値が確保できていない誤魔化し構築であるため、そもそも「トリックルームをさせない」ことに全力を注ぐ

「選出・立ち回り」パターン4

先発:ハバタクカミ+サーフゴー

控え:イッカネズミ+α

・相手の猫騙しをゴースト2体で受け止めてそのまま試合展開が進める相手と言える場合のほか、アーマーガアのような初手で出てきて思いっきりメンドくさい相手に対して初手「ほろびのうた」+「わるだくみ」を展開することで、わるだくみを2回以上積める展開に持ち込んで火力で殴りまくる試合を展開する動かし方もできる。相手が動かない場合、味方のハバタクカミが引く絶好のタイミングをしっかり見極め、ハバタクカミ方面にシャドボが来ていたらイッカネズミでドヤ顔展開をすることが可能になり、相手は滅びターンケアで引かないといけないなか、イッカネズミが引き先にネズミざんをうちつつサーフゴーはわるだくみをしっかり積んだ状態でゴールドラッシュで一気に押し切り、残数優位を取りに行く。アーマーガア1匹が耐久型で仮に落とせない場合でも、ゴツメ警戒で安易にネズミざんをせず、まもるを絡めるなどしっかり詰め将棋みたいな試合展開を継続していけば、相手はほろびのうたで詰められる展開をいずれ悟るため降参がもらえるシングルバトルと同じ要領であり、アーマーガアはサーフゴーへの打点が無い。サーフゴーは安易な水テラスを切るとアーマーガア側に鉄壁ボディプレスで反撃される余地があるためそこだけ注意

「選出・立ち回り」パターン5

先発:イッカネズミ+サーフゴー

控え:相手の並びに合わせて

 ゴチルゼル入り対純滅びパに最適。イッカネズミでノーマルテラス「ネズミざん」を打ちつつ、サーフゴーで悪巧みを積みまくる。滅びパを使ってる人は流石にサーフゴーに滅びが効かないことがわかっているので、相手はサーフゴーを狙いに行ってもイッカネズミもきつすぎるという絶望的現実を知った瞬間、2手目降参や3手目降参がもらえやすい

 守って時間を稼ごうとしてもイッカネズミのフェイントで縛りながらC火力が上がったゴールドラッシュで一気に押し切る試合展開が作れる。相手視点では滅びの歌が使えるポケモンはハバタクカミ、サケブシッポ、マリルリなど、等倍以上で刺さる相手ばかりであり、フェイントでもネズミざんでも一方的なワンサイドゲームが展開できる。イルカマンやウインディをケアしてサーフゴーで水テラスを切っても相手視点ではめっちゃきつい。この構築を使用している以上、当然に相手の純粋な滅びパの行動パターンも簡単に読み切れるので、大抵の相手は3ターン以内に降参がもらえイージーウィンが可能

 普通の構築相手でもこの並びは地味に強くて、相手次第ではイージーウィン狙える戦法があります。

 1ターン目は、イッカネズミ「まもる」サーフゴー「わるだくみ」で相手は存在しない「このゆびとまれ」警戒でイッカネズミを集中してくれます。

 2ターン目は、サーフゴー「まもる」、イッカネズミはノーマルテラスを切って、ゴールドラッシュが効きにくいポケモンを処理しに行きましょう。

 3ターン目は、ノーマルテラスを切ったイッカネズミで「まもる」をして、サーフゴーで「わるだくみ」か「ゴールドラッシュ」を決めて相手の構築を全壊させれば、おそらくほぼ安定して勝てます。

 サーフゴーの「わるだくみ」は、敢えて相手に見せつけることで、サーフゴーによる「このゆびとまれ」が使えます。イッカネズミもサーフゴーも技が5つ使えるので最強

 

〇「選出・立ち回り」パターン対寿司

 対寿司パターン選出では、元寿司勢による「第六感」を信じて相手の型を選出画面から読み切り、考察、選出、立ち回りなどをします

🍣元寿司勢による対寿司考察🍣

 合体した司令塔シャリタツに「ほろびのうた」は効かず、mumemo寿司には滅びは入りますが、残数優位がとりにくいのでとてもつらかったです。相手依存のプレイングにならざるを得ず、勝率は安定しないですが割り切りましょう。

🍣対合体寿司🍣

 相手の構築画面から合体する寿司という電波を受信し、合体するタイミングを誘導してモロバレルを後出しし、ヘイラッシャの草テラスを誘ってクリアスモッグを打ち、さりげなくイッカネズミを添えます。次のターンはイッカネズミでヘイラッシャ方面へネズミざん、モロバレルはヘイラッシャ方面へキノコの胞子。ネズミざんでヘイラッシャが落ちた場合は着地したシャリタツにキノコの胞子を入れ着地狩り。ヘイラッシャが耐えた場合は一度イッカネズミが被弾するため、次のターンは確定眠りということを踏まえ安易にヘイラッシャを落とさず、モロバレルはイッカネズミ方面に花粉団子を打つのも必要です。相手のヘイラッシャの地割れは全部かわしましょう

🍣対雨寿司🍣

先発:イッカネズミ+ファイアロー

控え:モロバレル+1匹

雨寿司(先発:ペリッパー+ヘイラッシャ、控えシャリタツ)の選出を想定。

 雨寿司のベタ展開はペリッパー追い風、ヘイラッシャ波乗り。珠ヘイラッシャであれば初手守るですが、眼鏡ヘイラッシャであればヘイラッシャ初手波乗り、シャリタツは呼水の可能性もありうる展開。

 ファイアローは追い風、イッカネズミはノーマルテラスを切り、ペリッパー方面へネズミざん。タスキ持ち(使用率2位16%)のHB無振りペリッパーであればテラスタルを切らなくてもネズミざん10回で落とせますが、しめったいわ(使用率1位66%)の個体が多く、少しでもHBに振られていれば耐えられます。逆に図太いHBぶっぱであってもノーマルテラスのネズミざんであれば乱数(89.8-107.7)であり、急所込みだと期待値も上がります。

 ペリッパーが司令塔シャリタツに引くのは確かに怖いですが、呼水シャリタツであればシャリタツを落とせるため、強気に攻めるべきタイミングです。もしペリッパーに追い風をされた場合、ファイアローで追い風しても合体ヘイラッシャに上を取られ縛られる試合展開が続くため、一方的に負け試合になります。ゴツゴツメット(6位1.3%)ペリッパーは事故と捉え、諦めましょう

合体寿司への試合展開は、先ほどの説明と同様です。

🍣対キラフロル毒寿司(合体寿司)🍣

先発:イッカネズミ+サーフゴー

控え:モロバレル+1匹

 相手の構築画面から、合体しないmumemo寿司ではなく、合体する寿司という電波を受信して試合展開を進めましょう。

🍣対キラフロル毒寿司(mumemo寿司)🍣

 元々高レート帯にいる人が使うmumemo寿司は、寿司の練度が凄すぎる人が多いので、諦めました。マッチングさえしなければ負けることはないと割り切り、mumemo寿司を使いたがる日本人が少ない夜中の時間帯を狙って潜る立ち回りを心がけました私は第2回予選では41戦してmumemo寿司を1回引きました(1敗)。

 

〇構築を創ろうと思ったきっかけ

・寿司の代わりに地面テラスで制圧できて、かつ、ハバタクカミ+サーフゴーの滅びコンボとの相性のいい構築見つからないかな~と、Twitterを眺めてたら、4月10日ににしくん(@24kun315)がPJCS予選(1回目)で結果を出してた構築を発見。

 この2匹を軸として合体寿司に代わる残数優位を取り滅びで詰める新しい構築を模索していました。さらに、EUICではウインディモロバレル+イルカマンの構築が活躍していたことは、滅び構築に対する自信の追い風にもなりましたというのも、この3匹の並びに対して水テラスサーフゴーの滅びで詰める展開が強いことを既に理解していたため、第2回予選でこの3匹が流行することに期待をかけ、深夜帯を中心に海外勢を倒しまくる方針で予選を戦うことにしました。

・にしくんのイッカネズミの持ち物は「こうかくレンズ」・・・!?あ、テクニシャンでネズミざんする型なのか!(実際はフレンドガードでした)

そこから独自考察でイッカサーフ構築をなんとなくで形成。にしくんの構築をパクったつもりが、実際は全くの別物構築であったという事実はこのPJCS予選中には気づかなかった模様。にしくんとこま(@komatta_man)さんが構築共有をしていたのは、後ににしくんが構築記事を公開したときに初めて知りました。

・かぐゆう(@_yukg)さんも同じイッカサーフ+セグレアロー+ハバカミバレルの6匹をPJCS予選、本戦、幕張の決勝で全部使っていましたが、にしくんからは構築提供をうけたのみであり、その後は独自路線での構築考察を展開しており、構築共有までは至っていなかった模様。

 

〇イッカサーフ+セグレアロー+ハバカミキノコ軍団まとめ

・にしくん(@24kun315) 構築の考案者。PJCS2023予選(1回目)抜け。本戦出場。BW時代からのフォロワーさん。SV初期環境でもダブル界隈で皆知るトッププレイヤーであるさしす(@sasisu_memo)さんと構築相談をしているなど、人脈も広いと思われるVGCプレイヤー。にしくん自身も、ダブルランクマのHN「にしくんSP」であり、ランクマ1桁~2桁順位によく見かけるレベルのトッププレイヤー。元寿司職人でイッカサーフへ転向。イッカネズミはフレンドガード。予選はモロバレル、本戦はアラブルタケ。

【にしくんの構築ブログ】

2023PJCS予選抜け+本戦構築(最高1542) ダブルバトル - nishikun315のブログ https://nishikun315.hatenablog.com/entry/2023/05/04/121736

 

・こま(@komatta_man)さん にしくんと構築共有。PJCS2023予選(2回目)抜け。本戦出場。匿名HNなのでランクマ実績は不明のVGCプレイヤー。6世代か7世代のオフ会で名前を何回も見たことがあり。バトルロードグロリアという、当時行われていた非公式全国規模の大規模ダブルの大会に参加していたはず。2016本戦だったような気がもするけどはっきりと覚えていない。こまさんがめっちゃ強い人というのは復帰前の当時から知ってた。フォロワーさん。イッカネズミはフレンドガード。予選はモロバレル、本戦はアラブルタケ。

・かぐゆう(@_yukg)さん にしくんから構築提供。PJCS2023予選(3回目)抜け。本戦抜け。幕張の決勝出場。BW時代からのフォロワーさん。対戦オフ会への参戦ないものの、7~9世代の各世代のランクマ(レート)で結果を出されている、隠れた実力者。元寿司職人でイッカサーフへ転向。イッカネズミはフレンドガード。予選から幕張決勝まで一貫してモロバレル

【かぐゆうさんのブログ】

ポケモンSV】PJCS2023 - かぐぶろ! https://yuu-0252.hatenadiary.jp/entry/2023/06/11/003943

 

・あきゅう(@hikaribw2) にしくんのツイートを見て、そもそもイッカサーフではない謎の構築を握り始めた一番ヤバい人。5世代、6世代でレート逆1位を何回かとったことがあるらしい。6世代の終盤から7世代にかけて本格的に競技ポケモンをしていたが、PJCS2018を機に引退ぽけ(5年間)していた。

 ポケモンSVで競技ポケモンに復帰。PJCS2023予選(2回目)レート1757から負け予選敗退。レギュCで寿司を1か月くらい握ってたが、私が勝手に認識している寿司界隈の重鎮(にしくん、かぐゆうさん、てんてい@hikaripokejinroさん)が寿司界隈から離れていた事実を知り、寿司との決別を決定。イッカネズミはテクニシャン。予選2回目はモロバレル、3回目は、準則ヘイラッシャ抜き調整で追い風下で合体ヘイラッシャに上からクリアスモッグ打てる理由から採用した謎の令和の沖縄振り泥棒アラブルタケ。

 

・構築共有や構築提供などに対して、よく思わない人もいることは確かです。ただ、構築共有や構築提供にはデメリットも多いのです。私はこの6匹で予選を戦った4人のうち、私は唯一予選を抜けられなかったため、過酷な本戦を経験できなかった立場ではあります。ただ、オンライン予選を抜けた3人それぞれは、オンライン本戦では敵同士になるということを3人全員が認識していたというのも私も感づいていました。共有状態でも、お互いに素早さ実数地+1をどこまでするか、という目に見えない囚人のジレンマのような駆け引きが水面下であったのかもしれません。それに加え、私はこまさんの存在をかぐゆうさんに、逆にかぐゆうさんの存在をこまさんに伝えてはいけないということにも細心の注意を払っていました。また、この6匹を使っている人が複数人数本戦に出場しているという事実に対しても、絶対に口外しないよう細心の注意を払いました。イッカサーフミラー対策のS上げ調整は不毛な争いになり、イッカサーフそのものの強さが否定されてしまうことに対して、私は一番の危惧をしていました。そのため、かぐゆうさんから相談をいただいても、「私は元々S4振りサーフゴーしか使ったことがないからわからない」という事実の回答しかできず、一緒に考察できなかったです。それが幕張決勝でかぐゆうさんの敗戦理由にもなってしまったという事実を知り、私のした判断が正しかったのかという点で、その後、私はずっと悩んでいました。でも、これだけは私にとっての真実でもあるのです。この6匹は私の本当に好きな6匹という存在であり、この6匹で戦った3人もまた、私にとっての大切な存在のです。

 NNを「ナズーリン」とつけていたイッカネズミ。いかりのまえばを大量に外し過ぎて活躍の機会がないままボックスに永久待機されるかもしれなかったナズーリンに、もう一度活躍の場をどこかで与えたい。そしてこのPJCS予選は、最初で最後の起用できる機会かもしれないというのも今回ナズーリンの起用を決断した一つの要因でもあった。私はナズーリンを助けるつもりで今回ナズーリンを起用したが、ナズーリンの「探し物を探し当てる程度の能力」によって、逆に私はナズーリンに助けられていた

 私は表立って戦場の前線で活動するより、銃後で兵站などの支援をしたり、戦略を練ったりするタイプです。また、どこか屈折した闇のようなものを抱えているように私が感じている「ボタン」というキャラクターは、SVでのストーリー攻略中に登場するキャラクターのうち、最も私のような存在と認識していたキャラクターでもあります。

 

〇ドルチルさん

Twitterでは大喜利をしてるイメージの人だけど普通にダブルが強い(・~・#)

・2016年に開かれた第1回岐阜オフの3位決定戦で、フルボッコだドンってレベルでコテンパンにされた!(・~・)!

・ドルチルさんはPJCS2023予選(2回目)での私の奮戦に対して激励してくれました。ドルチルさんは古墳が好きらしいので、私が予選抜けられなかったときに「屈葬!」って一緒に悔しさを共有してくれました(・~・)ノ

・PJCS2023予選(3回目)では合体寿司🍣🍣を握って1700に載せたらしい(・~・)

・修羅の3回目予選で合体寿司を握って1700行ける人はみんなすごい(・~・)

・ドルチルさんはかぐゆうさん、にしくんと同じころの初期からのフォロワーさん(・~・)

ジャパンカップ2013では熾烈な逆1位争いを繰り広げていた(・~・)

・ドルチルさんのダブルランクマ。強い(・~・)

 

〇3回目予選直前にビエラさんが公開した「環境破壊」構築の意図の解釈

 私はTwitterではあまり公言していなかったんですが、ビエラさんのファンです。世界大会を制したときのビエラさんより、今の「せーい!」っていうYouTubeでのキャラを出しながら、この競技ポケモンを毎年頑張って戦い続けているビエラさんのほうが、好きだったりします。

 でも、私はビエラさんが3回目の予選の直前にビエラさんが発信、公開した動画「環境破壊」構築は、公開したらその構築が流行ることはみんなわかっていて、そうなれば3回目の予選で、素早さの取り合いレースの切り返しでもあるトリパを握る人が増えるのもちょっと考えたらわかるんですよね。ビエラパも思いっきりきつかったんですけど、トリパも私の構築は普通にきつかったです。実際、体感では耐久を振ったトリル搭載水テラスハバタクカミが思いっきり増えました。ギャラドス対策なのか大量発生する水テラスポケモンへの回答策なのか、こだわりメガネを持たせた10万ボルトを覚えるハバタクカミやサーフゴーこだわりハチマキを持たせてかみなりパンチを覚えた物理タイプのポケモンも思いっきり増えました。私の水テラスサーフゴーが活躍しにくい環境が大量に発生し、全てが逆風に感じました。

 「環境破壊」構築はビエラさんが注目を浴びたいために公開したのか。3回目の予選のときに私はビエラさんがそういう意図だと思い込んでいて、ビエラさんのことが苦手になっていました。でも冷静に考えると、ビエラさんはそういう短絡的な人ではないのです。本戦を突破したのに、なぜ、幕張決勝を辞退する」という判断をしたのか。私が気づいたビエラさんが「環境破壊」構築を公開した本当の意図とは、予選を抜けた人が構築を公開したがらないことによる、日本ダブル界の環境進化が停滞していることに対する反発であり、3回目の予選では本当に実力がある人が予選を抜けさせて、450名による世界権利を決めるハイレベルのオンライン本戦をしたい」という思考から「環境破壊」構築を公開した、という世界王者ビエラさんによる試練と理解できたからです。この事実に気づいて、私は改めてビエラさんを尊敬することができました。もちろん、ビエラさんは2回目の予選で突破を決め、私は落ちてしまった存在です。でも、ビエラさんの一連の言動には筋がしっかり通っているのです。ビエラさんの「幕張決勝を辞退する」という重大な決断もまた、ビエラさんによる、「「世界権利を決めるハイレベルのオンライン本戦」という「場」を壊した「運営」に対する怒りの意思表示」であり、それもしっかり筋が通っているのです。プレイヤー同士でいがみあうべきではなく、悪いのはプレイヤーを軽視した「運営」なのです

 

〇追い風やトリパに圧倒的に強い最凶の6匹

あきゅう「トリパがきつい、追い風パがきつい、どうすれば・・・」
あきゅう「モロバレル20%で発動するせんせいのツメを持たせ、命中率100%のキノコのほうしを打てば2000%の確率で先制してどんな構築にも強いモロバレルが完成する・・・これをPJCS予選(3回目)の直前に思いていたら最凶だった・・・!」

6月8日にこのツメ構築を思いついた。1か月遅かった。

 

〇3回目の予選を突破することの凄さ

 にしくんのように1回目の予選で突破を決め切った人、こまさんのように2回目の予選を突破した人、かぐゆうさんのように3回目の予選で突破を決めた人、私は予選抜けられなかった立場でもあるので当たり前の発言ですが、予選を抜けた人はみんなすごいです。予選ボーダーは1回目、2回目、3回目とレートの数字だけを見れば3回目のボーダーの数字が一番低いので、何も知らない人からすれば一見3回目の予選抜けが楽そうに見えます。でも、それは考え方が逆です。予選が複数回行われる場合、後の予選ほど環境が進むので、私は3回目の予選が一番精神的にきつくて早々にドロップしました。数字では単純に比べられない、3回目の予選を突破することの凄さを一番理解しているので、私は3回目の予選を突破した人の凄さに感動してツイートをしていました。

 私の構築は、2回目の予選を突破したビエラさんが「環境破壊」と称して動画を公開したカラス+キバハ+バカミ+ツツミのブースト追い風パがめっちゃきついです。3回目の予選では、ビエラパを攻略する十分な考察ができなかった私の実力不足です。  

 話を戻して、私はビエラさんの設定した「試練」さえも乗り越えた、3回目の予選を突破した人の凄さに感動しています。ただ、これは一番正しい評価ではないのです。1回目や2回目の予選で既に予選突破を決めていても、それでもなお予選突破の順位に満足せず、3回目の予選で本気でボーダーラインより高い順位を目指し、そこでも到達していた意識レベルの高い人たちが最強なのです。

 私がもし仮に2回目の予選で突破していたら、3回目の予選の1週間後に本戦があるなら、本戦で使う構築を用意する時間を優先するし、体力的な面でしっかり休養を取ることを優先するので、3回目の予選は参加しないです。それは打算的であっても妥当な判断と言えます。それでもなお、予選突破を決めているのに3回目の予選に挑戦する人は、予選突破というハードルより、もっともっと高いレベルへの自己研鑽を意識しているプロ意識の高い人たちだと言えます。そういう人たちは私があえて紹介しなくても実績十分な人たちなので名前は挙げなくてもいいと思ってますが、なぜそういう人たちがすごいのか、という理由の根本は意識レベルの違いであり、私はこの人たちのようにはなれないなという気持ちになり、技術やテクニック頼りの戦法ばかりではなく、根本的なポケモンが強い人が兼ね備えている素質みたいなものをどうすれば手に入れられるのか。場数をこなすことはもちろんですが、工夫の仕方というか、ポケモンが強い人が兼ね備えている感覚的な強さの軸みたいなのは何かを知りたいし、それを言語化する作業がしたいなっていう想いで今回の予選では構築記事を執筆したいなっていう気持ちを抱くようになりました。

 話が脱線しましたが、ブラックボックスの大会なのでボーダーは読めないつらさもあり、1回目、2回目、3回目。どの大会もつらいですそのなかで、私が一番きついと感じた3回目のマスターカテゴリーの予選を突破した人のうち、フォロワーさんでもあり、ポテンシャルの凄さを感じていてこの人には本当に予選抜けてほしいと願っていて実際に予選を抜けた5人を列挙して賞賛しました。カテゴリー関係なく、予選突破してほしいと願っていて予選落ちしてしまったフォロワーさんを列挙するとすごい人数になりますし、名前を上げることは傷口を広げることにもなるので、名前は挙げません。

 3回目の予選を抜けて先ほどのツイートで列挙した5人のうち、かぐゆう(@_yukg)さん、haru(@haru46255288)さん、しんしん(@rirunpapa)さんの3人は本戦も突破されていました。私は予選で落ちた立場なので実際に本戦を体験できていないですが、いつもの癖で身体が勝手に環境考察をしていました。3回目予選の直前から始まった環境変化の連鎖を考えれば考えるほど、本戦突破した人はさらにすごいのです

 

〇しんしん(@rirunpapa)さんについて

 しんしん(@rirunpapa)さんはテラスクエアのあたりで相互フォローになった方の一人です。私視点では、しんしんさんはテラスクエアの頃から、成長曲線が大きく警戒すべき人物という認識を抱いていました。

 実は2回目の予選後にしんしんさんからDMでの連絡をいただけたので少しやり取りをしていました。DMでのやりとりの内容は秘密ですが、その内容を通して、しんしんさんは既に雰囲気というかオーラを保持しており、私には到達しえない領域に達している人物のように私の経験則が感じていました。しんしんさんは、基礎体力や屈強なメンタル、ダブルバトルへの意欲、知識の吸収力、人間性など、全ての指標での伸び代が期待できる、いわゆる自然に急成長できるタイプの人物であり、そのまま3回目では予選抜けにとどまらず、もしかしたら世界大会の権利獲得まで突き進める素質の持ち主なのではないか、と私の直感は感じ取っていました。しんしんさんが32歳ツイートしていて、私より歳上なのにポテンシャルの塊なのは、マジで衝撃レベルの尊敬です。やりとり中に、私の知識も吸収されちゃうかなって気持ちも少しありましたが、しんしんさんは放っておいても伸びるタイプというか、むしろしんしんさんが遠い存在になって私のことを気にならなくなってしまう前に、仲良くなっておきたいっていう感情が勝っていました。しんしんさんが実際に世界大会の権利を獲得されたという知らせを知ったときは、驚きはなかったです。しんしんさんは、日本のダブルバトル界を牽引するトッププレイヤーなのです。

 しんしんさんが3回目の予選でTwitterで一瞬、ボーダー抜けてる自分のレートの実数値を公開して「このレートだとボーダー抜けてるかな?」ってツイートをされていましたが、それを私がすぐに「ツイ消ししたほうがいい」と進言したのは、自分で言うのもアレですけど、ファインプレーだったと思ってます。整数以下の小数点第3位のミリ単位の争いになるので、Twitterでレートの実数値を公開すると本来予選抜けていたはずが、Twitterに公開したせいで抜けられなくなった・・・みたいな悲劇がおこりかねないので。しんしんさんは、ポケモン対戦の実力そのものは物凄い実力がある方ではありますが、逆に、1回目、2回目の予選ではDay1及びDay2まで圧倒的な戦績を残されていたのにDay3で苦戦されていたので、こういうインターネット形式でのオンライン形式にあまり慣れていないようなところがあり、心配していました。しんしんさんにはこのオンライン予選で脱落せず、この予選をすぐに突破して大舞台で活躍してほしいと願っていたため、しんしんさんの世界権利の獲得は素直に嬉しかったです。おめでとうございます。

 

〇haru(@haru46255288)さんについて

 haru(@haru46255288)さんとは、前のブログで紹介した通り、私がテラスクエア♯13の決勝トーナメントで戦い完敗したことで相互フォロワーさんになった同じくテラスクエアつながりのフォロワーさんですが、個別で親近感を感じられる事情があったこともあり、幕張の決勝1週間前にharuさんに対して激励リプを送っていました

 

〇かぐゆう(@_yukg)さんについて

 優しい。思いっきり謙虚。このリプめっちゃ嬉しかったこのリプに私は助けられ、私はもう一度ダブルバトルを頑張ろうって気になったし、その後の今回のPJCS公式大会でのかぐゆうさんの奮戦に対して、私も本気で応援しようって気持ちを抱きました

 PJCS予選(3回目)では私は早々にドロップしたものの、私は情緒不安定だったので何故か徹夜でTwitterを監視していた。そのため、私は2回目予選の経験と3回目予選で流れてくるTwitterの情報を比較検討したところ、3回目のボーダーは2回目ボーダーの1776より10は下がるという把握していた。この予測は大会中にcobaltさんがボーダー読みツイートをされていて、パルデアプロローグの結果から予選1回目のボーダー予想を読み切ったcobaltさんと同じ認識であったため、私のボーダー読み予想にも信ぴょう性が持てた

 しかしその情報が判断謝りになる情報である可能性も捨てきれず、誤情報提供による責任は負えなかったため、かぐゆうさんには曖昧な表現しかできなかった。かぐゆうさんがDay3(月曜日)の深夜からレートを爆上げをされていて、私が闇落ちしたレート1757と同じレートに到達してかぐゆうさんは次潜るべきか悩んでいた。「私のかたたたきをしてほしい。潜るべき」と私が進言。魂の一戦(タマキン)勝利により、かぐゆうさんはレート1770帯に到達。私視点では3回目ボーダーのレートは1764±2と読んでいたためかぐゆうさんがボーダーを確実に超えていると判断していた(3回目ボーダーの正解は1761)。「責任は負えないのでかぐゆうさんの判断に任せる。私がかぐゆうさんなら止める。」と進言。朝5時くらいまで一緒にTwitterでつきあい、かぐゆうさんはそのまま撤退し予選抜け。私が予選抜けられなかったことはもはやどうでもよかったので、かぐゆうさんがイッカサーフで予選抜けたことに対する嬉しさのあまり、月曜日はずっと感涙。※画像はイメージ図です。

 1回目の本戦でも同様に8-2状態で相談あり。「責任は負えないのでかぐゆうさんの判断に任せる。」と進言。かぐゆうさんは自分の判断で10戦での撤退を決意。10戦や11戦した人が何故か除外された大事件が月曜日昼に判明。私が「未反映の試合をケアするためにももう1戦潜るべき」と進言しなかったせいでかぐゆうさん実は9戦判定で本戦除外されていたらと思うと、私自身の進言責任を強く感じていた。逆に、「潜るべき」と進言して、その結果抜けられていたはずの本戦で落ちてしまったと思うと、それはそれで責任が負えなかった。かぐゆうさんの結果は10戦全部反映されていたので本戦も突破されたが、「アルカナさんとか除外されていたことにも心を痛めていて、素直に喜べない」という趣旨の発言をされていた。その後発生した追加大会の件で、本来ならその時点でもらえるはずの世界権利が実質剥奪された形になり、かぐゆうさんの心境をずっと心配していた。私も、この本戦の形式で心の傷を負った人があまりにも多く、祝福リプをできない雰囲気を察していました。かぐゆうさんは、本当は実力がある人だと私は昔から理解していたので、幕張の決勝トーナメントでもWCS常連プレイヤーをなぎ倒してもらいたいという本心から、かぐゆうさんに対して、「かぐゆうさんは本戦でも有名猛者を倒せるほどの実力の持ち主であるため、自信をもって幕張で戦ってほしい」という内容のリプに加え、「知名度がない人が勝ち上がることに対して色々言うような外野を黙らせる、かぐゆうさんの闘志あふれるプレイングを出してほしい」という激励リプを送っていました。

 

〇かぐゆうさんとharuさんの決戦

 haru(@haru46255288)さんとかぐゆう(@_yukg)さんが対戦をされていたみたいです。私が強く応援しているプレイヤーさん同士の対戦ではありますが、こういう対決はどこかで頻発しうる形式の運命でもあります。haruさんとかぐゆうさんのお二方は、ともに追加前のオンライン本戦で世界大会への切符が決まっていたのに追加大会によって剥奪されたというつらい経験をしており、ともに温厚な人柄であり、ともに不器用なところがあり、お二方ともにおそらく同じ構築を使い続けていることまで私の視点では見えていましたが、お互いに世界大会の権利がかかっている勝負の場でもあるので、私はお二方の対戦については水を差すべきではないと判断し、試合が終わるまでTwitterを閉じ沈黙を貫いていました。

 もし幕張にモブ観客の立場として現地の対戦を見届けることができるのであれば見届けたかもしれませんが、本人に気づかれないようにその場を離れる決断をしていたと思います。試合を見なくても、お互いの試合展開を想定できるレベルでイメージしてしまいました。テラスクエア♯13と全く同じ構築をharuさんがずっと使っていたと想定した場合、ドータクンをサポートするディンルーやモロバレルは相手の猛攻を耐えて反転攻勢する流れを作る必要があり、ドータクンという要塞を守る構成になりがちです。一方でかぐゆうさんの構築ではモロバレルを先発で出しても後続で出しても、選出しなくてもharuさんに対しての攻めと守りの牽制要素になるため、トリル展開が必ずしも決定打になり得ず、かぐゆうさんの「セグレイブ+イッカネズミ」の並び、威嚇対策の特殊枠「ハバタクカミ」「サーフゴー」など、選出パターンもかぐゆうさんのほうが複数の組み合わせを選びやすく、先にharuさんがテラスタルを切らされるか、かぐゆうさんが先にテラスタルを仕掛けるかという試合展開が脳内で何試合も想定され、試合展開もかぐゆうさん優勢のように感じられました。かぐゆうさんの構築も、haruさんの構築も、BO3に向いている非常に強い構築であるため、こういう息の詰まる大会ではない対戦オフ会、あるいはテラスクエアの本戦配信などであれば、私もお二方のBO3での対戦を楽しんで観戦できたと思います。

 本心では「二人ともがんばってほしい」と感じていましたが、間違っても「二人ともがんばれ」なんて言葉は口に出せないし、Twitterでもそんなリプは送れないこともわかりきっていました。もし私が当事者の立場で言われたら、「オフ会みたいなノリかよ。こっちはこの試合に魂かけてんだよ。」って心の中でイラってきちゃいます。無慈悲なPK戦みたいな形式で決められる世界切符をかけた試合に、そんな安易で無責任な言葉で済ませられるわけないじゃないですかお二人の対戦の対する私の感情は「無」でした。

 私の存在を通してharuさんとかぐゆうさんはTwitterで相互フォローになられたらしく、私としてはとても嬉しかったです。haruさんはこの試合で敗退が確定し、勝ったかぐゆうさんもその後、次戦で敗退が確定したとのツイート。かぐゆうさんの敗退ツイートにharuさんがかぐゆうさん敗退を悲しむのリプを送っていた姿に、私は心を打たれました。

泣ける……高校生にこんなこと言わせちゃいけないよ………

テラスクエアのめむさんは神。

 かぐゆうさんもharuさんも温厚な人柄だと理解しているので、お二人が直接対決で険悪な雰囲気だけにはなってもらいたくないというのが私の本心でした。私を通して相互フォロー関係になったとのことで、それを聞いて私は安堵していました。あの本戦のネット大会や追加大会、それに伴う世界権利剥奪などのいざこざは、プレイヤー同士でいがみあうべきではなく、悪いのはプレイヤーを軽視した「運営」なのですかぐゆうさん、haruさん、幕張の決勝、お疲れさまでした…。

 

〇BO3構築について

 私の今回紹介した構築はBO1特化と揶揄されがちに感じられますが、BO3でも戦えるだけの自信を持って創った構築でした。私はBO3構築の必要条件とは、2軸あるいは3軸構築、あるいは1軸構築であっても1軸の通し方に何通りの方法も取れる構築であることと捉えています。かぐゆうさんの構築は前者で、haruさんの構築は後者と評価しています。

 私のイッカサーフ偽装構築の場合、イッカネズミ、サーフゴー、セグレイブの3軸構築と捉えていて、通常のイッカネズミ+サーフゴー、イッカネズミ+セグレイブの選出ではイッカネズミはサポート役になりますが、私のイッカサーフ偽装構築の場合、選出が終わってから相手の対面を見て、毎ターンごとにイッカネズミを軸として動かすべきかサポート役として動かすべきかという、試合中での臨機応変な対応が可能になるため、同じ選出であり先発も同じポケモンであっても、1試合目と2試合目とでは全く違う試合の組み立て方が十分に取れる構築と評価しているので、イッカサーフ偽装という紹介ではあるものの、BO3でも戦える構築という自信は持っています。イッカコノヨ偽装という、コノヨザルがスカーフとバレたときの2戦目以降の立ち回りにかなり悩むような、初見びっくり依存という構築は確かにBO1特化と言えますが、私のイッカサーフ偽装構築は2試合目、3試合目の立ち回りなども取れるように創っているつもりなので、「選出・立ち回り」パターンを5パターン例示しています。これは一部なので、他の立ち回りも存在します。

 私は、BO1構築とBO3構築というのは全くの別物ではないが、それぞれが独立した概念であるため、「BO1とBO3」の両方で戦える構築も十分存在し、私のこのイッカサーフ偽装構築も両方で戦えるだけの自信はありますただ、オープンシートだとちょっと厳しいので、立ち回りを含めた構築記事を全て公開した現在では、この構築で何試合も戦えるかと言われればちょっと厳しいかもです。

 私は軸が複数あるからBO3向け、という安直な思考はできないと考えています。今回、この一連の構築記事の作成に取り掛かり、集計した選出率やテラスを切った回数などの数値上のデータを確認して初めて、この構築こそが私がレギュC環境でずっと求めていた、「BO1とBO3」の両方で戦える唯一の構築と信頼することができました。

 

〇私がBO3を強く意識する原点

・私はBO3強者になりたいのです。テラスクエアの本戦トーナメントはBO3形式であり、私にとっての6~7年ぶりに現役復帰したBO3大会の初陣でもあったのです。

・レート1位2回は、ウルトラサンムーン時代に過疎っていたサンムーンレートで、32勝2敗と43勝2敗の戦績で、どちらも最終1位なのにレート1900にすら到達していないというある意味魔境?環境で取ったネタ実績なので、とりあえずスルーしてください。

 レーティングバトル(ランクマッチ)でなかなか勝てないときに、フリーバトル(カジュアルバトル)で海外勢を狩りまくってストレス発散するのって割と愉しいんですよね。当時もフリーバトル(カジュアルバトル)でなんとなく対戦することも多かったですが、たまたま、ウルトラサンムーンレートにガチ勢が集まっている一方で、当時のサンムーンレートは猛者が全然いなくて迷い込んできた海外勢がいるくらいの廃墟と化した世界という事実に気づき、サンムーンレートでひたすら潜りまくっていたら迷い込んできた1500海外勢とか狩りまくれる愉しさ割とありそうっていう「狙い目」を感じてひたすら潜りまくってました。1800あたりまで行ったらガチでマッチングしなさ過ぎて1時間くらいたいみつ発生していて、マッチングしたと思ったらレート1500の某ダブルバトルトッププレイヤーにマッチングして、ガチで白眼状態で戦ってました。もし負けてたらレートめっちゃドレインされてました。実力とかより、いかに忍耐力があるかみたいなのを競う謎のゲームでした。この時だけ、同じ人との再戦対策で構築のスクショや技構成のメモとかめっちゃとってました。

・うみオフ(@UmiOffHiroshima)は、私(ひかり)がかつて主催していたオフ会の宣伝という意味でした。

「バトルロードグロリア2016本戦出場」。これが私にとっての一番意味のある意思表示でした。大規模大会での本戦出場というのは実績でもありますが、私にとってBO3の実戦不足を経験した原点である大会であり、競技ポケモン引退の頃の私からの、実力、精神面、人間面全てにおいて成長をしたい、という暗示的な意思表示での紹介文でした。

【バトルロードグロリア2016四国予選】

 私はこの試合において、スイスドロー2回戦で某氏とBO1で対戦し、ランドロスの岩雪崩で無限に某氏のポケモンを怯ませ続けて勝利したので、例の伝説が生まれました

・決勝トーナメントでは準決勝で某氏とBO1で再戦し、ここでも私が勝ちました準決勝に進出した時点で私と某氏の獲得累計ポイントは本選進出がすでに確定していたため、この時負けた際の某氏の顔は笑顔でした

 準決勝での対戦が終わった際に、某氏は私に対して「こういう勝負はいい勝負だよ」という発言がありました。予選と本戦における言動と表情の違いから、私は某氏に生粋の「勝負師」の姿を感じましたちなみにこの四国大会では、スイスドローの予選は私以外に負けておらず、また某氏は3位決定戦でも勝利し3位になっているため、この大会において私は某氏に唯一勝利している人物でもあります。

【バトルロードグロリア2016本戦】

・本戦前日には東京で開催されたラスチャレがありましたが、本選進出者のうち、私とふぉんでゅ。さんは既に本戦の権利を得ているにもかかわらず、ただひたすら対戦がしたいという理由でラスチャレにも挑んでいました。某氏は観戦参加として既に予選抜けを決めている人と、この大会で本選進出を決める人の偵察をしていました。ただ、おそらく私よりをふぉんでゅ。さんをマークしていたかもしれませんが、私へのマークは外れていました。

・私は本戦初戦で某氏と対戦し、ここでも私が勝利しています。その時の某氏の発言は、「ラスチャレでは他にもマークすべき人がいたから、マークすればよかった。どうせ同じ構築使ってたんでしょ。」という発言でした。流石、生粋の「勝負師」ですね。正解です。同じ構築を使っていました

 私は当時、グラゼルネ+「ふゆう」ドータクン構築を握っていて、ドータクンの技「じゅうりょく」を発動させたら特性が「ふゆう」であることが判明する表示が出てしまい、一瞬で某氏にメモを取られましたまさか「じゅうりょく」を使ったら特性「ふゆう」がバレるなんて思わないじゃないですか。ドータクンが大好きなharuさんには、間違ってもこんなやらかしは言えませんね。私はその試合は動揺して1本目落としてしまいましたが、その後2本しっかり取り返したので、何とかなりました。

・私は某氏、ぶらありさんにBO3形式で2連勝した後の遥ソラさんとの対戦で、BO3形式の3試合全て勝ちが狙える試合であったにもかかわらず、3本目を私の致命的な「やらかし」で敗戦し、その負けを引きずる形で以降負け続け、予選敗退しました。

 致命的な「やらかし」とは、私はひかえめC強めのゼルネアス1匹が残り、全能力二段階上昇した無傷の状態で、「マジカルシャイン」と「ムーンフォース」の使い分けができる状態にありました。相手はゲンシカイオーガと「オリジンフォルム」のギラティナの2匹が無傷の状態であり、私はギラティナに「オリジンフォルム」と「アナザーフォルム」の2形態が存在することは知っていましたが、種族値がどう違うのかは全く知りませんでした。今回この構築ブログを執筆する際に、細長いほうのギラティナが何て呼ばれているのかすら知らなくて調べて、初めてギラティナ種族値を知りました。結論から言うと、「マジカルシャイン」を打っていれば勝てました。ただ、「マジカルシャイン」はギラティナに耐えられると思っていて、ギラティナ方面に「ムーンフォース」を打ってギラティナを倒しました。その後ゲンシカイオーガの「かみなり」で麻痺状態になり、その麻痺が3回くらい発動してその試合は負けました。負けた瞬間にしっかり椅子から転げ落ちたので、ちゃんとポケモン芸人としてのプレイングはしっかり遂行できました。一瞬会場で観客の爆笑タイムが発生していて、みずこさんも爆笑してました。恐らくですけど、この構築記事を見てる人はギラティナ種族値をというかほとんどの伝説ポケモン種族値とかを知らないという衝撃的事実に爆笑していると思います。ごめんなさい、私も競技ポケモンをしっかりがんばってるんです。でも私はガチアスペなので肝心なとこがすっぽ抜けていて、それがもしかしたら、私が安定して勝てない理由なのかもしれないことは、うすうす気づいてます。

 話を元に戻して、その後某氏は私に負けた1戦以外はすべて勝利したため、バトルロードグロリア2016の覇者になりました。四国予選だけでなく本戦においても、私は某氏に唯一勝利している人物になり、つまり、私はこのバトルロードグロリア2016における某氏キラーのような存在になりました。

私はポケモンSVでの競技ポケモンでは「勝負師」になるために、その必要条件として「トップギアで力を入れるところ」と「抜くところ」の見極めを強く意識していますバトルロードグロリア2016本戦とは、「トップギアで力を入れるところ」の大舞台であったにもかかわらず、私の調整不足や実力不足が原因で惜しくもスイスドローを抜けられず、その結果、そのまま某氏を優勝させてしまいました某氏キラーを名乗るには、私がバトルロードグロリア2016本戦で勝てる試合を取りこぼさずしっかり3連勝を決めてトップカット8名以内に入り、決勝トーナメントでもう1回某氏を倒すことで、3回ではなく4回某氏を倒したという実績を残しておくべきだった。私の実績が中途半端なものにとどまり、「トッププレイヤー」でも「勝負師」でも「VGCプレイヤー」でもないまま、「引退ぽけ」状態になっていた。「かつてダブルバトルをしていた」私の現状からエリアゼロベースでのリスタートで、現役復帰前よりもはるかに強い「勝負師」になりたいこれが私がBO3を強く意識する原点です。

 ちなみに、幕張の決勝大会では、私が応援していたかぐゆうさんが某氏に負けてしまいました。個人的な感情ではかぐゆうさんに勝ってもらいたかったという気持ちであふれていますが、理性は勝った人が強いので、強い人が世界大会に行くべきという持論も持っています。ただ、かぐゆうさんは、公式の不手際による本戦のやり直しが無ければ元々世界大会に行けていた人だった事情もあり、とても複雑な気持ちになりました。一方で某氏は本人のTwitterでの発言によるとオーストラリア人らしいので、2023OCICで3位という結果で元々世界大会の権利がもらえるはずがもらえなかったというもどかしさも感じていたようです。

 構築相性的にかぐゆうさんにはとてもきついミラー対面だったので、正直私がかぐゆうさんの構築を握っていても勝つのはほぼ難しいレベルで絶望的な相性不利だったと思います。あの本戦のネット大会や追加大会、それに伴う世界権利剥奪などのいざこざは、プレイヤー同士でいがみあうべきではなく、悪いのはプレイヤーを軽視した「運営」なのです

 私が私のイッカネズミ偽装を握って、あの場で某氏とクローズドシートBO1で挑んでいたら某氏の構築をわからせた自信は思いっきりあったんですけど、私は予選敗退という、そもそも幕張での決勝の舞台に立てる資格がない人物に過ぎないので、たらればは禁句ですね

 私はBO3に未練のあるBO1に集中してレギュCと向き合ってきたプレイヤーですが、某氏は生粋の「勝負師」であり、BO3中心の国際大会での経験が豊富な日本屈指のトッププレイヤーであり、オープンシートBO3論者でもあります。彼は「真剣勝負」に価値を見出しているのです。

 しかし、そんな私にも、某氏の壁になれる可能性が出現しました。

 これを漫画『ヒカルの碁』的に表現すると、「saiを追いかける塔矢アキラ」、「塔矢アキラを追いかける進藤ヒカル」に、「某氏を追いかける私」の姿を重ねています

 私のテラスクエアでの対戦動画は一次情報としての棋譜であり、私の構築記事は二次情報としての棋譜でもあります。ポケモン対戦は、1人でするものではなく、2人(マルチなら4人)でするものであり、美しい棋譜は2人で初めて創れるものなのです。また、テラスクエアの決勝トーナメントにおける配信卓でのライブ配信とは、BO3という形式での棋譜が残るデジタルアーカイブの映像原始資料でもあります。テラスクエアの大会運営形式は、私にとってテラスクエアという大会の存在に感謝している理由のうちの1つであり、私が本戦での配信卓で良い棋譜を残したいという理由もまた、私がテラスクエアの予選抜けをして、本戦の配信卓を目指す理由のうちの1つでもあります。

 日本では、世界権利を獲得するためのルールがBO1形式であるため、どうしてもBO1中心で環境考察が進みがちですが、海外大会では世界権利を獲得するためのルールがBO3形式であるため、BO3を中心に環境考察が進みます。

 某氏は生粋の「勝負師」でもあるオーストラリア人なので、BO3経験が豊富なBO3トッププレイヤーのうちの1人です。私はわざわざ夜中を中心に今回の予選を戦っていたくらい日本勢より海外勢との相性がいいことは自認しており、オーストラリア人である某氏との相性もいい自信はあります。ただ、私が再び某氏を倒すためには、私自身の実力をつけなければいけないのは事実であり、まず某氏に対する挑戦権を獲得する領域に達するための努力をする必要があります。バトルロードグロリア2016のときのような私が急ピッチで制作したぶっつけ本番の突貫構築ではなく、綿密な下準備を計画した上で、「勝負師」モードである彼を倒せる機会である大規模大会での「真剣勝負」で某氏を倒し、良い棋譜を残すつもりです

 某氏は生粋の「勝負師」であるから、お互いにとって建設的であり、元気の出る「真剣勝負」を受け入れ、評価してくれると信じています。

 バトルロードグロリア2017関西大会「せやなオープン」では、私も某氏も参加しており、お互いスイスドロー5勝2敗で予選抜けをしたものの、お互いベスト16敗退したため直接対決は実現しませんでしたね。次回直接対決が実現しても、必ず私は勝ちますよ。負けた相手へのリベンジに燃える生粋の「勝負師」をしっかりもう一度倒すことに、私は愉しさを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三局【寿司滅び構築の完成と決別】2023/4/16 テラスクエア♯13 Top8

【目次】

〇この構築記事の作成目的

〇構築紹介

〇個体解説、選出、立ち回りなど

〇テラスクエア♯13戦績

〇戦績詳細

〇予選5回戦VSピヨリリィ(@PiyoLily145)さん戦について

〇私にとってのテラスクエア

〇準々決勝VS haru(@haru46255288)さん戦について

〇じわれ

〇PJCS2023予選2回目以降、寿司で戦ったピヨリリィさんについて

〇私がシングルバトルをなめていると思われたくない

 

〇この構築記事の作成目的

 PJCS予選(1回目)を終えて、サケブシッポ+サーフゴーで「ほろびのうた」を展開するコンボと、合体寿司で展開するコンボの可能性を見出したものの、サケブシッポをハバタクカミにすれば、PJCS予選(1回目)で苦戦を強いられたパオジアン+カイリューへの回答になるのではないかPJCS予選(2回目)ではハバタクカミ+サーフゴーの滅びコンボを生かした合体寿司ではない構築を使用するつもりでしたが、一方で、PJCS予選(1回目)での改善すべき反省点を生かした私にとって「完成」した寿司滅び構築を追究したいという考えもあり、今回の「完成」した寿司滅び構築で実際にテラスクエア♯13でTop8という結果を残すことができたため、構築記事を紹介しています。戦術などは、既に「第一局」や「第二局」の構築ブログで紹介した戦術で良いとこ取りをした戦術であるため本稿で改めて深堀りすることはありませんが、流石に地割れを打ち過ぎたので反省しています。実際に私がテラスクエア♯13の予選5回戦での対戦相手は、私が乗り越えるべき課題と感じていたパオジアン+カイリューを使用しており、構築上でも私にとって乗り越えるべき壁でもありました。その際、私と対戦した対戦相手であるYoutubeでのテラスクエアのライブ配信をしていたピヨリリィさんの視点からの対戦映像が残っており、この構築記事では、その対戦において私が対戦中に考えていた思考パターンの感想戦を紹介しています併せて、のテラスクエアという大会の存在に対しても私は大きな価値を見出しており、この構築ブログを通して、テラスクエアというオンライン形式でのダブルバトルの大会に興味を抱いていただければ嬉しいです。

 また、シングルバトルというルールに対する私の熱意も紹介しています。

 

〇構築紹介

コラ画像込みでこの構築シートを作成するのに地味に10時間くらいかかりました()

テラスクエア#13予選ではカイリューの枠はPJCS予選(1回目)で使用したサケブシッポでしたが、全く選出することがなかったのでとりあえずカイリューに変えました。(なお0回選出)

・私としてはこの寿司滅び構築は完成形と捉え、私にとっての寿司滅び構築が完成したということは、これ以上のこの寿司滅び構築に対する成長曲線を描けないという判断を下しており、テラスクエア♯13はこの寿司滅び構築に対する引退試合でした。

 

〇個体解説、選出、立ち回りなど

先発:ヘイラッシャ+ハバタクカミ

後続:シャリタツ+サーフゴー

・バンギルガンでお馴染みのてるこさん戦だけサーフゴーを選出せずハッサムを選出し、ハバタクカミで鋼テラスを切りました。

・ヘイラッシャの特性は「どんかん」ですが、地面ではなく草テラバ。

・パオカイやイルカマンの「くろいきり」対策にハバタクカミを入れてます。

・合体するタイミングは、寿司を握り続けた感覚で決めましょう(雑)。

・合体寿司ヘイラッシャのテラスタイプは草テラバがメジャーであり、その草テラバヘイラッシャも4月のPJCS予選1回目の頃には対策されつくしている印象を抱いており、そこまで主流ではない地面テラスで4月のPJCS予選1回目を挑んだのは逆張りでした。テラスクエア#11の配信と、PJCS予選1回目の印象で私は「地面テラスヘイラッシャを使う」という先入観を抱いてくれることに期待して草テラバヘイラッシャを使いました

 特に、テラスクエアの公式がテラスクエア#13の開催直前に過去のテラスクエアのショート動画を掲載されていて、私がテラスクエア♯11の決勝トナメ配信卓でヘイラッシャに地面テラスを決めているシーンも切り抜きしてもらえていたので、これは情報操作できそうだなって勝負勘が働きました。

 

〇テラスクエア♯13戦績

〇戦績詳細:トータル5勝4敗

(予選5勝2敗オポ抜け:BO1スイスドロー)

予選1回戦VS Online(@online_poke)さん 負け

予選2回戦 VSルーナ(@ru_na807)さん 勝ち(じわれ+滅び)

予選3回戦 VSてるこ(@teruko_poke)さん 勝ち(滅び)

予選4回戦 VS masa(@masa_poke_)さん 勝ち(じわれ+滅び)

予選5回戦 VSピヨリリィ(@PiyoLily145)さん 勝ち(滅び)

予選6回戦 VS Ai(@simarin_poke)さん 負け(じわれ+滅び)

予選7回戦 VSみすぴ/Mr.P(@mrp_misupi_VGC)さん 勝ち(滅び)

(本戦ベスト8:BO3トーナメント)

準々決勝 VS haru(@haru46255288)さん 負け負け(じわれ)

 

〇予選5回戦VSピヨリリィ(@PiyoLily145)さん戦について

週末大会☆テラスクエアに参加します♪レギュレーションCルール!【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】【ダブルバトル】【ライブ配信https://www.youtube.com/live/-prXZIeM05E?feature=share @YouTubeより

・予選5回戦 VSピヨリリィさん視点(1:48:11~)

・私視点での見解

 まず、ピヨリリィさんとのポケモン対戦はこの対戦で3回目であり、1回目、2回目いずれもテラスクエア予選での対戦です。1回目は私が先に残数優位を取り私が勝ち、2回目はピヨリリィさんが先に残数有利を取りピヨリリィさんが勝っています。レギュレーションも異なるためレギュCでの対戦では初対戦にはなりますが、お互いに前かがみの対戦スタイルを取りがちである、という認識はピヨリリィさん側も明らかに想定した上での立ち回りをとってくることは私も想定しており、つまりこの対戦は実質的に私が一番望んでいるBO3対戦における3戦目とも呼べる一番勝ちたい対戦と意識していました。

 今回のピヨリリィさんとの試合内容について、私自身が私のプレイングに対する評価では、試合そのものでは勝てたものの、ヘイラッシャの使い方はあの試合では上手く扱えなかったという悔しさが残る対戦でした。

 対イルカマンカイリューへの並びに対する初手の立ち回りは、イルカマンに黒い霧がある場合は守るか黒い霧をいきなり打ってくると想定。イルカマンがハチマキ草テラバとかしてきたら流石に事故なので、そういう可能性は切りました。

 イルカマンに黒い霧が無い場合は、イルカマン引きウインディを出しがち。鈍感なので威嚇が効かないとはいえ、オボンが厄介。

 初手は合体せず様子見をすべきと判断し、ハバタクカミはマジシャを打ちつつ、ウインディ一点読みでイルカマン方面にウェブタをしたら何故かパオジアンが来て初手で落とせたため爆アド。初手でカイリューが飛行テラスを切ってくれたのも微アド。

 後続で出てきたウインディは草テラスできないため、パオジアンの黒い霧にも悩まされず自由に合体寿司を展開できました。飛行テラバのあのダメージ量から、カイリューの持ち物はハチマキ確定と勝手に判断していました。

(テラスクエア予選が全部終わってからピヨリリィさんの枠を見に行ったら、カイリューの持ち物はラムでした。パオジアンの特性を失念してました)

 逆にテラバーストでこだわっているということはカイリューからハチマキ神速は来ない。ここで悩むべき要素は、ウインディにウェブタを打つか、カイリューにウェブタを打つかという2択の場合分けによる後の展開予想です。

 単飛行化したカイリュー方面へのウェブタが安定と思われがちですが、カイリュー引きイルカマン出しでカイリュー方面のウェブタを受けつつ、ウインディが鬼火してくるときつい。カイリュー視点では、こだわりリセットしてくるのは十分に想定される安定寄りの選択肢でもあるため、カイリューにウェブタを打つべきかどうか見極めるのが難しい盤面でした。

 ウインディにウェブタを打った場合は、ウェブタの反動ダメでヘイラッシャが落ち、カイリューのテラバーストでシャリタツが確実に着地狩りされます。無傷のタスキハバタクカミと水テラス切れる残飯HB寄りサーフゴーに対して、カイリュー+イルカマンの相手に対する2VS2展開を想定し、滅びで詰めて勝てるかどうかを見極めるためにも、カイリューのハチマキテラバを水テラスサーフゴーが受けきれるかどうかのダメージ計算をすべきでしたが、時間的に間に合わず。

 合体寿司で地震を打ったターンは、カイリューの処理にもウインディの処理にもならない私にとって中途半端な中間択であり、致命的なやらかしでした。ちなみに、あの盤面で第3の選択肢である地震を選択したのは、こだわり解除のカイリュー引きイルカマン出しに賭けた択でしたが、草テラスのお寿司なので地震ウインディは落とせるはずがなく、私の悪手でした。サーフゴーでゴールドラッシュして有利盤面を作りに行かなければいけない展開を自ら作ってしまったのは、あまりよくない攻め方でした。

 試合中盤で私のやらかしプレミがあったものの、終盤は予定通りのゲームプランに持ち越せたため、助かりました。勝ち試合でも、自分自身のミスに気づき、反省して次に繋げることはとても大切です。

 ちなみに、ピヨリリィさんが降参する直前のターンにサーフゴーはゴールドラッシュを使用していますが、このターンは自己再生をすることが安定択と承知しながらゴールドラッシュを使用しました。このサーフゴーの対イルカマンに関するダメージ感覚には絶対的な自信があり、イルカマンは水テラスを切れないことも踏まえて、悪巧みとゴールドラッシュで押し切りました。一番安定択である自己再生をなぜしなかった理由ですが、この対戦の後にテラスクエア#13本戦に進出したときもサケブシッポ以外は同じ構築を使うことは最初から決めていました。テラスクエア♯13本戦まで見据えて、テラスクエア♯13の本戦でも勝ち上がりたかったので自己再生を隠していました

 

〇私にとってのテラスクエア

 予選のピヨリリィさん戦で「自己再生を隠していた」という発言の意図に反して、私はテラスクエア♯13本戦が終わった4月16日のタイミングで、PJCS2023予選(2回目)でも使うつもりであり、実際にそのまま使ったハバタクカミとサーフゴーの型を公開しています。その理由は3つあります。

 1つ目の理由は、私にとってこのテラスクエア♯13とは、決してPJCS2023予選のための調整の場ではなく、PJCS2023予選とは独立した人格の大会という認識で参加しており、テラスクエア♯13で予選を戦い、突破したという事実をツイートに遺したかったという理由です。よっちゃんさんとTwitterでやりとりしたことがあり、テラスクエアのためにポケモンやってるっていう感情を抱いている人が私以外にもいて嬉しかったです。

 2つ目の理由は、「ハバタクカミ+サーフゴーの滅びコンボ」に対する絶対的な自信を私は持っているからです。また、型バレしたらすぐに勝てなくなるような初見びっくりコンボはそもそも強くないという持論を持っており、私のコンボは私が予選を抜けられなくても、忘れた頃に形を変え、どこかで猛威を振るう可能性にも期待しているからです。構築を公開するということは、私よりポケモンIQがはるかに高い方に注目してもらえるきっかけにもなり、その結果、私が想定したよりも凄いコンボが生み出されるきっかけに寄与できていたとすれば、私としてはこの上ない嬉しさを感じるからです。

 3つ目の理由が最も最大の理由ですが、ピヨリリィさんによるYoutubeでの「テラスクエア対戦ライブ配信による記録」という存在を、私は「デジタルアーカイブ」と評価しているからです。デジタルアーカイブという概念を辞書通りに捉えると、「あらゆる知的資源を対象とし、知的資源をデジタル化し公開することによって、その映像遺産を保全すべき存在であること」と解することができ私とピヨリリィさんが対戦したテラスクエアでのYoutubeでの対戦ライブ配信記録」という映像原始資料もまた、「保全すべき知的資源」であるとして私は位置づけているからです。私にとって型バレをして私がPJCS2023予選でデメリットが発生することがあっても、それはそれでいいかなって思っていたからです。私の存在が警戒されマークされるということは、それだけ私の存在が認められているということにもつながり、私がポケモンSVで競技ポケモンを復帰した最大の目的が果たせたと言えるからです。私のプレイングや考え方などが他の人に影響を与えることは本望です。もし私が型バレ対策を重視していたらピヨリリィさんの配信申請を私は承認していないですし、私は実際にピヨリリィさんから配信申請を大歓迎しているということは、私の対戦を見てもらいたいという感情が勝っているからです。

 テラスクエア♯13では、ピヨリリィさんとの3回目のテラスクエアにおけるダブルバトルでの対戦であり、私はマッチングが決まった瞬間からピヨリリィさんに対して圧倒的な構築力と立ち回りで完全勝利を成し遂げることを強く意識をしていて、私がピヨリリィさんにとっての壁としての存在になることを強く意識した上で立ち回り、しっかり勝ちましたあのテラスクエアで予選抜けを賭けた重要なダブルバトルの試合は、私に魂の1戦だったのです。私はテラスクエアの予選抜けは既に1回経験しているので、私がテラスクエア♯13で予選抜けできたという事実よりも、私がピヨリリィさんとの魂の1戦でしっかり勝てたことの存在価値のほうが大きかったです。

 テラスクエア主催者のめむさんも、「このテラスクエアという場所が、参加者にとっての何かを得られる場所であり続けたいということを強く意識していて、そういう場所を提供する立場にありたいという意思から、テラスクエアの主催を続けているという趣旨の発言等をされていたので、今回の1戦もめむさんの本望にかなう1戦だったのかな、と私は解釈しています。

 めむさんは、レギュCのテラスクエアで、普段なかなか勝ち上がれなかった人が結果を出し始めていることは嬉しいって言ってましたけど、あれ絶対ピヨリリィさんのことも含みで言ってますよ!

ピヨリリィさん、テラスクエアの予選抜けてくださいよ

 

〇準々決勝VS haru(@haru46255288)さん戦について

完敗でしたこの対戦の後にharu(@haru46255288)さんとTwitterで相互フォローになりました。

〇じわれ

【悲報】あきゅう氏、じわれを打ち過ぎシベリア送り

解説)PJCS2023予選1回目でマッチングして合体寿司ミラーで私のヘイラッシャのじわれ被害者になったとてちさん、マジでごめんなさい(公式謝罪済)

あと、みすぴさんとかにも謝罪してます。この人、何人にじわれ謝罪してるんだろ

 ただ、PJCS予選1回目1700到達とテラスクエア♯13の予選抜けはヘイラッシャのじわれ込みで達成できたことは事実です。

 もちろん構築形成や立ち回りの段階で、じわれを挟まなくても勝てる立ち回りパターンも組み込んでいたんですが、寿司対策を準備している相手に対して対抗する、私の寿司滅び構築が選択する「対策の対策」の作戦として勝率を上げるには何が最善手であるかを考慮した際に私が使う寿司滅び構築の立ち回りにおいて、戦略的な目的でじわれを採用することによる勝率の期待値が、じわれを採用しないことによる勝率の期待値を上回っていると判断しました。例えば、鬼火で火傷状態になったヘイラッシャが機能停止しないように、計画的に複数回のじわれを試行できる立ち回りができるよう構築作成の段階でゲームプランの1つとしていました。

 上掲画像ツイートの通り、特性が「てんねん」でないヘイラッシャは相手の草テラバ天然ヘイラッシャにやられやすいのは事実であり、その対抗策としてあくび又はじわれ搭載になりがちなのも事実です。第1回予選では戦った37戦のうち序盤2試合ものまねハーブウインディに遭遇しましたが、割と事故でした。相手にまけんき発動させて攻撃上げる戦略はわかるけど、それが生かせる試合は少ないので割と無駄な持ち物になりそう。ウインディの特性いかくがヘイラッシャの「どんかん」で無効化されるということは、ヘイラッシャは「てんねん」ではないということがバレており、相手視点で2試合ともウインディが要塞化できると判断され、2試合とも草テラス+鬼火を打たれました。はい、ものまねハーブ発動した瞬間からウインディ方面へちゃんと「じわれ」連打してました。(1試合は1回目に命中して勝ち。もう1試合は2回とも外れて負け)

 一PJCS1回目予選でもテラスクエア♯13でも、じわれの命中による勝敗結果が左右する要素があったことも事実であり、それを上振れ」と解釈されても仕方ないのです。ただ、やはり、上振れ」という言葉でまとめられることに対しては、好きじゃないですね・・・。

 PJCS予選(2回目)では、せっかく頑張ってじわれで結果を出しても、「上振れ」とか言われたくないので、じわれなど一撃技に頼らない基本に忠実な構築でしっかり結果を出し、じわればっかり打ってる人ってイメージの払拭を目指すことにしました健全ですね。

 

〇PJCS2023予選(2回目)以降、寿司で戦ったピヨリリィさんについて

 率直な感想として、凄すぎます寿司構築を1か月握り続けた立場から感じる勝負勘として、私の寿司力では、PJCS予選(2回目)で私が狙えるレートの上限値は1650、予選(3回目)では1600アップダウンくらいしか足掻けないと気づいていました。寿司カミイーユイの感覚は練度がないと無理であり、かつて寿司カミイーユイでも試行錯誤したことがある私の感想としても、ピヨリリィさんの凄さがすぐに伝わりました。ピヨリリィさん、守るの方向読みとかめっちゃうまいんですよね

 ピヨリリィさんが2回目、3回目の予選で連続して、じわれを採用していない健全な構築で1700越えを出していたのは衝撃的であり、私には達することのできない領域に届いていたので、それだけでも尊敬に値するレベルです・・・。でも、ピヨリリィさんを尊敬するポイントってそれだけじゃないんですよね・・・。ピヨリリィさんの衝撃的なツイートを画像引用します。

【ピヨリリィさんの構築記事】

※レンタルあり【PJCS2023予選☆最終レート1729】寿司カミイーユイピヨ🍣🐟🐤 - ピヨリリィのぴよぶろぐ https://piyolily.hateblo.jp/entry/2023/05/13/000309

 

・ピヨリリィさんのPJCS予選(3回目)Day2時点の衝撃的ツイート

つ、強えええええええええええ🐤

あきゅう「さすがに、そこで止めますよね・・・。いくら戦闘民族のピヨリリィさんでも、神経すり減る連戦の疲労回復のために、Day3に備えてさすがに休養とりますよね・・・(フラグ)」

あきゅう「!!!!!?????」
あきゅう「ピヨリリィさんの体力どうなってんの?あ、ピヨリリィさんって戦闘民族だけだと思ってたけど、生粋のポケモン星人🐤🛸だったのか・・・。」

 これだけポケモンに対する熱意や体力がある人が、ポケモン強い人になれる要素なんだなって、この時気づかされました。

 たとえ最終レートが1500を下回っていても、3日間で45戦×2ロム=90戦を回せる人は、それだけで私にとっては誇れる領域の人達であり、その人が落胆しているツイートを拝見したので、FF外の人ではありましたが90戦回したことを誇りに思ってほしい旨のリプを送りました。

 今回のPJCS予選で最終レート1500を下回る結果になっていたとしても、努力できる体力と意思さえあれば、環境に対する傾向と対策を踏まえた、構築やプレイングを少し改善するだけで、1500、1600越えは一気にできるもの信じています。今回の予選で結果がふるわなくても、結果はその時点での結果であり、未来の結果は変えることができます。未来の結果を変えるには、現在結果がふるわなかった原因をしっかりと考察して次につなげていくことがとても大切です。

 

〇私がシングルバトルをなめていると思われたくない

 題名の通りですが、私は確かにダブルバトルをメインで取り組んでおり、SVではシングル:ダブル=1:9くらいの比重でダブルバトルに時間と労力を割いていました。

 SVでのシングルバトルでは私自身の限られた体力と時間の節約のため、レンタルパしか使っていないです。ただ、シーズン2からシーズン5においては、マスターボール級到達チャレンジのような要素での勝率のため、上位勢との対戦が増えればおそらくこのような勝率を維持するのは無理です。それでも、この4シーズンの間で77.5%という勝率を出している実績は、私が1割の体力と労力を使ってシングルバトルというルールに対して賭ける意地の数値でもあります。

 私はTwitterで一撃技のネタをよく使いますが、一撃技を使わなくても勝てる相手には、相手を詰め将棋のようなプレイングを重ねて徐々に相手を詰ませて着実に勝ち続けています私自身が有する、限られた体力と時間の配分上の制約上の都合から、実態としてはダブルバトルの片手間にシングルバトルをしている」ということは実態であり事実でもありますが、決して私はシングルバトルをなめているわけではないということをこのブログではっきりと意思表示をしておかないと、シングルバトルを中心に頑張られている人のうち、ダブルメインである私が「片手間のシングルで一撃技ばっかり使って勝っているツイートを連投していて、この人はシングルバトルをなめてる」と誤解され、私に対する批判的な感情を抱く人が発生することを私は危惧しているからです。

 私もそれなりにシングルバトルの構築や立ち回りなどに対する持論は持っていますが、それをこのブログで私の持論を展開するのは、このブログの本旨から大きく逸脱する内容になってしまうため、私がシングルバトルの環境考察を含めた「どのようにシングルバトルに取り組んできたのか」という内容への言及はしないです。ただ、ダブルバトルの構築記事ではあり、次回のPJCS予選(2回目)に関する構築記事では、シングルの要素を取り入れたダブルバトルとして、シングルバトルでの経験も踏まえた考察を展開しています。今作のポケモンSVのテラスタルって、シングルでもダブルでも、基本的には相手にテラスタル先に強要することで後出しじゃんけんをするほうが勝ちやすいこともあり、私は、シングルでもダブルでも、詰め将棋のようなプレイングが正確にできる人が上手な人だと思っており、相手を詰ませるプレイングを重視しています。  

 相手にテラスタル先に強要することと、相手が戦略として先にテラスタルを切ってしかけることは、全くの別物です。そのため、テラスタルの順番が遅いから必ずしも有利というわけではなく、ラスタルを切るタイミングは、試合全体の盤面や展開を想定しきった上で切ることが大切なのかなって思ってます。

 

 

 

第二局【INC45戦を意識した構築の探求】パルデアプロローグ最高1697、PJCS2023予選(1回目)最高1707

【目次】

〇この構築記事の作成目的

〇戦績(パルデアプロローグ)

〇構築(パルデアプロローグ)

〇選出(パルデアプロローグ)

〇反省点(パルデアプロローグ)

〇PJCS予選(1回目) 戦績

〇PJCS予選(1回目) 使用構築

〇PJCS予選(1回目) 選出

〇PJCS予選(1回目) 戦法

〇PJCS予選(1回目) 反省点

〇3日間で最大45戦を戦うINCルールへの考察

〇3日間で最大45戦を戦うことに対する戦略

〇戦略の収穫点

〇戦略の反省点~強い構築を作ることに対する意識

〇PJCS予選1回目で唯一大活躍した「サーフゴー」を軸にした構築への探求

〇図太いHBDサーフゴーの単体考察

〇「初日潜り得」論争に関する香ばしい連投ツイート

〇やらかしポイント:ハッサムの特性

 

〇この構築記事の作成目的

 SVでランクマッチなどであまり好成績を残せていなかった私にとって、パルデアプロローグ最高1697、PJCS2023予選(1回目)最高1707は悪くない成績ではありましたが、もっと上を目指すべき成績でもありました。潜る時間を深夜帯を中心とした大会のために生活リズムを意図的に崩す戦略は大成功。また、INC45戦に備えた試合時間の短縮化、戦法のパターン化など、省エネでレートを稼ぐ戦略にも成功一方で、環境対策や構築力への意識の欠如を痛感させられ、具体的な敗戦理由を分析するとともに、基本に忠実な構築への回帰を意識する、私にとって自分を見つめなおす経験を記録に遺したかったためです。この構築記事は、完成」した構築記事ではない、私にとっての「未完成」構築の反省記事です。

 

〇戦績(パルデアプロローグ)

(3/10 AM9:00~3/13 AM8:59)

21戦(17勝4敗) 最高レート1697時点

 

〇使用構築(パルデアプロローグ)

※持ち物、テラスタイプ(パルデアプロローグ)

コライドン(クリアチャーム)、炎テラス

イーユイ(オボン)、ゴーストテラス

パオジアン(タスキ)、ゴーストテラス

ハバタクカミ(メガネ)、フェアリーーテラス

イダイナキバ(おんみつマント)、地面テラス

ファイアロー(ゴツメ)、ゴーストテラス

 

〇選出(パルデアプロローグ)

・先発:イダイナキバ+ファイアロー(ほぼ全試合)

・後続:ハバタクカミ+HB図太いイーユイ(orコライドン)

〇戦法(パルデアプロローグ)

ファイアローで追い風、イダイナキバで地面テラス切り地震をひたすら連打

〇反省点(パルデアプロローグ)

夜中3時半や4時以降は眠気で集中力が落ちるため、一番レートが稼ぎやすいDay2夜中勝負とはいえ、寝るべきタイミングでは寝る。体力的に2ロム並走が厳しければ、早めにメインロム、サブロムの片方に見切りをつけ捨てる

・「パルデアプロローグ」は大会考察を全くしていない状態で挑んだのでエレキシードorこだわりスカーフ入りミライドンや、ワタッコ+コライドン入りの構築には惨敗

コライドンミライドンのS種族値135を130と勘違いして、同速なのに上取れると勘違いして採用したパオジアンが早い段階で置物化

同速勝負を回避したい」という、思いっきりしっかり考察してたみずこさんの構築記事を見ながら、雑すぎるパルデアプロローグの考察で申し訳なさすぎる感をいだいてました・・・

・みずこさんの構築記事より一部抜粋(1回目)

ミライドンとコライドンのS種族値は135(はい、復唱!)

・とりあえず採用していたコライドンも途中から置物化

レギュBで信頼してきた「ファイアロー+イダイナキバ」の並びは地面テラスが見え見えすぎるため、寿司構築への回帰を目指すきっかけにもなりました。

・無限に推せるみずこ(@Swampert__)さんの構築記事

【パルデアプロローグ最終14位】ミライドン軸トリックルーム【詳細版】 - mizuko's atelier https://mizuko.hateblo.jp/entry/miraidon

 

〇PJCS予選(1回目) 戦績

27戦(21勝6敗) 最高レート1707時点

 

〇PJCS予選(1回目) 使用構築

〇PJCS予選(1回目) 選出

【パターン1戦法】

先発:ヘイラッシャ+鋼枠(サーフゴーorハッサム)

後続:シャリタツ+(サーフゴーorサケブシッポ)

【パターン2戦法】

先発」サーフゴー+サケブシッポ

後続:ヘイラッシャ+シャリタツ

 

〇PJCS予選(1回目) 戦法

【パターン1戦法】

合体寿司の火力で押して、滅びで詰める。(雑)

【パターン2戦法】

いきなりサケブシッポの滅びなどで場を荒らしつつ、サーフゴーが悪巧みをする起点を作り、途中から合体寿司を展開し、寿司解体後の終盤にもサケブシッポやサーフゴーが生存していれば最後に再び詰めとしての滅びを展開する。

 

〇PJCS予選(1回目) 反省点

【環境考察全体について】

・突然始まった3月24日のハピナスレイド以降、2ロムをオフライン状態のままにして不足状態にあったテラピースをカンストさせることを優先しました。そのため、cobalt杯を含め、第1回予選前日の4月6日までレギュC環境のオンライン対戦に全く参加しないという決断をしました。その結果、環境考察を読み違え、ディンルーやサケブシッポが置物化してしまった。

ハピナスレイドでたまったテラピース。やり過ぎた()

※地味にイダイナキバ、パオジアン、マスカーニャがレギュC要員としての戦線から離脱し、兵站(テラピース)を確保する輜重兵になってます()

【パターン1戦法】

ドレディアコータスに何もできず、初日10試合4戦マッチング(1勝3敗)。

寿司対策の「くろいきり」、特に上位帯が使うパオジアンの「くろいきりに何もできなかった

【パターン2戦法】

・パオジアン+カイリューで、ハチマキカイリューのノーマルテラス神速でサケブシッポがすぐに倒された。これサケブシッポじゃなくてハバタクカミ採用でよかった()

 

〇3日間で最大45戦を戦うINCルールへの考察

・2~3月に突然発表された「PJCS2023予選×3回」及び「パルデアプロローグ」に共通するルール上の要素は、海外勢も参加できるINC形式であり、かつ、3日間で45戦という上限の中で、順位やレートを競い合うものでした。3月から始まったレギュC環境で10日から始まる「パルデアプロローグ」とは、環境がまだ進んでいない状態での大会であったため構築や準備が間に合わない人も多く、私もレギュC構築の使い回しで参戦していました。

・3日間で45戦を2ロムで回すと、最大90戦必要です。私は戦略的に初日に15戦消化するメリットはあまり感じておらず、初日は10戦以内にとどめたい。そうなれば、「残り2日間で最大80戦をこなせるような連戦に私の身体が持ちこたえられるかどうか、という壁をどう乗り越えるか」という課題との勝負を意識していました。

 大会で無理をすると月曜日以降の仕事に支障をきたしてしまうので、体力的な負担だけがかかる勝ち目のない無謀な勝負は仕掛けるべきではない。

 「パルデアプロローグ」、「テラスクエア♯11」の参戦で十分な戦果が得られないままいたずらに私の身体が消耗し、崩壊するようであれば、体調優先であり、そもそもPJCS予選に参加しない逆に、体調管理に失敗する未来が見えていても、予選抜けという勝ち筋が見いだせられれば、PJCS予選抜けを賭け最終日深夜帯で海外勢を狙って倒しまくるという、月曜日の生活を犠牲にする捨て身による綿密な戦略を練った上での決戦をしかけたい

 これは既定路線であり、パルデアプロローグとテラスクエア#11の手応えが無ければ、PJCS2018以来5年ぶりのPJCS予選への参加はしていなかったです。

 

〇3日間で最大45戦を戦うことに対する戦略

「ただ単にランクマで2日戦う80戦」「構築が固定された状態で順位やレート、残り試合数を気にして戦う80戦」とは別物であり、ボーダー読み対策などの経験する意味でも、「パルデアプロローグ」はPJCS予選のルールで戦う実質「PJCS予選0回戦」と捉えていた人も一定数いたと思います。

・前回のテラスクエア♯11の記事でも短期決戦による省エネ意識を説明していましたが、「パルデアプロローグ」や「PJCS2023予選(1回目)」の構築では、連戦続きを想定した体力温存のためにさらなる短期決戦への意識を強化し、「1試合あたりの対戦時間を短くし、試運転感覚のサブロムを早めに見限りをつけ、勝率を重視し少ない対戦回数でボーダーに載せるためにも、序盤は命中安定技で効果力が出せる地面テラス地震要員を入れイージーウィンで2日目終了時30戦までに1700まで持っていき、最終日勝負でそこからの高めボーダーを目指すという構想を意識し続けていました。

 

〇戦略の収穫点

意図的に生活リズムを崩し夜中勝負で挑んだパルデアプロローグ、PJCS予選(1回目)。潜る時間の戦略は大成功パルデアプロローグで夜中4時に睡魔からのプレミを連発した反省を生かし、PJCS予選では登録日に夜中3時過ぎまで起きていた疲労回復の意味もあり、Day1に14時間睡眠時間を確保し、Day2では予定通り1700海外勢からのレートドレインにも成功し、夜中3時での撤退に成功

PJCS予選(1回目)Day1でドレディア+4回コータスを引いたときは、この構築はおそらく海外大会などでの配信で一時的に流行ったものと予想。厳しい戦局で意地を張り無理に突撃をすることはただ犠牲を増やすだけであり、すぐに撤退すべき。Day2の夜勝負で潜れば、ドレディアコータスは数を減らしているだろう。対策を完全に切っており無理な構築には、そもそもマッチングしないこと自体が最大の構築対策であり、それに賭けるしかない。」と気持ちを立て直し再び睡眠時間を確保する戦略に回りました。事実それ以降一回もドレディアコータスにマッチングしなかったため、撤退作戦は大成功

パルデアプロローグ、PJCS予選(1回目)ともに、数値上での戦績やレートに比し、構築力が貧弱であり1700帯を維持できるレベルで戦える構築ではないことを察知できていた。そのため、Day3でも勝つつもりではいたものの、自分が未だ納得できていない構築の欠陥に対する明確な回答を求めたいという心理が勝っていました。そのため、あえて厳しいと思われる時間帯で、玉砕覚悟の正面突破の突入による対戦を実施。中途半端に良い成績を残してしまうと慢心から今後につながらなかくなるため、自分自身の戒めのために、本気で強い構築にぶつかり壁を感じ、反省会を開きたかった

 パルデアプロローグ、PJCS予選(1回目)ともに、Day3では夜中勝負を避けたため、月曜日のリアルの仕事に支障をきたさない立ち回りにも成功

 

〇戦略の反省点~強い構築を作ることに対する意識

 PJCS予選1回目の敗戦分析での敗戦理由は、環境考察を的確にできていたと言えるテラスクエア#11とは対照的とも言える、環境考察の不足からなる構築の弱さでした。地面テラス入り構築や合体寿司のプレイングの精度に依存したその場凌ぎの立ち回りによって少ない対戦回数で1700まではいけましたが、それだけでは1700帯では誤魔化しは効かず、1700帯では戦えない現実を突きつけられました。ランクマでパオジアンの技使用率2割台と表示されていたのはポケモンHOMEで把握していましたが、この数字を楽観視していました。黒い霧は全体で2割台しか採用していないのではなく、全体で2割台も採用していたのです。また、ポケモンHOMEの数字は全体値であり1700前後の上位帯での使用率はの体感は2割以上。また黒い霧を採用しないパオカイミラー意識の「せいなるつるぎ」を採用したパオカイを使う上位帯も多く、上位帯から対寿司へのダメージレースは慣れられていました。完全に直前期のC環境を把握できていなかったのが響いていますね・・・。

 PJCS予選1回目パオジアンの使用率2位&「せいなるつるぎ」採用率77%・・・ポケモンの母数って、使用率順位だけじゃわからないんですよね・・・ハピナスレイド前のあれほど多かったチオンジェンはともかく、ディンルーもこんなに数を減らしていたとは・・・()

 さらに、1回目予選で予選抜けした人が公開した構築にも黒い霧が採用されているパオジアンが多く、上位帯はいずれ黒い霧を技スぺの関係で外した寿司対策を行う展開を見通していましたが、「2回目の予選では1回目の予選で抜けた人の構築のマネをする人が続出するため、1500帯や1600帯での試合で採用率が増えると予想される黒い霧パオジアンを警戒し続けなければならず、同じ構築を使っていても、2回目の予選では1700に戻ることは非常に厳しいと悟り、寿司構築からの離脱を決意しました。

 構築を改良すれば、今よりよい結果が出せるに違いないその自信に基づく構築考察は、以降のテラスクエア♯13、PJCS予選(2回目)へ継承されていきます・・・。ちなみに、適切な環境把握に基づく自信のある強い構築を創るという発想を私はPJCS2023予選1回目が終わるころに意識し始めましたが、この発想も無限に推せるみずこさんの構築記事の影響を強く受けています。

・みずこさんの構築記事より一部抜粋(2回目)。自信のある強い構築(はい、復唱!)

・みずこさんの構築記事より一部抜粋(3回目)。強い構築を自らの手で作れる、本当に強いプレイヤーになりたい(はい、復唱!)

・みずこさんの構築記事より一部抜粋(4回目)。「強い構築を創れたかもしれない」という感覚(はい、復唱!)

 

 みずこさんの構築記事を引用しすぎ罪+みずこさんを某アマガミに登場する某裏表のない素敵な人のネタでいじり過ぎ罪でタイーホされそう

 PJCS予選1回目の実際のボーダーは1780だったので、私の最高レート1707より80近く足りなかったことになります。とても魂の1戦と呼べる土俵にすら立っていないというのが現実なのです。1700から「上振れ」で1750とか考えていた私の認識の甘さにを痛感し、1780に載せるには1800を目指すという意識が必要でした。1800を目指すということは、その場凌ぎのプレイングで到達できてしまった今回の最高1700より何段も高いレベルにいかなければならないそのためには、基礎や基本を忠実にした意識改革により着実に1段ずつステップアップを重ねることが必要であり、私に足りない要素であった「適切な環境把握に基づく自信のある強い構築を創る」ことをみずこさんの構築記事によって、このとき初めて気づかされました

 PJCS予選1回目では1700には達成しボーダー争いのスタートラインに立てたと誤認していましたが、1750こそがボーダー争いのスタートラインだったんだなって・・・1700の壁、1750の壁、魂の1戦の壁。3つの壁の存在を意識した構築をしっかり練り直し、PJCS予選2回目に挑戦したい

 

強くなれる 君のそばで 力になれる

走り出そう 風に乗って もっと強く!!

 

 ただ、上を見すぎると足をすくわれるのも事実です。対戦オフ会での実績に過信し、JCS2017、PJCS2018で連続して惨敗してしまった同じ過ちは絶対に繰り返さない競技ポケモンから5年間引退していた私は、奇を衒う初見びっくり要素に依存し過ぎない、基本に忠実な構築を創らないと、1回目予選のレート1707に帰ってくることすらも不可能であることを既に悟っていました。

※PJCS2018で競技ポケモンを「引退ぽけ」した際のツイート。

ボーダー1720くらい 自己MAX165x  最終156x

 

 2回目以降の予選はみんな力をつけてくるから、2回目でレートを現状維持できたということは、それだけでも相対的に自分の実力が上がっているのです。1回目より高いレートを目指すことは、他の人の成長スピードよりも速く、私自身の成長曲線を描かなければならないどうするか・・・

 サーフゴー! きみにきめた!!!

〇PJCS予選1回目で唯一大活躍した「サーフゴー」を軸にした構築への探求

ハピナスレイドの関係でオフラインにし続けた結果参加できなかった4月2日のテラスクエア#12では、決勝の配信卓でSTICK(@STICK21115)さんがオーロンゲの壁でサポートをし、残飯悪巧みサーフゴーを使い優勝していました。レギュC環境ではサーフゴーの使用率は15位前後でしたが、ロバレルを置物にして悪巧みを積める点を強く評価し、PJCS予選でサーフゴーを本格的に使うことを決定。

 私が行っていた火力で残数優位を取り詰める展開に、味方の「ほろびのうた」+サーフゴーの特性「おうごんのからだ」のコンボの採用は戦略の幅を広げるという可能性に気づき始めた頃でした。

 PJCS予選1回目では、壁張り要素と滅びが両立できるサケブシッポが適任と判断していましたが、壁を張りつつ滅び展開ができるほど悠長な環境ではなく、欲張りすぎると構築力が弱くなることを痛感壁張り要素にこだわることをやめ、サケブシッポを解雇し、火力面での攻め展開も期待できるハバタクカミにするべきと判断しました。これは正しい判断ではあったものの、1回目の予選によって初めて気づいた判断であり、むしろ出遅れた判断でした。

 

〇図太いHBDサーフゴーの単体考察

・アローラダブル環境の末期に増えていたHB強めのカプ・テテフメガサーナイトを思い出し、控えめではなく図太いでHB強めに振った悪巧み自己再生サーフゴーの採用を決めました。レベル50でHPが180~200、防御特防がそれぞれ130~140くらいの実値が保証されていればテラスタルによる弱点打消し込みで大抵のポケモンの攻撃からの耐久は保証されており、残飯や自己再生を含めれば、素早さに努力値を振ってサケブシッポに近い、あるいはそれ以上の耐久数値を確保できると信じていたため、結果的に3回の予選全てにおいて、このサーフゴーを構築の軸の一翼と考えるほど信頼を寄せていました

シングル勢視点からすれば、図太いサーフゴーはシーズン1で1位を取ったバンビーさんが使用していたこともあり、ゴツゴツメットを持たせ電磁波、たたりめ、自己再生を採用した型はテンプレだと思います。レギュCシングルでは飛行テラスでステロ吹き飛ばし+地面技ディンルーに居座ることができるのでシングル界では使用率2位と依然環境トップの一角を担うポケモンではありますが、ダブルでは自己再生の採用率は1割を切るか切らないかくらいであり、また図太い個体は全体の1%台であるため非常に珍しいサーフゴーです。ダブルバトルでは相手2体からの攻撃を受けることが前提であるためHB極振りではなく、ある程度Dに振った個体にしています。

 

〇「初日潜り得」論争に関する香ばしい連投ツイート

【論争への結論】夏休みの宿題を夏休み最終日にとりかかるレベルで計画性のないガチアスペの私にとっては、構築登録も登録期限ぎりぎりの夜中3時とかに決めがち。必然的に初日は睡眠不足になって寝ているので、初日論争云々の前に睡眠時間確保できてないという前提の考察ができていなかった()

 

〇やらかしポイント:ハッサムの特性

PJCS予選(1回目)に登録したサブロムのハッサムの特性が「むしのしらせ」でした!!

これはおそらく、サブロムを早々に諦めて、メインロムに集中できる高等戦術に違いないですね!!!

第一局【レギュC初期考察の成果】2023/3/19 テラスクエア♯11 Top4 寿司カミイーユイ

【目次】

〇自己紹介

〇この構築記事の作成目的

〇テラスクエア#11戦績

〇戦績詳細

〇構築紹介

〇個体解説、選出、立ち回りなど

〇準々決勝を振り返って

〇準決勝の敗戦を振り返って

〇レギュCで追い求め続けた「今の私にできる」構築考察について

〇レギュC「四災」環境考察

〇レギュCにおけるフェイント考察について

ダブルバトルの選出理論について

〇チオンジェンを3月3日に見限った理由

〇テラスクエア#11の構築に至るまでの経緯

〇テラスクエア#11後の環境操作

〇テラスクエア♯11でPJCS予選を意識するようになった

 

 

〇自己紹介

 初めまして。あきゅう(@hikaribw2)と申します。

 ウルトラサンムーンのPJCS2018以降ポケモン対戦から離れており、5年ぶりのポケモン対戦復帰です。ひかり(@hikaripkmn)は6世代(ORAS)や7世代(サンムーン)でポケモン対戦オフなどに参加するために作成したサブアカウントであり、その際にポケモン対戦オフ会で邂逅した方々とは、お久しぶりになります。

 当時より穏やかな人格を持てるようになれた半面、5年という時の経過に伴う基礎体力の低下、またリアルの諸事情で精神面にも難を抱える事情もありました。復帰前の私はできていたものの今の私には体力的にできない戦いや取り組み方は切り捨て、復帰したSVではエリアゼロベースからのリスタートとして今の私にできることを私の軸にしました。

 私は本当はBO3が大好きです。ただ、日本はBO1環境が前提というのも現実なんです。構築はBO1でも、立ち回りはBO3を意識したい。テラスクエア本戦は、私にとってBO3が経験できる数少ない機会であり、本記事は私が戦った4試合は全試合配信卓でもあったため、後述で選出や立ち回り感想戦ツイートを載せています。

 

〇この構築記事の作成目的

 当初は1本の構築記事で完結する予定でしたが、それぞれの大会や構築に対する思い入れや伝えたいことなどが増えすぎたため、5大会4本の構築記事という形式にしています。第一局及び第二局での構築記事は、私にとっての改善点などを踏まえて次につなげるための「未完成」構築記事と捉えている一方で、第三局及び最終局の構築記事は、私にとって「完成」した構築記事と捉えています。

 本稿『第一局【レギュC初期考察の成果】2023/3/19 テラスクエア♯11 Top4 寿司カミイーユイ』の内容は、レギュC初期環境を読み切り、それに見合った対策を行った結果得られた私にとっての成功経験です。レギュC環境は6月末で完全に終了するため、なぜこの時期に構築記事の公開に至ったのかというと、本来ならGW直後に構築記事をまとめて掲載する予定でしたが、体調不良等の影響もあったからです。しかし、この構築記事を通してレギュレーションの初期環境をどのように読み切り、どのように対策をすれば、結果が得られるのか、という内容だけでなく、ダブルバトルで私が強い技として評価している「フェイント」に関する持論などを展開しており、これからダブルバトルを本格的に取り組みたいが、環境初期でどのような対策をすれば結果が得られるのか」と考えている層に対して、私の今回の構築記事が役に立てることがあれば、私としてはとてもうれしいです。ダブルバトルの経験が浅い人が結果を出しやすいのは、環境が劇的に変化した時期こそが「狙い目だと私は解釈しています。

 

〇テラスクエア#11戦績

〇戦績詳細:トータル8勝2敗

(予選6勝0敗1位抜け:BO1スイスドロー) 

予選1回戦VSみのりん(@min_pokew)さん 勝ち

予選2回戦VSアンリレ(@usa_anrire)さん 勝ち

予選3回戦VSばるなん(@pkmn_balnan)さん 勝ち

予選4回戦VSくたくた(@kuta0097)さん 勝ち

予選5回戦VSディスコ(@disco_ppt)さん 勝ち

予選6回戦VSNoFace(@kayaup_LaPaPa02)さん 勝ち

(本戦ベスト4:BO3トーナメント)

準々決勝:VS narume(@Trevenant_N)さん 勝ち勝ち

準決勝:VS やきいも(@yakiimo_poke)さん  負け負け

 

準々決勝、準決勝ともに配信卓でした!楽しかった!!!

テラスクエア#11 ライブ大会放送(Youtube)

https://t.co/M9xtvT2LUZ

このリンクからテラスクエアの決勝トナメ配信卓へ行けます!

〇構築紹介

〇個体解説、選出、立ち回りなど

備考:レギュC環初期境当時の選出や立ち回りなどを解説したものであり、レギュC環境が進んだ現時点では通用しない情報が多いです。

ただ、選出率やテラス切り率の情報を構築記事に数字で載せると、そこから読み解ける情報もかなりあるので、今のテラスタル環境で構築記事を書かれる方にはかなりおすすめな要素です!

【基本選出】

先発:ヘイラッシャハバタクカミ

後続:シャリタツイーユイ

・初手「ハバタクカミ」引きで「シャリタツ」を出しがち。

・「ヘイラッシャ」は、ウェブタ、じしん、いわなだれを打ち分ける。

・BO3の場合、初戦で「ヘイラッシャ」のテラスタイプを隠しつつ1勝を狙いたい。

・「ヘイラッシャ」で削った相手を「カミイーユイ」で制圧していくというシンプルすぎる構築。

・「ヘイラッシャ」は地面テラス天然クリアチャームなので、威嚇に強く、電磁波にも強く、凍える風などにも強い。

・「シャリタツ」の虫テラバは合体しない寿司のほうが輝けた気もする。

・「イーユイ」を図太いHBオボン、鬼火+噴煙を搭載。割と地雷型(採用率2%未満)。噴煙は、全体技で3割やけど狙えます!つよい!

(テラスクエア♯11の準決勝2戦目でイーユイが噴煙したら炙りサーモンが完成したのでネタ的にはおいしいと思った)

【対パオジアンカイリュー

先発:ファイアローハバタクカミ

後続:シャリタツヘイラッシャ

  (orイーユイコノヨザル)

はやてのつばさ+追い風を阻止するために「ファイアロー」に対して「カイリュー」が神速を打ってくることを想定して「パオジアン」に先手でフェイントを打つ。

・「ファイアロー」にくる神速をゴツメでマルスケ「カイリュー」に定数ダメを付加。

・「パオジアン」のアイススピナーを恐らく耐える調整をしている眼鏡「ハバタクカミ」のマジカルシャインで135族の同速対決に勝っても負けても有利展開が作れる。

・「イーユイ」+「コノヨザル」の並びでは、「コノヨザル」に炎テラスを切ってビルドアップ積みながら「イーユイ」で噴煙連打したら、憤怒ダメが稼げる、焼けない「コノヨザル」が爆誕

【鬼火追い風選出】

先発:ファイアローイーユイ

後続:ハバタクカミ+1匹(コノヨザルorヘイラッシャorシャリタツ

・相手の「テツノカイナ」「ディンルー」「ギャラドス」あたりを2匹がかりで鬼火をひたすら撒く。環境初期は物理ばかりでこれしてるだけで楽に勝てたこともあった。

・相手の「テツノカイナ」から「イーユイ」方面への猫騙しや、格闘技読みで「ハバタクカミ」を出し、「ファイアロー」は鬼火を相手の「テツノカイナ」に入れたりなど、意外とネチネチした戦法で相手にテラスを先に切らせて「カミイーユイ」でダメージを少しずつ与えて詰めてくのが楽しかった。

【立ち回り考察】

・BO1はひたすら合体寿司選んでいる試合が多かったです。BO3は、1戦では合体する寿司かどうかをバラしたくなく、2戦目では合体する寿司を見せて「ヘイラッシャ」のテラスは隠せるなら隠したいなーって感想。合体するタイミングは、寿司を半月近く握り続けた直感を信じていました。初手合体が多め。

【構築の反省点】

・図太いHB「イーユイ」が固すぎるせいで、「イーユイ」が早く倒れてほしい時に限ってミリ耐えする。

・「イーユイ」が生存したせいで、相手の眼鏡「ハバタクカミ」の火力上がってそのまま負ける展開があり、また、普通に「寿司カミイーユイ」にのミラー対面に弱すぎる。

・バークアウトよりあくのはどうが命中安定であり、追い風と併せた怯みも狙えたので、あくのはどうにすればよかった。

・「パオジアンハチマキカイリュー」の並びに対して、「カイリュー」のノーマルテラスハチマキ神速を図太いHB「イーユイ」は確定耐えするけど、打点の確保ができるわけではなく、その後の試合展開を含めると普通にきつい。

ヘイラッシャ」はねむるじゃなくてじわれを採用すればよかった。

あと、配信卓での4戦について、私視点での感想戦ツイートを掲載します。

〇準々決勝を振り返って

・narumeさんがディンルーにじわれを採用していて、私の中に眠っていた「じわれスイッチ」が起動しました!ヘイラッシャにじわれを入れればよかった~

〇準決勝の敗戦を振り返って

・準決勝の選出は、「虫テラバシャリタツで目立ちたい」という欲が勝った結果、最善とは程遠い選出をしてしまったことは事実ですが、その要素を除いても選出段階での私のミスや全体的な盤面把握で常にやきいもさんに押し切られる一方的な試合展開であり、「ハバタクカミの同速対決」という要素以上の力量の差を感じた2試合でした。

 

〇レギュCで追い求め続けた「今の私にできる」構築考察について

 環境が固まっていない新環境での環境の推移の動向レギュCや、今後参加することになるINC形式の公式大会でも海外勢と対戦を重ねる上でも必要不可欠な要素である、十分な海外大会の考察の重要性も判っていました。しかし、復帰前のサンムーン時代のころにしていた、国際孵化も兼ねていた英語ロムによる周回や対戦などをする機会も私自身の時間と体力などの制約上でSVでは全くできず、その結果海外大会の配信で話されるポケモン英語などの理解が全く追いつかなかったです。長時間の間、英語で対戦配信が行われるBO3形式での海外大会は、ポケモン英語を含めた翻訳作業でも時間と労力のコストが大きと判断し、配信を見ないことを決めて考察を切りました

 逆に、国内大会のBO1前提の環境と構築の考察に絞り、また体力低下に伴う連戦でのスタミナ切れによる自滅を極力防ぐために、1試合の試合時間を短くできる、火力指数の確保を重視した高火力による短期決戦を目指せる構築を追い求め続けました。

 BO1特化傾向の構築と言えば、初見びっくりコンボでいきなり試合を終わらせるような構築がイメージされがちです。ただ、そういうワンパターンコンボに依存する構築はコンボの存在を知られたらすぐに勝てなくなるため上位層には通用せず、あまり強くないとも認識しており、初見びっくり要素を採用しても、単なるワンパターン戦法に頼らない、複数パターンでの立ち回りができる構築の作成を追い求め続けました。

 複数パターンでの立ち回りとは、マッチング直後の相手の構築の並びから相手の戦略を想定して、選出時点で予定通り短期決戦プランで挑める相手か、勝ち急いではいけない相手を見極め、立ち回りでは自分から先にテラスタルを切って火力を上げて仕掛ける戦い方を選ぶべきか、相手に先にテラスタルを切らせ、それに対応する詰め将棋のような戦い方を選ぶべきかを見極めるという、相手によって戦い方を変える複数パターンの立ち回りです

 

〇レギュC「四災」環境考察

 レギュBで解禁された「ハバタクカミ」を始めとした「パラドックスポケモン」の登場は、素早さ136族「テツノツツミ」や135族の「ハバタクカミ」の登場に加え、ブーストエナジーで素早さが上がる「パラドックスポケモン」が何匹も登場し、レギュB時点で既に速攻型のポケモンの素早さラインは間違いなく上がっていました。逆にコータス入りトリパも激増。3月4月のレギュCはトリパは激減しており、対策切ってました。

 「パラドックスポケモン」同士の環境争いに巻き込まれる形で、「マスカーニャ」「ニンフィア」「サザンドラ」「ウルガモス」「タイカイデン」など、既存のポケモンの使用率は大きく激減する結果になりました。

 3月1日から始まったレギュC。レギュBとの違いは、「イーユイ」「チオンジェン」「ディンルー」「パオジアン」の4匹、いわゆる「四災」が使えるようになった点です。ただ、レギュAからレギュBに移行したときに使えるようになった「パラドックスポケモン」の登場による環境変化の大きさと比べれば、レギュBからレギュCへの移行による環境変化の大きさは、私視点では限定的なものと冷静に捉えていました。私はレギュBでは「パラドックスポケモン」をほぼ必ず構築に入れないと厳しいと感じていたのに対し、レギュCのダブルバトルでは、「パラドックスポケモン」の枠を入れることは必要条件であっても、「四災」の枠を入れることは必要条件と捉えていませんでした。

 レギュC環境での「四災」の存在は、準伝という種族値+特性による火力指数、あるいは耐久指数の高さに目がいきがちです。しかし、ダブルバトルでの「四災」の存在とは、「パオジアン+カイリュー(パオカイ)」、「ハバタクカミ+イーユイ(カミイーユイ)」、「チオンジェン入り」、「ディンルー入り」など、サポート役を含めた味方のポケモンを補強する組み合わせの強さにより強さが発揮できる存在と読み解けます

 そのため、一般的な「カミイーユイ」は「相手の攻撃を受ける前に先に攻撃を打つ」という立ち回りが求められ、先発で選出して最初に場を荒らす展開と、控えで選出して既にダメージを食らっている相手に対し、最後に詰めて倒す展開が作りやすい、「イーユイ」にこだわりスカーフを持たせたり、「ハバタクカミ」にこごえるかぜを搭載したりするような型が最も理にかなう一般的な「カミイーユイ」であるとも言えます。

 「四災」の特性の強さについて言及しましたが、「四災」の採用が必要条件ではないという理由は、「四災」の単体性能としては意外と使える技範囲が狭く、「パラドックスポケモン」単体の技範囲と比べても、型や立ち回りが読まれやすいという難点を感じていたからです。

 レギュBは「パラドックスポケモン」の多様な型が存在し、立ち回りが読まれにくい難しいルールだったと言え、逆にレギュCの「四災」入り構築は、相手からメタの中心対象になりやすく、型や立ち回りも読まれやすいというデメリットを、どう突破すべきかを考察することが難しいルールだったと感じていました。言い換えれば、四災」を軸とした構築で戦うには、多くの練度で築き上げた立ち回りが求められる一方で、「四災」以外を軸とした構築にはそれほどの練度は必ずしも必要ではなく体力的に多くの試合がこなせない私にとって、レギュCでは、なるべく練度を必要としない「四災」以外のポケモンを軸とした構築の考察を中心に進めていました。

 レギュBは多様化した「パラドックスポケモン」の戦法に悩まされることが多く私も悲惨な戦績に終わったものの、レギュCの初期では「パラドックス+四災」の登場により、ベタな構築へのピンポイントメタ要素を取り入れた構築を考案すれば、環境初期は良好な成績を残すことができ、自己肯定感を高められるのかもしれない・・・という期待を持っていました。ただ、仮にピンポイントメタによる奇襲が成功したとしても、環境は常に移り変わるため次も同じような結果を残せるとは限らず、同じ奇襲を継続していてはジリ貧による敗戦の展開が想定される。結果を残したらすぐに構築公開を行い、新しい構築に乗り換えることも決めていました。

 

〇レギュCにおけるフェイント考察について

 レギュCで登場した「四災」の影響で、レギュABで多かった「イエッサン(メス)+グレンアルマ」の並びが激減したことは大きな要素です。

 「イーユイ」や「パオジアン」をはじめ、守るを搭載し、かつ、きあいのタスキの所持率が見込まれる非ゴーストタイプのポケモンに対する優先度+2の先制技「フェイントこのレギュCルールでは期待できる技と評価していました。ただ単に「イーユイ」や「パオジアン」を倒しやすいという利点だけではなく、相手の「イーユイ」を退場させることは下がっていた味方の特防を戻す、つまり相対的に味方の特防を高めることにつながり、また相手の「パオジアン」を退場させることは、下がっていた味方の防御を戻す、つまり相対的に味方の防御を高めることを意味していたため、レギュC環境のフェイントは攻撃技であると同時に守りの技とも言える、との評価です。

 私はレギュCで戦った4構築全てにフェイントを搭載したポケモンを常に1~2匹入れていました。それだけフェイントは強い技でした。「パオカイ」を採用すると、相手にゴーストテラスを切られるリスクが高まる一方で、「カミイーユイ」にはゴーストテラスはほぼ切られない。そういう意味でも、「パオカイ」は一度も使わず、使うなら「カミイーユイ」と決めていました。

 ダブルバトルは守るがあるから難しい。あるいは、守るの読みあいがあるから楽しい。私自身も、ダブルの守るは、ポケモンコロシアムのシャドー幹部ダキムの地震守る戦法で難しいと感じ、モルフさんのレベル1ドーブルの守るを絡めた読み合いを見て楽しそうと感じた世代です。

 しかし競技ポケモンとして勝率を追い求めると、相手を確実に詰ませて勝てる相手に対し無理に読み合いをすることは勝率を下げることにもつながります。フェイントは守るをしている相手にも通ることから、守る解除ができるため守る読みの技と認識されがちですが、「フェイント」は相手に守るをされてもされなくても、自分の択を相手に押し通したいために使用する技であり、詰め将棋のような試合が好きな私にとってはどうしても入れたい技でもあります。副産物として優先度+2の恩恵は同じ優先度+2の素早さ勝負で「カイリュー」のしんそく、「モロバレル」のいかりのこなより素早さ勝負で先に繰り出せ、「パオジアン」の優先度+1のしんそくをかわすこともでき、ツメダメも受けない非接触物理技です。

 

ダブルバトルの選出理論について

ダブルバトルは、「6匹から4匹も選んで動かさないといけないから難しい。」これはシングル勢の立場からよく聞かれるダブルバトルへの主なイメージだと認識しています。しかしダブルバトルは6匹から2匹を選ばない組み合わせで選出するルールとも解釈できます。実はシングルの6匹から3匹を選ぶ組み合わせは20通りであるのに対し、ダブルの6匹から4匹を選ぶ組み合わせは15通りなのです。

(ただし、3匹から1匹を先発をする選び方、4匹から2匹を先発とする選び方を含めると、60通りのシングルに対してダブルは90通りになります。)

 ダブルの選出を時間内にどう決めるべきかという話ですが、相手の構築を見て、絶対に選出してはいけない自分の構築の1匹が何かを真っ先に見極めて除外し、5匹から4匹を選ぶ作業をしましょう。どうしても試合展開を想定しても最後の4匹目が決めきれない場合は、ある程度割り切って選出を決め、残りの選出時間中に試合展開を想定する時間を作りましょう。この並びにはこの並びを出すみたいなことを事前に決めておけば、対戦時の選出段階で省エネができます。

 

〇チオンジェンを3月3日で見限った理由

・題名の通り、仲間大会で3日間使ってチオンジェンを見限りました。

・チオンジェンを使った試合は1試合10分以上になることもあり、持病や体調面などで長時間のポケモン対戦ができない私にとって、チオンジェンは他の人が使ったら強いけど私が使ったらあまり強く無いポケモンになることは想定され、チオンジェンのために練度を高めることはおそらく後悔するだろう、と予想していた。加えて・・・

やどりぎのタネの命中率が90しかない

・カタストロフィの命中率が90しかない

・「かふんだんご」によるカバーは強いが、相手のモロバレルの「かふんだんご」に弱く、一時的にチオンジェンが人気になることはあってもその使用率はモロバレルに回帰すると予想。

・「チオンジェン」は受けまわすことがメインになりがちなポケモンですが、何より弱点が多すぎるポケモンであり、テラスタルを切って安定して戦えるポケモンかと言われれば微妙。また、地割れを採用した「ディンルー」の対策にみがわりを採用しても技スぺが圧迫するため安定せず、メンタルの疲労が蓄積すると予想。使うなら「チオンジェン」にひかえめCぶっぱメガネが強いかなって思いましたが、弱点が多すぎて廃案。

 そのため、「チオンジェン減ってくれ~」と祈願しながら、3月19日のテラスクエア♯11本戦終了直後に虫テラスシャリタツ構築構築を公開(情報戦)

 恐らく私が虫テラスシャリタツを公開した影響はそこまでなくて、純粋にモロバレルのほうが強い、チオンジェンの受けは地割れなど打たれて安定しない、等々他の要因が主因と思われます。長期戦に持ち込まれるレギュC環境での連戦は、局地的な1戦の勝利を飾ることができても、全体的な戦況に見ればリアルの私のスタミナ切れによる自滅が非常に懸念されたため、チオンジェン減ってくれるかどうかは、私に有利な環境が出来上がってくれないかな~的な意味での情報戦でした。

 ポケモン対戦環境は、私のような無名プレイヤーのツイートより、有名強者の発言などにより一瞬で塗り替えられるのが現実であるため、ポケモン対戦してない日でも、SNSやPokemonHOMEなどで環境を監視することはとても大切です。

 

〇テラスクエア#11の構築に至るまでの経緯

・「四災+パラドックス」が入っていることが多いレギュC環境は、火力指数を確保し高火力技で押し切る構築と、耐久指数を確保し回復技を絡めて受け回す構築の2パターンに分かれると予想されますが、前述のとおり、私は高火力で押し切る短期決戦を選んでいます。

・合体寿司採用の理由は、当初は「イダイナキバ(タスキ以外の持ち物)+ファイアロー(ゴツメ)」に「カミイーユイ」を添えた構築を使っていましたが、「イダイナキバ」の地面テラスがバレバレで展開が読まれやすかったため、意外に型が多様化されており読まれにくい「シャリタツ+ヘイラッシャ」で地面テラス地震を使う方向性にシフト。

・「ウインディ」を呼びやすく、「イダイナキバ」だと役割が被るため、「コノヨザル」を代役採用。

・レギュABで「カイリュー」をあまり使いこなせておらず、レギュBでは「ハバタクカミ」を使うことが多かったので、眼鏡ハバタクカミの火力を補強できる「イーユイ」を添えたい。

 ここまで説明して、私はなぜ、「イーユイ」を最も理にかなう一般的な型ではなく、HB図太い@オボンを採用したのか、という疑問点の解明ができていないと思われます。もちろん、「イーユイ」の耐久性能を高めることは「ハバタクカミ」の火力アップの試行回数を稼げることにもつながります。一方で、相手の特殊技を「ハバタクカミ」が受けるダメージも増えるデメリットもあり、上からガンガン攻めたほうが理にかなっているはずです。HB図太い@オボンを採用した最大の理由はハチマキノーマルテラバ「カイリュー」確定耐え調整ではなく、カミイーユイ」に対して後出ししてくる「ディンルー」などの鈍足物理アタッカーに対して鬼火を入れることが最大の目的でした。

・「チオンジェン」の宿木やカタストロフィの命中は90であり、その命中90を弱いと判断して見限り、なぜ命中85の鬼火「イーユイ」が強いと判断して採用したのか。その理由は、当てる前提で使う読まれやすい命中90は弱く、当てなくても強さが保証され、かつ読まれない命中85は強いと判断しているからです。相手視点で鬼火対策の手段を用意していても、使用率が1割を下回っていた鬼火をケアすることは難しく対策が疎かになりがちです。また、鬼火要員を2匹用意したり、交代読み鬼火や耐久振りによる鬼火の試行回数稼ぎなどの要素を絡めることで、1回勝負ではなく2回鬼火打つ立ち回りを意識し、鬼火を2回とも外す確率は約2%であることから命中98%の鬼火が完成する。またラム持ちに対しても約72%の確率で火傷状態にできる、という強いメリットを考慮しました。その結果、相手の強い物理アタッカーの火力を削ることで味方のコノヨザルで積みやすい場を整備したり、合体寿司を展開しやすい場を整備したりなどのサポート役としての性能を発揮できます。宿木やカタストロフィは当たることを前提に打つ技になりがちなので、外れた10%は無駄な10%であり、その後の立ち回りは苦しいものになりがちです。一方で、鬼火が外れた15%は、「イーユイ」から不意の鬼火を打たれることを毛嫌いする相手にとっては、予期しなかった立ち回りを強要されることから、それを読み切った別の優位展開を作り上げることもできます。この「外れた確率は無駄な確率ではない」という理論じわれなどの一撃技でも同様の理論が展開できますが、あまり言及すると私がヤバい人だとバレてしまうので閉口します。す、既にバレてる・・・?き、気のせいに違いない・・・()

・仲間大会では、その日の体調次第で参加したりしなかったり、参加した日も試合数は1日3~5試合くらいというペースではありましたが、3月上旬のレギュC環境初期の仲間大会では、勝率の平均は7割を超えるくらいは確保できていたことが多かったと思います。ゲリラ的に参加して3-0や4-0、4-1などで1550±7などでドロップすることが多かったです。

私の初見びっくり要素を1日10試合以上も使っていたら、対戦相手にも慣れられテラスクエアなどの勝率が下がることは当然に想定される要素であり、対戦するなら負けるより勝ちたいって気持ちも強かったので、使用率の情報隠しを含めて、特に虫テラバシャリタツテラスクエアが始まるまで全く使わず隠し通しました(情報戦)

 

〇テラスクエア♯11後の環境操作

・私が構築公開をした直後の3/21,22のcobalt杯でチオンジェンの使用率が2位に浮上。それに伴い、3/23でシャリタツ虫テラバ率が急上昇。環境操作できたかも・・・!?

誤「2/22、23のcobalt杯」

正「3/22、23のcobalt杯」

 リアル特性天然発動中()

 

〇テラスクエア#11PJCS予選を意識するようになった

・今回の構築はレギュCの環境考察に力を入れて作成した環境ピンポイント対策構築であり、それまでcobalt杯で出していた勝率7割を証明する大舞台で結果を残すことを目的として狙って出した実績であったため、初めてテラスクエアの予選抜けを経験することができて大きな自信が持てましたとはいえ、この構築は当時のチオンジェンディンルーなど環境トップへのガンメタピンポイント構築であり、1週間足らずで環境は移り変わるためこの大会以降で同様の結果を残せないことも見越していました。特に、図太いHBイーユイへの見限りは早かったです

・私自身は直近のポケモン対戦への実戦経験の場数があまり踏めていないため、SVでのダブルランクマも3桁以上の順位やレート1700以上を経験したことはないです。ポケモン対戦に対するポテンシャルを含めた素の実力はあまりなく、メンタルもよわよわなのも事実です。

 しかし、勝負すべき局面を見極め、限られた時間と体力の選択と集中という資源の投入を行い、結果を出しに行くという方針は既に決めており、あまりよわよわプレイヤーだと思われたくない。私の存在がポケモン強者から警戒やマークなどはされるほど、私の存在が認められたいという感情を常に抱いています。

 少なくとも、たまたま環境とマッチングして「上振れ」で結果を出したぽっと出の謎構築を使ったプレイヤーみたいな認識みたいには思われたくなかったので、この大会だけでなく次の大会でも結果を出し、「上振れ」を言わせたくたいという感情を強く抱くようになりました。

 テラスクエア#11が始まる前までは、「23日で45戦もこなすPJCSオンライン予選はできれば戦いたくない」という気持ちがずっと先行していましたが、今回のテラスクエア#11で結果を出せたことに加え、他の参加者がPJCS予選を本気で目指している姿勢を見て、次に私の目指すべき大会はPJCSオンライン予選1回目」とすることを決めました。

 「私のような持病や体調面などで長期間継続的に対戦が続けられず、56年間もポケモン対戦から離れていた無名のポケモントレーナーでも、PJCS予選抜けという肩書きがあれば私のことを認めてくれる人がいたら嬉しい。予選抜けという勝機を見いだせれば、身体を犠牲にしてでも捨て身で予選抜けを狙いに行き、いい意味でダブルバトルの猛者から警戒されるようなポケモントレーナーになりたいな・・・」

 ただひたすら、もっともっと承認されたいという私の感情が、レギュC環境で戦うエネルギー源でした。

 強くなくてもダイジョウブ。信じる勇気あれば、どんな山も、どんな谷も飛び越えてゆけるだろうから・・・

 

ポケモンの4匹目の選出や、対戦中の択ゲーに追い込まれて迷ったときには、ピンクに輝く自慢のポケッチコイントスをして決めましょう。対戦や選出の時間でそんな時間はない?それはそう)